ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

ドラフト候補 RB

2023年のNFLドラフト候補を紹介する6回目。

ダニエル・ジェレマイア氏の「トップ50(3.0版)」から、ドラフト候補となる選手たちの評価を確認します。

 

ランニングバック

  • 03位 ビジャン・ロビンソン(テキサス)
  • 30位 ジャミア・ギブス(アラバマ
  • 48位 ザック・シャルボネ(UCLA

 

Daniel Jeremiah's top 50: 2023 NFL Draft prospect rankings 3.0

 

 

3位 ビジャン・ロビンソン

Bijan Robinson / 5-11 215 / Texas / Junior

素晴らしいサイズ、視野、爆発力があり、3ダウンで活躍できる。インサイドのランではアグレッシブに穴に突っ込み、パッドを下げてコンタクトを駆け抜ける。せまい場所で守備選手をかわせる横のクイックネスがある。アウトサイドのランではコーナーをまわるスピードがあり、スペースではとてもルーズで捕まりにくい。パス攻撃では流れるようにルートを走り、すばらしい手を持っている。ひどいパスでも身体をねじってボールに対応できる。パスプロでは前に出るのが遅く、アンカーを失うことが多すぎるため、認識とテクニックを向上する必要がある。プロでもすぐにトップ級の活躍ができるだけの資質をすべて備えている。

  • 2022年 12試合 ラン258回 1,580ヤード 18TD / レシーブ19回 314ヤード 2TD

 

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30位 ジャミア・ギブス 

Jahmyr Gibbs / 5-9 199 / Alabama / Junior

サイズは平均的だが、すばらしい爆発力と万能性がある。バックフィールド、スロット、ジェット・スゥープどこからでも外をまわる時にもっとも活躍できる。エッジへと爆発する。スペースではブロックをうまく利用し、えげつないスティフアーム(腕で相手を突っ張る)を使う。インサイドのランではデイライト(ブロックの穴を見つけて走る)が必要になる。密集をプッシュする下半身のパワーは欠いている。良い視野を備えており、決定力がある。パス攻撃ではワイドレシーバーのルートを走り、簡単にボールをキャッチする。パスプロではラインバッカーにアタックし、走路をふさいで相手のチャージを阻止する。優れた意識がある。RBアルヴィン・カマラ(セインツ)ほどの強さはないものの、それ以外はほとんどそっくりの活躍をしている。

  • 2022年 12試合 ラン151回 926ヤード 7TD / レシーブ44回 444ヤード 3TD

 

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48位 ザック・シャルボネ

Zach Charbonnet / 6-0 214 / UCLA / Senior

長身でフィジカルなランニングバックインサイドのランではアグレッシブで、スクリメージラインをアタックする決定力がある。走る重心はやや高いものの、スクリメージラインをすり抜けることができ、身体を下げてタックルを駆け抜けることもできる。すばらしい視野と本能がある。エッジをまわるだけのスピードはあるが、あまり横には動かず、すぐに縦へと走ることを好む。パス攻撃では集中力の欠如による落球がいくつかあったものの、彼の手に問題はないと思っている。キャッチ後にはスペースで守備選手をかわすことができる。パスプロでの優れた意識があり、バランスを保ったままアンカーを固定する。2021年の試合テープを気に入っていたが、2022年はそれよりさらに良かった。彼は即戦力の選手だ。

  • 2022年 10試合 ラン195回 1,359ヤード 14TD / レシーブ37回 321ヤード 0TD

 

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