5巡c C ルーク・ワッテンバーグ
まず、ラムズからもらっていた今年の3巡(96位)をコルツにトレード。コルツから今年の5巡(179位)と来年の3巡を獲得しました。
そして、その5巡(179位)と今年の7巡をパッカーズにトレード。5巡の179位から171位に8つアップして指名しています。
3巡のトレード
- ブロンコス獲得:5巡(179位)、来年の3巡指名権
- コルツ獲得:3巡(96位)
5巡のトレード
#ShrineBowl ➡️ #NFL
— East-West Shrine Bowl (@ShrineBowl) 2022年4月30日
Congrats to Luke Wattenberg (@LukeWattenberg) from @UW_Football on being selected by the @Broncos in the fifth round of the #NFLDraft.#ShrineBowlPRO | #BroncosCountry pic.twitter.com/zeV1ou7VUp
結果
5巡の3人目で、ワシントン大学のC ルーク・ワッテンバーグを指名。
ワシントン大学で5シーズン先発しているアスレチックなセンターですね。
ブロンコスのセンターは今年3年目のロイド・クッシェンベリーが先発してきましたが苦戦が目立っており、このポジションも補強が必要でした。
今年から(新HC ナサニエル・ハケットが就任して)ゾーンブロックをやることになるので、動ける選手を下位で獲得。HCハケットは「センターとガードを両方できるのは助けになる。彼の走る能力を気に入っている。トレードアップする必要があったが、彼を獲得できて興奮している」と語っています。
トレードアップして指名したのはやや驚きでしたが、他チーム(49ers?)に獲られるのを警戒したのかなと思います。
5巡 28位(全体171位)
C ルーク・ワッテンバーグ
Luke Wattenberg / 身長6-4 体重299 / Washington / Rシニア
ワシントン大学に6年在籍していて経験豊富だが、NFLのキャリアは同じようにはいかないかもしれない。アンカーを固定する能力、自分よりも大きな相手と戦う能力を欠いている。スペースではアスレチックで、長い腕があり、ほとんどのランブロックを決めているが、プロでやるには機能的な強さの不足は厳しすぎるかもしれない。(NFL.com)
高校では4つ星の評価
2016年はレッドシャツに登録
2017年は11試合に出場し、レフトタックルで5試合に先発
2018年はレフトガードで全14試合に先発
2019年はレフトガードで全13試合に先発
2020年からセンターに移動して全4試合に先発
2021年も大学に残り、センターで全12試合に先発。1サックしか許していない
48試合連続先発は学校記録
レフトタックルで5試合、レフトガードで27試合、センターで16試合の先発経験がある
ブロンコスではセンターをやる
優れたアスリートでとても動ける
強い手がある
頭が良い
体重が軽い
強さが足りない。アンカーを固定できない
スタンツやブリッツの理解を向上する必要がある
大学に6年在籍していて今年25歳になる
母親は韓国人、父親はノルウェー系の白人
アジア系アメリカ人の攻撃ラインマンがドラフトで指名されたのは史上4人目で、過去にはEugene Chung(1巡)、Ed Wang(5巡)、Eugene Amano(7巡)がいる
指名予想:ドラフト外
似ている選手:ニック・マーティン
RAS(相対的運動能力成績)= 9.57(最高が10)
Luke Wattenberg was drafted with pick 171 of round 5 in the 2022 draft class. He scored a 9.57 RAS out of a possible 10.00. This ranked 24 out of 534 OC from 1987 to 2022. https://t.co/vqzNnFEla3 #RAS #Broncos pic.twitter.com/5cP5u3Z2gx
— Kent Lee Platte (@MathBomb) 2022年4月30日
指名評価
B- Ian Cummings(PFN)
他のポジションでもっとバリューのある選手が残っていたかもしれない。しかし、ブロンコスは171位を使って攻撃ラインの内側を強化した。
ワッテンバーグは堅実な選手で良い指名だった。良いアスリートでスナップからの起動も速く、さらにレバレッジに優れており試合のIQも高い。いくらかの多様性はあるが、プロではセンターがもっとも合っている。ワッテンバーグ、3年目のC ロイド・クッシェンベリー、2年目のC/OG クイン・マイナーズがどういう形に落ち着くか興味がある。
C+ Chris Trapasso(CBS Sports)
アスレチックなセンターだが、バランスの問題があり、パワーで押し込まれてしまうことが多すぎる。とはいえ、ブロンコスが攻撃ラインの内側を強化したのは賢い選択だった。
この選手もモックドラフトに入れていなかったが、少なくともニーズは埋めている。ブロンコスはQBラッセル・ウィルソンを守る必要があり、センターのポジションに競争を求めていた。
C Brent Soleski(Bleacher Report)
ブロンコスのセンターは、ロイド・クッシェンベリーとクイン・マイナーズがいるものの、マイナーズはガードで先発することになるかもしれない。ワッテンバーグは経験豊かなセンターとしてチームの層を厚くする。
平均以下 PFF
NFLでやっていくだけの強さは足りてないが、長い腕(34 1/8インチ)と爆発力がある。即戦力の選手ではないが、ブロンコスでセンターとガードの層を厚くするかもしれない。
76番 センター/ガード