ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

6巡 OG サム・ジョーンズ

6巡指名の1人目。

 

トレードダウンでラムズから受け取った指名権になります。

  • 獲得:6巡(183)、6巡(217)
  • 放出:5巡(160)

 

 

 

6巡 9位(183) 

OG サム・ジョーンズ

Sam Jones 身長6-5 体重305 Rジュニア Arizona State

  

地元コロラド州の出身。

高校ではESPNから4つ星の有望選手、全米で23位の攻撃タックルと評価されていた。 

2014年はレッドシャツに登録された。

2015年はレフトガードで3試合に先発した。レフトタックルとライトタックでも1試合ずつ先発している。

2016年はレフトガードで最初の7試合に先発したが、右足の怪我で残りの5試合を欠場した。

2017年はレフトガードで全13試合に先発した。チームのキャプテンに選ばれている。PAC-12の先発ガードとしては唯一、1回のサックもQBヒットも許していない。All PAC-12の選外賞に入った。

 

過去2年間はレフトガードで19試合に先発している(プロではセンターという評価もありますが、ブロンコス公式サイトのロスターではガードになっています) 

大学のヘッドコーチが解雇されたこともあり、アーリーエントリーでプロ入りすることを決断した。

腕の長さは31インチ。

40ヤードは5.32秒。Sシャトル4.86秒、3コーン7.92秒、垂直跳び27インチ、立ち幅跳び101インチ、ベンチプレス28回(OL6位)だった。

 

 

指名予想

7巡~PFA(契約金ありのドラフト外

 

概要

細いアスレチックなガード。リーチブロックやセカンドレベルでバックサイド・カットオフを決めるクイックネスはあるが、正面の相手を終始一貫して操縦することはできない。パワーがないので、その短所をカバーするにはゾーン・ブロックのシステムでプレイする必要がある。体重を増やせない問題があり、プロではセンターをやることになるかもしれない。 

 

長所

スタンスから素早く起動して発進しブロックする。優れたアスリート。その運動能力によって身体を向き直して、動いている相手に対応できる。セカンドレベルに上がるブロックでスームズ。セカンドレベルで相手を正面に捕らえ、その足で相手を確保する。良い手でパスプロする。 相手の正面に位置して、相対し続ける。

 

短所

薄い体格に痩せた胸をしている。このポジションに必要な体重と身体を維持するのに苦労している。ラン・ブロックで手の位置が悪く、パワーが分散してしまう。コアの強さは平均をはるかに下回っている。強さがないので、最初のポジションのアドバンテージを失う。パワーに対して1対1で対処できない。アタックのポイントで振り回される。相手の向きを変えさせて、自分の手中に入れることができない。ツイストやブリッツに対する意識を向上させる必要がある。

 

 

指名評価

 

B+ Walter Football

2017年はひとつのサックも許していない。テクニックはあるが、パワーがない。プロではストレングス&コンディショニングのプログラムでもっと強くなり、先発になれるかもしれない。

 

B- CBS Sports

素晴らしい運動能力があり、常にバトルしている。もっとパワーが必要だ。

 

C Travis Wakeman(Broncos Wire

大学では攻撃ラインのあちこちをプレイしており、両方のタックルで先発を経験している。しかし、プロでタックルをやるスキルはないので、ガードかセンターで仕事を見つける必要がある。

とはいえ、彼は人々が思うよりも優れたアスリートだ。高校では4つ星の評価を得て、アリゾナ州立大学に進んだ。彼はもう1年大学に残るべきだったが、大学のヘッドコーチが変更されたため、プロ入りを決断した。

プロではウエイトルームでトレーニングし、もっと強くなる必要がある。彼の最大の問題はパワーのなさだ。試合で簡単に動かされてしまう。

彼がチームに残れるかは分からない。パワーを強化し、チームのシステムを学ぶ必要があるので、今年はプラクティス・スクワット(練習生)に登録され、2019年にロスター争いをすることになるのではと思う。

 

Fair Mike Tanier(Bleacher Report

長所:運動能力、万能さ

短所:パワー

大学ではガードとタックルをプレイしたが、プロではセンターに入るか、万能な控えになるかもしれない。ブロンコスは6巡で初めて攻撃ラインを指名したが、遅すぎた感もある。