ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

ドラフト2日目・3巡a 指名結果

NFLドラフト2日目、3巡指名の結果です。

 

2人指名しているうちの1人目になります。

 

 

 

 

 

3巡18位 WR カルロス・ヘンダーソン

Carlos Henderson 身長5-11 体重199 手9 1/8 1994年生まれ ルイジアナ工科大学 Rジュニア 

 

先発レシーバーでありながら、スペシャルチームでも活躍した。2016年には、レシーブ82回で1,535ヤード、キックオフ・リターン25回で805ヤードを記録し、攻撃とSTの両方でC-USAの最優秀選手に選出されている。

2016年は足首の怪我で2試合に欠場したが、それでもFBSで4位となる計23TD(レシーブで全米トップタイの19TD、ランで2TD、キックオフで2TD)を記録した。

40ヤードは4.46秒、SSは4.35秒、3コーンは7.18秒、垂直跳びは36インチ、立ち幅跳びは131インチ、ベンチプレスは13回。

爆発力のある選手。スピードを落とさず方向転換できる。一気に加速できる。ダブルムーブで守備選手を置き去る。手でしっかりキャッチし、低いボールも捕れる。キャッチ後のランに優れ、スクリーンパスをビッグゲインに変えられるランナー。サイズ以上に大きくプレイする。キックオフ・リターンで通算3TDを記録している。

ストライドが短い。限られた簡単なルートしか走っていない。でかい相手には苦戦する。厳しいプレスをあまり経験していない。主にスラントで集中力に欠けた落球がある。ディープのパスを捕らえる能力は並み。格下の相手に無双していた。 

指名予想:3~4巡

似たタイプの選手:クイントン・パットン(NYJ)

2016年にものすごい数字を記録し、1年活躍したスーパースター。大学ではアウトサイドをプレイしたが、理想よりややサイズが小さい。キャッチ&ゴーと9つのルートで活躍できる。ルートのランが未熟なので、時間は必要かもしれないが、キックオフ・リターンですぐに出番を得られる。

 

 

G Rec Yds Avg TD Run Yds Avg TD
2014 12 29 569 19.6 4 13 72 5.5 0
2015 11 36 774 21.5 5 5 54 10.8 0
2016 13 82 1535 18.7 19 14 133 9.5 2

 

 

これでスロットとリターナーの問題が解決できるかも?

 

 

Jeff Legwold(ESPN) 追記

高校ではAll-Stateに選ばれたRBだったが、今でもキャッチ後にその才能とパワーで走っている。彼はまさにブロンコスがドラフトで探していたブックプレイの脅威だ。彼はブロックをはずしスコアを決める。2016年はFBS1位タイの19TDを決めている。ランでも133ヤード稼いでおり、全米有数のキックオフ・リターナーとして平均32.2ヤード、2TDを記録している。

ヘンダーソンはバーサタイルな選手で、最初から戦力になれるだろう。彼はフィジカルなので、プロのマン・ツー・マン守備にも対応できるはずだ。ブロンコスは長い間、リターナーの不在に苦労しており、その役割をすぐに任せられる。3番目のレシーバーとしても出番を得るかもしれない。彼の40ヤード4.46秒のスピードこそチームが必要とし欲しがっていたものだ。

 

Pro Football Focus 

ブロンコスは危険な武器を手に入れた。ヘンダーソンは、優れたオープン・フィールド・ランナーで、2016年はFBSで1位となる48回のミスタックルを誘発させている。ちなみに2位の数字は26回だ。キャッチ後のランで平均9.6ヤードを稼いでおり、攻撃を進める助けになる。また、彼にはキックリターン能力もある。

 

A- WalterFootball.com

彼は2巡で指名されるのではないかという噂もあった。私は3巡と評価していたが、この指名にはバリューがある。彼には素晴らしい運動応力があり、サイズ以上に大きくプレイする。ブロンコスにとって完璧なスロット・レシーバーだ。

 

B+ Mike Tanier(B/R

長所:爆発的なプレイメイキング能力、多様性

短所:サイズ、ルートのラン、メジャーでないカンファレンスでの活躍

2016年は、弱いマサチューセッツ大学に対して、まるでTVゲームのような数字(12回 326ヤード 5TD)を決めていると同時に、まあまあ強いネイビーに対しても、優秀な数字(10回 129ヤード 2TD)を記録している。

ヘンダーソンは、スクリーンとキックリターンの鬼だが、時にはショットガンから直接スナップを受け、4.45秒のスピードで走るランニングバックにもなる。彼の素晴らしい成績は、弱小校を相手にスクリーン&ゴーのプレイで稼いだものだ。そして、彼はいちかばちかのリターナーでもあり、自陣20ヤード以内で横に走って倒されてしまうことも多い。

しかし、彼は出足が速く、ルートの知識は不足しているが、リターナーとして活躍できるので、3~4番目のレシーバーかスペシャリストとして生き残れる。昨年のブロンコス攻撃は爆発力に欠けていたので、一発の魅力がある選手の存在は、QBと守備の負担を減らせるだろう。

 

B- Travis Wakeman(USA Today Broncos Wire) 追記

ブロンコスはようやく第3レシーバーを見つけたかもしれない。ヘンダーソンはチームが求めているスロットに合う選手だ。

最初、私はこの指名を気に入っていたが、この指名の時にはまだオクラホマ大学のWR Dede Westbrookが残っていたことに気がついた。彼はより優れたディープ・スレットで、ブロンコスのスロットにも合っていたのではないかと思う。それでも、この指名もまだ気に入っている。

昨年のヘンダーソンの活躍を見れば、2つのことがすぐに目立つ。スペシャルチームにおいて、彼はゲームの流れを変えるキック・リターナーだ。キックオフで驚きの平均32.2ヤードを記録している。もうひとつは、彼のランナーとしてのパワーだ。彼はパスをキャッチすると、ボールを手に、タックルの間を抜けていく。

ブロンコスにおいて、彼はすぐにスロットで活躍するだろう。コーディ・ラティマー、ジョーダン・テイラー、ベニー・ファウラーも第3レシーバーでチャンスを与えられたが、誰も手にすることはできなかった。特にラティマーは。

最低でも、彼は来たるシーズンのキックオフ・リターナーとして試されるだろう。 

 

A  Chris Burke(SI.com

B+ Eric Edholm(Yahoo! Sports

B  Pete Prisco(CBS Sports

C+ Dieter Kurtenbach(FOX

 

  

 


Carlos Henderson || Official LA Tech Highlights

 

 

 

2017年ドラフト・リンク

1巡 2巡 3巡a 3巡b 5巡a 5巡b 6巡 7巡 

ドラフト外・リンク

QB WR OL DL OLB ILB CB S S OL