最後のドラフト指名は9人目、オリジナルの7巡指名です。
✍️✍️✍️@matthenningsen & @Faion_Hicks have also signed their contracts.
— Denver Broncos (@Broncos) 2022年5月12日
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結果
ラストの7巡でウィスコンシン大学のCBフェイオン・ヒックスを指名。
4巡でCBダマリ・マシスを指名しているので、2人目のコーナーバックになりますね。
ウィスコンシン大学としても6巡のDTマット・ヘニングセンからの連続指名。ブロンコスだとQBラッセル・ウィルソンとRBメルビン・ゴードンの母校でもあります。
現在のロスターだと、コーナーバックは上から5人くらいがほぼ決まっているので、練習生としてチームに残るのが現実的かなと思いますが、大学でスペシャルチームを経験していて、プロでもやる気をアピールしていたので、ここで活躍できればチャンスがあるかもしれません。
7巡 11位(全体232位)
CB フェイオン・ヒックス
Faion Hicks / 身長5-10 体重192 / Wisconsin / Rシニア
長所:速くてクイックな守備バック。優れた爆発力を見せている。とても優秀なコーチ(ウィスコンシン大学のDC Jim Leonhard)から指導を受けている。
短所:やせた体格と平均並みの強さ。限られたボール・プロダクション(INTなど)しか記録していない。(CBS Sports)
*ちなみにJim Leonhardは現役時代の2012年にブロンコスに在籍していました
高校では3つ星の評価だった
2017年はレッドシャツに登録
2018年はコーナーバックで10試合、ニッケルバックで1試合に先発。35タックル、1INT、3パス防御を記録
2019年はコーナーバックで10試合に先発
2020年は全7試合に出場し、5試合に先発。13タックル、4パス防御を記録
2021年はコーナーバックで11試合に先発してチームトップの10パス防御を記録
4年間で44試合に出場し、39試合に先発している
外側でプレイしていたが内側の経験もある
プロでは内側(スロット)をやることになる
プロデイで優秀な数字を記録して評価を上げた
40ヤードは4.37秒(コンバインだとCBで5番目の記録になる)
スピードがありスムーズに動ける
短い距離の爆発力がある
大学でスペシャルチームを経験していて貢献できる
サイズが小さく、腕が短い(30 5/8インチ)
大学4年間で1個のインターセプトのみ
今年25歳になる
大学成績
年 | 出場 | タックル | TFL | サック | INT | PD | FF | FR |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | 12 | 35 | 1 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 |
2019 | 14 | 32 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
2020 | 7 | 13 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 |
2021 | 11 | 28 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 |
計 | 44 | 108 | 2 | 0 | 1 | 19 | 0 | 0 |
TFL=ロスタックル、PD=パス防御、FF=ファンブル誘発、FR=同リカバー
RAS(相対的運動能力成績)= 7.86(最高が10)
Faion Hicks was drafted with pick 232 of round 7 in the 2022 draft class. He scored a 7.86 RAS out of a possible 10.00. This ranked 430 out of 2001 CB from 1987 to 2022. https://t.co/uwGYsqGeMi #RAS #Broncos pic.twitter.com/joyX8UZ7od
— Kent Lee Platte (@MathBomb) 2022年4月30日
指名評価
B Ian Cummings(PFN)
ブロンコスはドラフト3日目にセカンダリーを集中強化した。この指名の前に4巡でCBダマリ・マシス、5巡でS デラリン・ターナー・イェルを指名している。7巡では過小評価されているウィスコンシン大学のS フェイオン・ヒックスを獲得して層を厚くした。ヒックスはものすごく印象的なアスリートで、フィールドではスムーズかつ流動的に動いており、テストの数字が本物であることを証明している。また、彼はキャッチポイントでの魅力的なスキルもいくらか備えている。
小さなコーナーバックだが、プロデイでは40ヤード4.37秒など、いくらか印象的な数字を記録している。確かな伸びしろがあるので、7巡で賭けるだけの価値はある。
C Brent Soleski(Bleacher Report)
7巡指名は(とても気にいっているものの)ドラフト外では契約できないかもしれない選手を獲るために使われることが多い。ブロンコスの場合、それはウィスコンシン大学のCBヒックスだった。彼はスピードがあり、密着カバーするコーナーバックだが、相手のジャムに対抗し、自分よりでかいレシーバーと争うだけのサイズは欠いている。
D+ Chris Trapasso(CBS Sports)
カバーが未熟な守備バックだが、身体テストではエリート級の結果を出しており、試合フィルムでも方向転換の動きからそれを見ることができる。
平均以下 PFF
パスカバーが洗練されていない選手で、ブロンコスではスペシャルチームやローテーションのコーナーバックとして出番を得るかもしれない。
1番(最初の2年間は20番)