ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

4巡a CB ダマリ・マシス

4巡指名権は全体115位と116位を持っていましたが、こちらは元から持っていた115位で指名した選手になります。

 

 

 

結果

ひとつ目の4巡でピッツバーグ大学のCBダマリ・マシスを指名。

 

NFLコンバインで40ヤード4.39秒を記録するなど、かなりアスレチックな選手ですね。試合ではとてもアグレッシブで、チームは彼の「運動能力とタフさ」をとても評価していると語っています。

ブロンコスのコーナーバックは、2年目のCBパトリック・サーティン2世はいますが、反対側のCBロナルド・ダービーは負傷欠場が多く、ベテランのCBブライス・キャラハンもFAだった(チャージャーズに移籍)ので、ドラフトでの補強は予想されていました。おそらく1年目からCBオージェイムーディアあたりと出場機会を争うことになると思います。

ブロンコスでは背番号27番(殿堂入りFSスティーヴ・アトウォーターの番号)を付けるようです。

 

 

4巡 10位(全体115位)
CB ダマリ・マシス

Damarri Mathis / 身長5-11 体重196 / Pittsburgh / RSシニア

優れた予期能力とボールスキルでプレイしているが、トップエンドのスピードと純粋なプレスマンをやるのに必要なカバーの資質は欠いている。大学ではカバー3(奥のゾーンをDB3人で守る)でプレイしていくらか活躍したが、プロでそれをやる特性と冷静さは欠いている。プロでは短中距離でゾーンカバーするコーナーバック、あるいはダイムのセーフティーをできるかもしれない。スロットからラン守備をサポートできる能力があり、それはプロでやる助けになるだろう。(NFL.com)

 

高校では3つ星の評価

2017年は主にスペシャルチームで出場。2018年は2試合に先発

2019年は10試合に先発し、チーム2位の2INTと11パス防御を記録

2020年はプレシーズンで肩を負傷し、メディカル・レッドシャツに登録されて1年休み

2021年は全13試合に先発して活躍。2個のINTを記録し、リターンTDも決めている

 

とてもフィジカルでタフ

優れた運動能力がある

コンタクトを恐れない強力なタックラー

自分よりも前、短中距離のゾーンで活躍

ゾーンからの読み、反応、動きが素早い

縦にカバーするトップエンドのスピードはない

加速の爆発力はない

マンカバーで冷静さを失い、相手をつかみがち

ダウンフィールドでのボールスキルはない

腕はやや短い

大学に5年間在籍していて今年23歳

肩の怪我で1シーズン休んでいる

コンバインでは40ヤード4.39秒を記録

指名予想 3巡

 

 

大学成績

出場 先発 タックル Loss Int TD パス防
2017 9 0 2 0 0 0 1
2018 14 2 18 2.5 1 0 1
2019 13 10 23 2.0 2 0 11
2020 0 0 0 0 0 0 0
2021 13 13 44 0 2 1 6
49 25 87 4.5 5 1 19

 

 

RAS(相対的運動能力成績)= 9.72(最高が10)

 

 

 

指名評価

 

A Ian Cummings(PFN

今年のドラフトはCBの層が厚かったので、4巡で高い伸びしろのある選手を指名するのは賢い動きだった。

マシスにはとてつもないアスレチックな伸びしろがある。NFLコンバインでは身長5-11 体重196のサイズで40ヤードを4.39秒で走っている。さらに、ピッツバーグ大学のプロデイでは、垂直跳びで43インチ(約1.09m)を記録した。彼の運動能力は試合でも見ることができる。スクリメージラインでは信じられないほど爆発的かつフィジカルで、レシーバーに付いていけるだけのスピードがあり、キャッチポイントでの競争力もある。もう少しテクニックの規律を厳しくして、相手をつかまないようにした方が良い。ブロンコスはコーナーの層を厚くする必要があったので、現時点では素晴らしい指名だった。

 

A Chris Trapasso(CBS Sports

非常に優秀なコーナーバック。足にロケットが付いており、怒ったようにプレイする。ものすごく機敏というわけではないが、一流のリカバースピードとボールスキルを備えている。ダウンフィールドで相手をつかみがち。もしそのクセを矯正できるなら、この指名はものすごいスティールになる。

 

B+ Walter Football

ブロンコスには(CBパトリック・サーティン2世を除くと)計算できるCBがいなかったため、このポジションを強化する必要があった。ダマリ・マシスは早くから貢献できるかもしれないので、4巡で指名したのは堅実な選択だった。私もこのレンジで指名されると予想していた。

 

B Brent Soleski(Bleacher Report

ドラフト前の計測で非常に素晴らしい数字を出している。彼のRAS(相対的運動能力成績)は過去35年のデータにおいて、このポジションのトップ60に入っている。マシスはフィジカルなコーナーで、ポジションの柔軟性もあり、すでにタレントが揃っているブロンコスセカンダリーを厚くする。

 

Very Good PFF

 

 

 

21番

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