2023年のNFLドラフト候補を紹介する8回目。
ダニエル・ジェレマイア氏の「トップ50(3.0版)」から、ドラフト候補となる選手たちの評価を確認します。
コーナーバック(2)
- 06位 デボン・ウィザースプーン(イリノイ)
- 13位 クリスチャン・ゴンザレス(オレゴン)
- 15位 ジョーイ・ポーター Jr.(ペン州立)
- 28位 ディオンテ・バンクス(メリーランド)
- 31位 ブライアン・ブランチ(アラバマ)
- 38位 エマニュエル・フォーブス(ミシシッピー州立)
- 40位 キーリー・リンゴ(ジョージア)
- 旧48位 タイリーク・スティーブンソン(マイアミ)
Daniel Jeremiah's top 50: 2023 NFL Draft prospect rankings 3.0
31位 ブライアン・ブランチ
Brian Branch / 6-0 190 / Alabama / Junior
大学ではプレイメイカーのスロット(内側のCB)だった。ラン守備で素晴らしく、すばやく攻撃のキーを読んでタックルに動く。機敏さでブロックをすり抜け、スクリメージラインの向こう側でもプレイを決める。ブリッツにも優れており、タイミングと爆発力でプレッシャーを生み出す。パスカバーでは流れるように動き、レシーバーの側にとどまり続ける。時にキャッチのポイントで力負けすることはあるが、ポジションを失うことはめったにない。アウトサイドでもいくらかプレイしているが、あまり心地よさそうには見えなかった。ミドルの方が活躍できる。スペシャルチームでも素晴らしく、キックのカバーでタックルを決め、必要であればパントリターンもできる(リターンTDも決めている)能力を見せている。全体として、ニッケルですぐに先発でき、スペシャルチームでも貢献できる4ダウンの選手だ。
- 2022年 13試合 90タックル 3サック 2INT 7パス防御
38位 エマニュエル・フォーブス
Emmanuel Forbes / 6-1 166 / Mississippi State / Junior
がりがりに痩せたコーナーバックで、すばらしい本能とボールスキルを備えている。すぐれたルートの意識によってボールへとドライブしてプレイを決めることができ、オフカバレッジでもっとも活躍できる。2022年には3つのピック6(INTリターンTD)を決めている。無駄な動きがなく、常にコントロール下にある。マンカバーではアンダーニースでプレスやミラー(鏡のようにカバー)することができ、縦のルートで付いていくだけのスピードもある。キャッチポイントで素晴らしい仕事ができ、ボールを突いてキャッチを妨害する。相手をかすめるミスが多すぎるので、タックルは向上の必要がある。コンバインでは体重の軽さが精査されるだろうが、彼の試合テープはすばらしい。
- 2022年 12試合 46タックル 6INT 10パス防御
40位 キーリー・リンゴ
Kelee Ringo / 6-2 207 / Georgia / Sophomore (RS)
背が高く分厚いコーナーバックで、すばらしい直線のスピードがある。彼のサイズ、スピード、競争心のブレンドは気に入ってるが、やや硬さの問題があり、ボールを見つけられないことがある。プレス・カバレッジでは手の位置が低く、相手にクリーンなリリースを許してしまうとインサイドのカット、特にスラントにやられてしまう。縦のルートをカバーできる十分なスピードがある。見事なボールスキル(2021年の大学王者決定戦ではピック6を決めている)を見せているが、2022年は空中にあるボールを見失っていくつかビックプレーを許してしまいTDを決められている。ラン守備ではとてもフィジカルにタックルする。全体として、彼はまだ成長の途中だ。プロで成功できるかはどんな役割をさせられるかによるだろう。セーフティに転向する可能性もあると思う。
- 2022年 15試合 42タックル 2INT 7パス防御 1ファンブル誘発
旧48位 タイリーク・スティーブンソン
Tyrique Stevenson / 6-0 198 / Miami / Senior
大きなアウトサイドのコーナーバックで、すばらしいスピードと攻撃性がある。試合テープでは良い時と悪い時の落差がある。ギャンブルすることでボールにからむプレイを決めているが、そのせいでビックプレイをやられてしまうこともある。急速なアスリートで(正しくても間違っていても)常に自分の本能を信用している。ポジションを失うこともあるが、リカバーできるスピードでダメージをおさえている。スクリメージラインでもダウンフィールドでもとてもフィジカルだが、プロはルールが厳しいので反則をとられないように抑える必要がある。爆発的にブリッツを決め、スペースでは頼れるタックラーでもある。フィールドでは煽って声を出す(11月のフロリダ州立大学戦を参照)のを好んでいる。彼のエナジーとタフさを気に入っている。ただ、もう少しだけ注意と落ち着きのあるプレイをする必要がある。
- 2022年 11試合 25タックル 2INT 7パス防御
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