ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

質問と答え 33

デンバーポストのRyan O'Halloran氏がファンの質問に答えている記事。 

開幕週のレイダース戦に関する質問となっています。 

 

 

CBアイザック・イアダムはどうなってるの? レイダース戦ではカモにされ、前半はやられまくった。CBが8タックルも決めるなんて見たくない

 

イアダムは2年目の選手で、CBブライス・キャラハンが足の怪我で欠場したため先発することになった。レイダースは経験の浅いイアダムを狙い、TEダレン・ウォーラーとWRタイレル・ウィリアムズをぶつけてきた。

イアダムが苦戦しているにも関わらず、ブロンコスが控えCBデバンテ・ボーズビーをプレイさせなかったのも驚きだった。8タックルという数字は全スナップに出場しているか、ランサポートをしっかりしているならば悪い数字ではない。

 

 

自慢のパスラッシュはどうなったの? 月曜のボン・ミラーとブラッドリー・チャブは平凡に見えた。QBにプレッシャーを与えられないなら苦しいシーズンになる

 

まったくその通りだ。ブロンコスはレイダースのQBデレク・カーをノックダウンすることすらできなかった。今後もこれが続くようだと大問題になるが、そうはならないはずだ。

レイダースは素晴らしいゲームプランを用意していた。ラン攻撃が必要なヤード稼ぎ、3rdダウンで短いヤードを残すことができたため、ランとパスどちらもコールすることができた。そして、HCジョン・グルーデンはクイックなパスを投げさせることで、ブロンコスのパスラッシュを無力化することに成功した。

 

 

今年もまた同じ問題が起きている。ラン守備が苦戦している。タイトエンドをカバーできない。HCヴィック・ファンジオは来週どう修正してくるだろうか?

 

レイダースのラン攻撃は28回98ヤード、平均3.5ヤードだった。最長ランは13ヤードだ。しかし、HCファンジオが試合後に語ったとおり、レイダースのラン攻撃は数字以上にコンスタントに成功しているように感じられた。

最初の攻撃ドライブで、レイダースのRBジョシュ・ジェイコブスは3プレイで4ヤード以上のランを出したが、このようにブロンコスのラン守備は試合を通して削られ続けた。これを修正するためには、ブロンコスのフロント7はもっとうまくブロックを外しタックルを決める必要がある。

 

 

開幕戦を欠場したCBブライス・キャラハンはちゃんと試合に出られるのだろうか?  この守備には爆発力がまったく感じられなかった。

 

キャラハンは足を負傷してプレシーズンを全休した。これは昨年ベアーズにいた時に骨折したのと同じ個所だ。月曜の試合後、HCファンジオはキャラハンの状態は懸念だと認めている。キャラハンの不在は大きな問題になる。チームは3番目のイアダムを2番目として起用しなければならない。爆発力のある守備とは、サックやターンオーバーを決める守備だ。ブロンコスはどちらも決めることができなかった。

 

 

どうやら新人TEノア・ファント(1巡指名)の成長には苦しみがともなうことになりそうだ。チームは今後も彼をヘビーに使い続けるのだろうか。それとも勝利のためにベテランを起用するのだろうか?

 

ファントは2キャッチで29ヤード、ラン1回で-5ヤードの成績だった。ランの-5ヤードは彼の責任ではない。レイダースのDEジョシュ・マウロはアンブロックだった。

ファントが活躍するカギはテクニックの向上にある。もっとテクニックがあれば2回の反則をコールされることもなかった。ブロンコスはファントにプレイ時間を与え続けるだろうと予想する。そして、それは正しい選択だ。

 

 

 

開幕戦は16対24で敗北…

新しいコーチ、新しいQB、新しいシステム、そして若い選手が多いチームなので、開幕戦だけで判断するのは早計かとは思いますが、この試合を見るかぎりではチームとしての完成度が低く、ミスも多くてがっかりな内容になってしまいましたね。

とはいえ、新先発QBジョー・フラッコには元ドラ1のベテランらしいプレイも随所に見られましたし、2年目WRコートランド・サットンも活躍するなど、いろいろ期待できそうな要素もありそうです。

怪我人も出ていて大変ではありますが、これからチームがどう成長していくのかを楽しみたいと思っています(なんとか連敗は避けてほしいですねー)