ドラフト外新人7　S - ブロ研 [ブロンコス研究所]

ブロンコスのドラフト外新人選手、7回目はSの2人です。

セーフティーと4人も契約していますが、特にジャマール・カーターにはドラフト外としてはチームでトップ、高額の2万ドルという契約金を支払っています。

ここは、最低でもPS契約で誰か残るかもしれないですね。

右の数字は契約金です

CB	Dontrell Nelson	6-1	180	Memphis	$2,000
CB	Marcus Rios	5-11	185	UCLA	$3,000
S	Dante Barnett	6-1	193	Kansas State	$5,000
S	Jamal Carter	6-1	215	Miami	$20,000
S	Orion Stewart	6-2	205	Baylor	$12,500
S	Dymonte Thomas	6-2	199	Michigan

S ダンテ・バーネット

Dante Barnett　6-1　193　rSr　Kansas State

ラン守備でアグレッシブな選手。怪我で終わった1年を含めて、5シーズンで通算248タックルを決めている。高校ではワイドレシ－バーを経験しており、大学で通算8個のインターセプトも記録している。

2011年はレッドシャツ登録。2012年は全13試合に出場し、2試合に先発した。

2013年は全13試合に先発。チーム3位の74タックル、チーム・トップの4インタを記録している。

2014年は全13試合に先発して、All-Big 12の2ndチームに選出された。チーム2位の77タックルと3インタ、自己最高の4ロスタックル、11パス防御を決めている。テキサス大学戦では4パス防御を記録して、Big 12の週間最優秀守備選手に選ばれた。

2015年は開幕戦で鎖骨を骨折してシーズンエンドとなった。シニアだったが、メディカル・レッドシャツに登録され、もう1年プレイ可能になった。

2016年は全13試合に先発。67タックル、3.5ロスタックル、1サック、1インタ、3パス防御を記録して、All-Big 12の選外賞に選ばれている。

スクリメージライン付近で飛びまわり、ボールへの嗅覚がある。身長と腕の長さがある。3年連続でチーム・キャプテンを務めている。細い体格。2015年に鎖骨を骨折しており、2016年も肩を怪我している。

背番号は2番。

22番

Dante Barnett vs. Stanford (2016)

S ジャマール・カーター

Jamal Carter　6-1　215　Sr　Miami

マイアミの高校では4つ星の有望選手で、地元の大学に進学した。マイアミ大学はDBの層が厚かったため、最初の数年間は出番が限られた。

2013年は主にスペシャルチームで全13試合に出場。2014年は2試合に先発して、26タックル、5パス防御を記録した。2015年は1試合の先発に終わったものの、49タックル、1インタ、2パス防御を決めている。

2016年からフルタイムの先発に定着し、先発12試合で85タックル（1試合平均6.54タックル）を記録した。

コンバインでは40ヤード4.64秒、垂直飛び35インチ、立ち幅跳び122インチ、ベンチプレス19回（同じポジションで3位）だった。

鍛えられた見事な身体をしている。身体的にスカウトが望む要素を備えている。広い範囲をカバーできるスピードと運動能力がある。ハイ・セーフティーとして使われていたが、必要ならTEをカバーできるだけの能力もある。一気に加速してトップスピードに達する。激しいタックラー。スペシャルチームで活躍している。

本能は平均以下。反応速度が遅い。反応の遅れにより、カバーの隙間や奥にパスを決められてしまう。ボールにからむプレイが極端に少ない。タックルの多くはダウンフィールドで決めている。ラン守備に上がるのが遅い。メンタル的なポカで大きなミスをやらかしてしまう。高い身体能力の割に大学での実績が乏しい。

指名予想：PFA（契約金ありのドラフト外）

某スカウト「先発するだけのボールスキルがあるようには見えないが、ロスターには残れるかもしれない」

身長、体重、スピードを兼ね備えた典型的な選手で、現時点では有望というよりは見込みがあるという感じだ。一般的に、こういったフィジカルでアスレチックな守備選手を指名するチームは、スペシャルチームのエースとして使おうとする。シングルハイのSには合わないかもしれないが、正しいスキームで使われれば、NFLで生き残れるかもしれない。

背番号は20番。

6番

Jamal Carter #6 senior highlight U.M