ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

ドラフト候補 OL 1

2019年のドラフト候補について調査した5回目。

ダニエル・ジェレマイア氏の「トップ50」から、ドラフト指名候補の評価を確認しています。

 

今回は攻撃ライン(C / OG / OT)の前半です(後編はこちら

 

Daniel Jeremiah's top 50 prospects for 2019 NFL Draft 1.0 - NFL.com

 

 

 

12位 OT アンドレ・ディラード

Andre Dillard / 身長6-5 体重315 腕長33 4/8 / ワシントン州立 / RSシニア

アスレチックな体型をしており、とても軽快に動ける。パスプロではスタンスから飛び出し、素晴らしい膝の曲げ、我慢、バランスでプレイする。タイトに手を突き出し、楽に相手の向きを変える。相手に懐に入られても、素早く手を動かしてレバレッジを取り戻す。ラン攻撃ではどちらかと言えば技巧派で、パワーで相手を動かすよりも、ブロックで壁を作る。2列目まで動ける運動能力があり、アウトサイド・プルでも効果的。純粋なパスプロ・レフトタックル。もっと強くなり、フィジカルになる必要はあるが、現在のパス中心のリーグにおいて、そのパスプロ能力は需要が大きい。

 

All Pac-12に選出。レフトタックルで通算39試合の先発経験があります。2018年は1サックしかやられていないそうです。

 

 

13位 OT ジャワーン・テイラー

Jawaan Taylor / 身長6-5 体重312 腕長35 1/8 / フロリダ大学 / ジュニア

大学ではライトタックルに入っていた。このポジションとしては平均的な身長と幅の広い体格をしている。パスプロでは素早い足でスピード・ラッシャーをカバーし、その運動能力で方向転換してカウンタームーブに対応する。相手をパンチするのではなく、救い上げる悪い癖があり、そのせいで懐に入られてしまう。しかし懐に入られても、パワーラッシャーに対して頑強に対抗できる。ラン攻撃では、その凄まじい上半身の強さで相手をねじり動かす。とてもナスティ(卑劣)な選手。いくつかのチームは彼をガードとして使い、そのパワーを活かしたいと考えるだろうが、私は先発ライトタックルでやれると見ている。

 

フレッシュマンだった2016年から先発しており、ライトタックルで33試合、レフトタックルで2試合、3年間で計35試合に先発しています。

 

 

16位 OG ジョナ・ウィリアムズ

Jonah Williams / 身長6-4 4/8 体重302 腕長33 5/8 / アラバマ大学 / ジュニア

大学ではレフトタックルに入っていたが、プロではガードをやると予想している。パスプロでは素晴らしい足がある。とてもクイックで、カウンタームーブに対してスムーズに方向転換する。膝を曲げ、タイトに手を保つ。試合を見ると、腕の短さがプレイに影響しているので、ガードをやる方が良い。ラン攻撃では支配的。コンタクトにおいて足を動かし、アタックのポイントで動きを生み出す。2列目まで上がる際にも効果的。正しいアングルを取り、しっかりとした足でプレイする。彼の意識とタフさを気にっている。全体として、彼は素晴らしいドラフト候補であり、早いうちにガードとしてプロボウルに選ばれるチャンスがある。

 

2018年のAll-Americanに選ばれています。フレッシュマンの2016年はライトタックルで15試合に先発。2017年からはレフトタックルで計29試合に先発し、3年間で全44試合に先発してます。

 

 

18位 OT コーディー・フォード

Cody Ford / 身長6-3 6/8 体重329 腕長34 / オクラホマ大学 / RSジュニア

大学ではライトタックルに入っており、プロでも同じポジションをやると見ている。タックルとしてはやや身長が低いが、腕は長くてアスレチック。パスプロではその素早さで相手の正面に位置するが、手の使い方には向上が必要。手の位置が低く、そのせいで胸に相手の手が届いてしまう。素晴らしい方向転換のクイックネスがあり、優れた判断でプレイする。ラン攻撃ではどちらかというとフロントサイドで膠着するブロッカーだが、2列目に上がる運動能力もあり、ランのバックサイドで効果的にカットオフすることもできる。もっと試合ごとの活躍に一貫性は欲しいが、ライトタックルとしてプロで活躍できる資質を備えている。

 

2016年はレフトガードで3試合に先発した後、腓骨を怪我してシーズンエンド。2017年もレフトガードで4試合に先発。2018年はライトタックルで全14試合に先発しています。

 

 

 

ブロンコスは先発RTのジャレッド・ベルディアがUFAになりますね。

先発Cのマット・パラディスもUFAですし、先発RGのロン・リアリーにも放出の噂があります。新OLコーチのマイク・マンチャックが加入して、攻撃ラインも上位指名があるかもしれませんね。

 

 

ドラフト候補紹介

ドラフト候補 トップ50の一覧