ドラフト2日目、3巡指名の2人目です。
*3巡指名の紹介記事をふたつに分けました
#NFLDraft: @LamarAthletics CB Brendan Langley selected in 3rd round by @Broncos. #SouthlandStrong #BroncosDraft pic.twitter.com/xiWt5Uy2J5
— Southland Conference (@SouthlandSports) 2017年4月29日
3巡37位 CB ブレンダン・ラングレイ
Brendan Langley 身長6-0 体重201 1994年生まれ ラマー大学 Rシニア
4つ星の有望CBとしてジョージア大学に進学。1年目から9試合に出場し、最初の4試合はCBで先発した。その後はWR、リターナー、Sとして試されるなど出場機会に恵まれず、起用方法に不満を感じて、FCSのラマー大学に転校した。
NCAAのルールにより1年間休んだ後、2015年は11試合に出場し、3試合に先発した。最初はWRだったが、シーズンの途中でCBに転向した。
2016年に才能が開花し、CBとして43タックル、6 INT(カンファレンス1位)、13パス防御と活躍。パント・リターンで平均11.7ヤード(FCSで14位)を記録し、90と75ヤードのリターンTDも決めている。
CBとパントリターナーの両方でAll-ALCの1stチームに選出され、その活躍によりシニア・ボウルに出場して1インタを決めた。
40ヤードは4.43秒、SSは4.21秒、3コーンは7.06秒、垂直跳びは35.5インチ、立ち幅跳びは123インチ、ベンチプレスは22回。
サイズがあり、縦に走るスピードもある。肩幅が厚く、コンパクトにまとまったアスレチックな体格をしている。まだ未熟だが、育成できる。元レシーバーで優れたボール・スキルがある。機敏さ、バランス、加速もある。プレスカバーでのパンチがある。タックラーとしての強さとテクニックを見せている。
プレスカバーのテクニックは散らかっている。バックペダルを学ぶ必要がある。ランサポートに積極性が足りない。相手をつかんで引っ張ることが多い。レシーバーに付いてルートを走るのに苦戦する。シニアボウルの1on1練習では、ルートで大きく離されて、酷くやられてしまうことがあった。
指名予想:5~6巡
似たタイプの選手:アンソニー・ブラウン(DAL)
サイズとスピードを兼ね備えた選手。NFLで控えをやれるポテンシャルがある。
リーチぽいですけど、パントリターンもできるのは魅力でしょうかー
移籍したCBケイボン・ウェブスターの穴を埋める存在になりそうですね。
Jeff Legwold(ESPN) 追記
エルウェイがGMをしている限り、ブロンコスは守備を補強し続ける。ラングレーは上昇中の選手で、レアな身体能力を備えている。彼は元レシーバーで、ジョージア大学でキャリアをスタートさせた。身長6フィート、体重200ポンドで、40ヤードを4.43秒で走る大型のCBだ。また、彼はパントリターンも経験している。ブロンコスはドラフト前に彼を施設に呼んでいた。この訪問で、彼がその仕事をする意欲があることを確認し、それが指名の決定打になった。
ラングレーは育成候補だが、彼にはHCジョセフも認めているサイズとスピードがある。ブロンコスのCBは層が厚いので、急いで出場させる必要はないものの、いずれ先発できるポテンシャルがあるとチームは信じている。彼は最低でもパントリターナーとして競争することは間違いなく、スペシャルチームのカバーでもすぐに出場するはずだ。
私はラングレーを5巡と評価していた。彼は元WRで、どうやってCBをプレイするか、まだ学んでいる途中だ。しかしながら、彼には身体能力と伸びしろがあり、ブロンコスでは偉大なベテランたちからゆっくりと学ぶ恩恵を与えられる。この指名はやがては良い結果になるかもしれないが、それでもややリーチだった。
C Mike Tanier(B/R)
長所:道具
短所:基礎
シニアになって、ようやくCBに落ち着き、6インタと2個のリターンTDを決めた。
コンバインでの4.43秒のタイムと、ベンチプレス23回には感心させられたが、シニアボウルでは苦戦し、まるで素人のように見えた。彼はたくさんの道具を持つ、長期的な育成候補であり、ブロンコスは補強すべき他のニーズを無視して、リーチで指名した。
C Chris Burke(SI.com)
6フィートの身長で4.4秒のスピード、NFLのCBとしては合格点だ。それでも彼の未熟さを考えれば、この指名は1巡分くらい高すぎだ。ブロンコスはDBに戦力が揃っているので、育てる余裕がある。しかし、彼が戦力になるにはしばらく時間がかかるだろう。
C- Travis Wakeman(USA Today Broncos Wire) 追記
多くのファンにとってはよく知らない選手だろうが、だからと言って悪い指名というわけではない。彼は、サウスランド・カンファレンスのラマー大学でプレイしていたので、全米規模での露出度は低かった。
彼は未熟な育成候補だが、コーチングによってNFLで活躍できる選手になれるスキルを持っている。ブロンコスでは急いで使う必要はないので、彼にとっては良い環境だ。
ラングレーをチェックするのに適した試合は、おそらく今年のシニアボウルだろう。彼は平均以上のカバースキルを見せたが、特定のカバーでは、相手にセパレーションを与え過ぎていた。また、ラン守備でのタックルも向上する必要がある。
とはいえ、彼は元WRなので、優れたボールスキルを備えている。サイズ以上に大きくプレイし、高さで空中にあるボールに勝負できる。
この指名の問題があるとすれば、順位が高すぎることだ。ブロンコスは彼を3巡の終わりで指名したが、ほとんどの予想では3日目の評価になっていた。
ブロンコスには、レシーブのできるTEが必要でだったので、ここで指名しなかったのは驚きだった。GMエルウェイは常にCBを補強しているが、ラングレーはおそらく6巡、あるいは7巡でも残っていたはずだ。そのため評価を少し下げた。
D+ Eric Edholm(Yahoo! Sports) 追記
奇妙な指名だ。ラングレーはフィールド外では立派に見えるが、フィールドではそうでもない。シニアボウルでは、格上の相手にちんちんにやられていた。彼には素晴らしい身体能力があるが、良い選手になるにはかなり多くのワークが必要だ。もしかして、彼はセーフティをやるのだろうか?
B Dieter Kurtenbach(FOX)
C Pete Prisco(CBS Sports)
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