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ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

1巡 OLB シェーン・レイ

ドラフト2015 ブロンコス

今年もぼちぼちドラフト指名選手の紹介をしてみたいと思います。

 

 

ということで、まずは2015年の1巡指名。

ブロンコスは28位から、ライオンズの23位にトレードアップしました。

ちなみにライオンズは28位でOG  Laken Tomlinson を指名しています。

 

そしてブロンコスが指名したのは!

 

 

1巡 23位(全体23位)

OLB シェーン・レイ

 

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  • 名前: Shane Ray
  • 身長: 6-3 (1.9m)
  • 体重: 245 (111kg)
  • 大学: Missouri
  • 年齢: 21歳 (1993年5月18日)
  • 学年: ジュニア
  • 腕の長さ: 33 1/8インチ (84cm)
  • 手の大きさ: 9インチ (22.8cm)
  • 40ヤード: 4.64~4.65秒* (4.55~4.63秒*)
  • 10ヤード: 1.65秒*
  • 20ヤード: 2.74秒*
  • 20ヤードSS: 4.58秒*
  • 3-Cone Drill: 7.60秒*
  • 垂直跳び: 33 1/2 インチ* (85cm)
  • 立ち幅跳び: 10フィート* (3.04m)
  • ベンチプレス: 21回

*Pro Day Workout

 

大学の成績

  • 2012年 出場12試合 16タックル
  • 2013年 出場14試合 39タックル 4.5サック
  • 2014年 先発14試合 65タックル 14.5サック

 

評価

  • NFL.com: 6.6 (プロボウル級になれる可能性あり)
  • CBS Sports: DE 3番目(1巡指名予想)
  • SI.com: 8.6 (1巡指名)

 

概要

高校では陸上とフットボールで活躍した。3つ星のリクルートとして、父親と同じミズーリ大学への進学を選んだ。

2011年はレッドシャツ。2012年は12試合に出場(先発なし)して、2.5ロスタックルを記録した。

2013年は14試合に出場(先発なし)。マイケル・サム(2014年7巡)、コニー・イーリー(2014年2巡)の控えとして、39タックル、9ロスタックル、4.5サックを記録した。

2014年は、 65タックル、22.5ロスタックル、14.5サックを記録。14.5サックは全米3位、SECカンファレンスのトップで、マイケル・サムとアルドン・スミスが持っていた同大学のサック記録(11.5個)を更新した。22.5ロスタックルも全米3位。

2014年12月のSECチャンピオンシップ・ゲームでは、アラバマのQB Blake Simsに対するターゲティング(ヘルメットの頭頂部で、無防備な相手の首やヘルメットに当たる行為)により、退場処分を受けた。(動画

2015年1月のシトラス・ボウルでは第1Qに足を負傷。一度はサイドラインに下がり、コーチからは残りを休むようにも助言されたが、足を引きずりながらも出場し続けて、チームも試合に勝利した。

コンバインのワークアウトは怪我のため欠席した。プロデイでは体重249ポンドでワークアウトした。

2014年のSEC最優秀守備選手。コンセンサス・オールアメリカン選出。First-team All-SEC選出。最優秀DE賞(Hendricks Award)のファイナリスト。

父親のWendell Rayもミズーリ大学のDEで、1981年にドラフト5巡でバイキングスに指名されている。

ドラフト直前の4月27日早朝、ハイウェイを走行中にスピード違反で止められた。警官が(燃えていない)大麻の匂いに気が付いて捜索すると、車内から少量の大麻が発見された。本人は吸引した状態ではなく、捜査にも協力的だったとされている。事件後、声明文を出して謝罪した。

 

 

長所

爆発的なアスリート。このサイズでは一流のパワーがあり、巻き上げられたバネのように飛び出す。猛烈なラッシュで相手を仕留める。素早く激しい手がある。4-3守備のREだが、サブパッケージでは3テクニック(パスラッシュDT)の位置からもラッシュしていた。

並外れたアスリート。自己申告で40ヤード4.44秒を記録。垂直跳び40インチ以上、立ち幅跳び10フィート、ベンチプレスで400ポンド以上を上げる。爆発的な第一歩で相手を抜き去り、柔軟性とバランスで外から仕留め、インサイドにも切れ込む。ボールの位置を素早く察知し、流れるように方向転換する。反応がクイック。優れたモーターでプレイを決める。ラン守備でも奮闘する。

 

短所

アウトサイド・ラッシャーとしては理想的な長さがない。でかい相手に飲み込まれてしまうことがある。ハンド・ファイトに拘りすぎることがある。ビックプレイを狙いすぎて、ランの穴を開けてしまうことがある。

つま先の怪我は手術が必要という意見もある。ドラフト前の逮捕も不安材料。活躍は身体能力に頼っている。パスラッシュの動きは発展途上。ラン守備に関しては取り組み中。ブロッカーから離れるのに苦戦する。退場処分を受けるなど、攻撃的すぎることがある。

 

総評

多くの弱点はないが、全長の不足は気になるかもしれない。いつでもそれが最後のスナップであるかのように、QBとボールを追いかける。プロボウル級のパスラッシャーになれるだけの特性とスキルを備えている。どんな守備でもやれる身体能力と強さがある。トップ10級のタレントだが、最近の悪い話で評価を落としている。

ブルース・アービン(SEA)ほどほっそりしてないが、同じ爆発的な直線スピード、外をまわる柔軟性、ボールキャリアーを引き倒す強さがある。そのパスラッシュ能力により、4-3と3-4守備どちらのチームからも非常に注目される。身体能力の高さから、ドラフトでは、近年のミズーリ大学出身パスラッシャーよりも高い評価を得るかもしれない。

 

似たタイプの選手

  • DE Chris Clemons(JAX)
  • OLB Bruce Irvin(SEA)

 

 

感想

今年のドラフトでは、トップ10で消えるとも言われていたパスラッシャーでしたが、怪我と逮捕の件で23位まで落ちてきたところを、トレードアップして指名しました。少し噂はありましたけど、なかなかのサプライズになりましたね。

この指名に関しては、プロデイの数字が期待はずれだった、大学で1年しか活躍していない、パスラッシュしかできない、といった不安はあるようですが、怪我と素行の問題がクリアされれば、ドラフトのスティールになるという評価も多いようです。ブロンコスはドラフトボードの10番目に評価していました。

怪我に関しては、「酷いターフトウ(つま先)。ドラフト前に医師に見せたら、手術は必要ないと言われた。1月に怪我してから腫れが引くのに2ヶ月かかった。それはコンバイン(2月17日)の8日前だった。プロデイ(3月19日)でも思ったような数字が出せなかった。これまでスケジュール的にきちんとしたリハビリができていなかったので、しばらくは安静にしてリハビリに専念するように言われている」と発言しています。手術の必要がないというのは朗報ですね。

逮捕に関しても、母親は「これまで問題を起こしたことはなく、初めてのことだった」と話していて、本人も「これは一度だけの過ちで、二度と繰り返さない」と約束しています。ドラフト直前というタイミングは最悪でしたけど、ブロンコスは前から調査をしていて、大丈夫と判断したようです。

インタビュー動画では、1歳の時に父親が出て行き、ずっと母親が父の代わりだったこと。親の離婚、母の失職、カンザスでもっとも危険とされる「マーダー・ファクトリー」と呼ばれる地域で暮らし、12歳の時に頭を撃たれた遺体を路上で目にしたこと。フットボールが人生を救ってくれたこと。父親に会おうとして拒否され、そんな父に認めてもらいたくて、同じミズーリ大学を選んだこと。プロデイに父親を招待して再会が叶ったこと、などが語られていました。

まだ未熟なところもあるようですが、とても楽しみなアスリートで、HCクービアックは、1年目からニッケル守備のパスラッシュで貢献できると語っていますね。将来的には、デマーカス・ウェア(今年33歳)の後継者として期待したいです。

 

 

ドラフト評価

 

動画

 

引用元

NFL.com / CBSSports.com / MUTIGERS.COM