4巡指名権は全体115位と116位を持っていましたが、こちらは元から持っていた115位で指名した選手になります。
Congrats to PITT MAN @Marri863 on being drafted by the Broncos!! You will be great‼️ #NFLDraft #H2P #WEnotME pic.twitter.com/sJCf2p4w6h
— Pat Narduzzi (@CoachDuzzPittFB) 2022年4月30日
結果
ひとつ目の4巡でピッツバーグ大学のCBダマリ・マシスを指名。
NFLコンバインで40ヤード4.39秒を記録するなど、かなりアスレチックな選手ですね。試合ではとてもアグレッシブで、チームは彼の「運動能力とタフさ」をとても評価していると語っています。
ブロンコスのコーナーバックは、2年目のCBパトリック・サーティン2世はいますが、反対側のCBロナルド・ダービーは負傷欠場が多く、ベテランのCBブライス・キャラハンもFAだった(チャージャーズに移籍)ので、ドラフトでの補強は予想されていました。おそらく1年目からCBオージェイムーディアあたりと出場機会を争うことになると思います。
ブロンコスでは背番号27番(殿堂入りFSスティーヴ・アトウォーターの番号)を付けるようです。
4巡 10位(全体115位)
CB ダマリ・マシス
Damarri Mathis / 身長5-11 体重196 / Pittsburgh / RSシニア
優れた予期能力とボールスキルでプレイしているが、トップエンドのスピードと純粋なプレスマンをやるのに必要なカバーの資質は欠いている。大学ではカバー3(奥のゾーンをDB3人で守る)でプレイしていくらか活躍したが、プロでそれをやる特性と冷静さは欠いている。プロでは短中距離でゾーンカバーするコーナーバック、あるいはダイムのセーフティーをできるかもしれない。スロットからラン守備をサポートできる能力があり、それはプロでやる助けになるだろう。(NFL.com)
高校では3つ星の評価
2017年は主にスペシャルチームで出場。2018年は2試合に先発
2019年は10試合に先発し、チーム2位の2INTと11パス防御を記録
2020年はプレシーズンで肩を負傷し、メディカル・レッドシャツに登録されて1年休み
2021年は全13試合に先発して活躍。2個のINTを記録し、リターンTDも決めている
とてもフィジカルでタフ
優れた運動能力がある
コンタクトを恐れない強力なタックラー
自分よりも前、短中距離のゾーンで活躍
ゾーンからの読み、反応、動きが素早い
縦にカバーするトップエンドのスピードはない
加速の爆発力はない
マンカバーで冷静さを失い、相手をつかみがち
ダウンフィールドでのボールスキルはない
腕はやや短い
大学に5年間在籍していて今年23歳
肩の怪我で1シーズン休んでいる
コンバインでは40ヤード4.39秒を記録
指名予想 3巡
大学成績
年 | 出場 | 先発 | タックル | Loss | Int | TD | パス防 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | 9 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2018 | 14 | 2 | 18 | 2.5 | 1 | 0 | 1 |
2019 | 13 | 10 | 23 | 2.0 | 2 | 0 | 11 |
2020 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2021 | 13 | 13 | 44 | 0 | 2 | 1 | 6 |
計 | 49 | 25 | 87 | 4.5 | 5 | 1 | 19 |
RAS(相対的運動能力成績)= 9.72(最高が10)
Damarri Mathis was drafted with pick 115 of round 4 in the 2022 draft class. He scored a 9.72 RAS out of a possible 10.00. This ranked 58 out of 2001 CB from 1987 to 2022. https://t.co/Lh0ggsWocT #RAS #Broncos pic.twitter.com/UfrQmDw3c1
— Kent Lee Platte (@MathBomb) 2022年4月30日
指名評価
A Ian Cummings(PFN)
今年のドラフトはCBの層が厚かったので、4巡で高い伸びしろのある選手を指名するのは賢い動きだった。
マシスにはとてつもないアスレチックな伸びしろがある。NFLコンバインでは身長5-11 体重196のサイズで40ヤードを4.39秒で走っている。さらに、ピッツバーグ大学のプロデイでは、垂直跳びで43インチ(約1.09m)を記録した。彼の運動能力は試合でも見ることができる。スクリメージラインでは信じられないほど爆発的かつフィジカルで、レシーバーに付いていけるだけのスピードがあり、キャッチポイントでの競争力もある。もう少しテクニックの規律を厳しくして、相手をつかまないようにした方が良い。ブロンコスはコーナーの層を厚くする必要があったので、現時点では素晴らしい指名だった。
A Chris Trapasso(CBS Sports)
非常に優秀なコーナーバック。足にロケットが付いており、怒ったようにプレイする。ものすごく機敏というわけではないが、一流のリカバースピードとボールスキルを備えている。ダウンフィールドで相手をつかみがち。もしそのクセを矯正できるなら、この指名はものすごいスティールになる。
ブロンコスには(CBパトリック・サーティン2世を除くと)計算できるCBがいなかったため、このポジションを強化する必要があった。ダマリ・マシスは早くから貢献できるかもしれないので、4巡で指名したのは堅実な選択だった。私もこのレンジで指名されると予想していた。
B Brent Soleski(Bleacher Report)
ドラフト前の計測で非常に素晴らしい数字を出している。彼のRAS(相対的運動能力成績)は過去35年のデータにおいて、このポジションのトップ60に入っている。マシスはフィジカルなコーナーで、ポジションの柔軟性もあり、すでにタレントが揃っているブロンコスのセカンダリーを厚くする。
Very Good PFF
21番