控えOLBシャック・バレットが怪我でしばらく離脱することになり、注目されるポジションではありますが、ドラフト外の2人はどちらも即戦力という感じではないかもしれませんね。
右の金額は契約金です
DE | Shakir Soto | 6-3 | 290 | Pittsburgh | $2,500 |
NT | Tyrique Jarrett | 6-3 | 335 | Pittsburgh | $10,000 |
OLB | Ken Ekanem | 6-3 | 260 | Virginia Tech | |
OLB | Deon Hollins | 6-0 | 216 | UCLA | $7,000 |
ILB | Josh Banderas | 6-2 | 220 | Nebraska | $4,000 |
ILB | Jerrol Garcia-Williams | 6-2 | 235 | Hawaii |
OLB ケン・エカネム
Ken Ekanem 6-3 260 rSr Virginia Tech
先発3年間で 、計21.5サック、34ロスタックルを決めているパスラッシャー。通算で36回のQBハリーも決めており、2014年には10.5サックを記録している。
2016年は36タックル、7.5サック、10ロスタックル、2パス防御の活躍だった。プロデイでは、コンバインよりも0.12秒速い、40ヤード4.76秒を記録している。
強い手がある。ブルラッシュでポケットを押せる。エッジに届きさえすれば、重心の低さと下半身の強さで相手ブロッカーの肩をすり抜ける。スペースに下がるプレイも経験している。最後まで仕留めるモーターでサックを決めている。
DEとしては身長も腕の長さ(32インチ)も足りないため、3-4守備のOLBをやることになるかもしれない。股関節の柔軟性がない。腕の長い攻撃ラインマンにランでもパスでもやられる。反応の素早さ、仕留める爆発力は平均以下。
指名予想:PFA(契約金ありのドラフト外)
数字の上では、OLBとしても、DEとしても、チームが望む身体能力、運動能力を欠いている。しかし、彼には機能的なパワー、平均以上の手、そしてタフネスがあるので、正しいコーチの下、正しいスキームで使われれば、その能力を活かせるかもしれない。
背番号は66番。
2015年の動画(DE 4番)
OLB デオン・ホリンズ
Deon Hollins 6-0 216 Sr UCLA
2016年は体重234ポンドでDEをプレイしたが、プロではLBをやることになる。昨年は4-3守備への変更もあって先発していないものの、2014年と2015年には計24試合に先発して、2年間で11.5サック、14.5ロスタックルを記録している。
2014年には9サック、10ロスタックルを決めており、カンザス州立大学と対戦したアラモボウルでは1試合に3サックを記録する活躍だった。2015年はAll-Pac 10の2ndチームに選出されている。2016年は控えで10試合に出場して2サックを記録した。
優れたスラントの素早さがあり、相手のブロッキング・アサイメントを混乱させる。パスラッシャーとして活躍できる。重心が低く、コーナーを回る時に、攻撃タックルのパンチの下でプレイできる。
サイズが小さい。プレイできるポジションがない。2015年にはOLBも試したが、適性がないことを露呈した。出場時間が大幅に減少した。相手をヒットするのではなく、つかんでホールドするタックラー。正面から当たると粉砕される。
指名予想:ドラフト外
守備ラインをやるには小さすぎるうえに、スペースでプレイする本能と能力にも欠けている。生き残るには、スペシャルチームで活躍するか、パスラッシュのスペシャリストになるしかない。
背番号は69番。
58番
2014年のアラモ・ボウル(白ジャージ 58番)
UCLA vs Kansas State Alamo Bowl 2014 (Condensed) - YouTube
主な引用元
Broncos announce college free-agent signings
Ken Ekanem Draft Profile – NFL.com
Deon Hollins Draft Profile – NFL.com
2017年ドラフト・リンク
ドラフト外・リンク