デンバーポストのMark Kiszla氏がファンの質問に答えている記事。
第12週、ビルズ戦の後。
これで8敗目。今シーズン残りは新人QBドリュー・ロックがいつ出場するのかがファンの関心事になりそうです。
今週はQBドリュー・ロック(2巡)が出る?
あなたはロックを見たい。私もロックが見たい。しかし私の印象では、ロックは今の酷いオフェンスを指揮する準備がまだできていないとチームは考えているように見える。私の予想では(完全なる予想だが)チャージャーズ戦は控えをやると思っている。どうなるか見てみよう。
アウェイのビルズ戦、オフェンスは風の影響がどれくらいあった?
風はやばかった。主に西からの横風が渦巻いていた。あれはチャレンジだった。しかし、ブロンコスの攻撃は強風の前にボールを動かすことができなかった。このチームの問題は我々が思っていたよりも深刻だった。
HCヴィック・ファンジオは、このチームのどこを向上させた?
完封勝ちしたタイタンズ戦からの過去6試合、ファンジオの守備はプレイオフにふさわしいものだったと言ってもいいだろう。しかし、バイキングス戦の後半に4TDやられるなど、支配的だったとまでは言えない。
ファンジオについては大きな謎がある。彼はOLBボン・ミラー、CBクリス・ハリスJr、どちらにもそれほど熱心ではないように私には思える。両選手の能力に関しては敬意を払っているものの、2020年以降のディフェンスに彼らが必要だと考えているのか、私には自信がない。
ブリトニー・ボウレン(前オーナーの娘)が今週からブロンコスのフロントに加わるけど、どう思う?
彼女が今シーズン(サンクスギビングあたりで)チームに復帰することは想定されていた。なので、このタイミングは予定通りと言えるだろう。彼女が亡くなったオーナーの後継者として訓練されてきたのは明らかだった。
彼女はまずフットボール面ではなく、チームのビジネス面で働くことになるが、これは理にかなっている。彼女には知性と意欲があると思う。おそらくチームは彼女を数年間トレーニングしてから全権を任せるつもりなのだろう。将来に渡るオーナー家の後継者問題(前妻の娘との争い)が、それだけの時間的余裕を与えてくれるのか? 私には分からないし、往々にして裁判での争いを避けるのは困難だ。
QBドリュー・ロックは(怪我人リストから)ロスターに登録された?
HCファンジオは月曜日の会見で、ロックはロスターに登録される「可能性は」あるし、先発する「可能性も」あると語っていた。私の予想では、練習でよほどひどくないかぎり、今週は(控えとして)試合登録されるだろうと思う。しかし、日曜のチャージャーズ戦で初先発することになったら驚きだ。
ブロンコスは残り全敗してドラフトのトップ3指名権を獲得すべき?
意図的であれ、偶発的であれ、タンクすべきかどうか。それについては火曜に出る記事に書いてあるのでぜひ読んでもらいたい。
個人的には、現時点では試合に勝つことよりも、QBロックに意味のある経験を積ませられるかどうかの方が大切だと思っている。しかし、チームが4位より良い指名権を獲得するのは難しいだろう。おそらく12月に1勝か2勝して10位くらいまで落ちる可能性の方が高い。
あなたの考え(HCファンジオはOLBボン・ミラーとCBクリス・ハリスに熱心ではない)には賛成だ。彼らはキャリアの終盤で衰えつつある。おそらくファンジオはOLBブラッドリー・チャブにより関心があると思う。
同意だ。リーグはパス中心になっているものの、ファンジオは(相手攻撃をパス一辺倒にさせるために)まずランを止めることを重視しているように見える。そして、ブラッドリー・チャブはボン・ミラーよりも身体的にランに対して強い。なので、ファンジオはミラーよりもチャブを重視していると思う。
来年のドラフトでブロンコスが指名できそうな良い選手はいる?
私はNFLのスカウトみたいに多くのドラフト候補を見てはいないし、ドラフト専門家みたいに勉強もしていない。しかし、ドラフトのトップに関しては、私の選手評価と多くのGMたちの評価はだいたい同じだと思っている。
たとえば2019年のドラフトで、私は多くの人たちに「ベストの攻撃選手はアラバマ大学のRBジョシュ・ジェイコブスだ」と語っていた。彼はレイダースに1巡24位で指名され、その活躍によってチームはプレイオフ争いをしている。
さて、ブロンコスが指名できそうな選手だが、私はオレゴン大学のQBジャスティン・ハーバートを気に入っていない。申し訳ないがダメだ。しかし、来年のドラフトには優れた攻撃ラインマンたちがいるように見える。ただ・・・ブロンコスはその優れた攻撃ラインマンを使いこなせるだろうか?
アウェイのビルズ戦は3対20で惨敗。
成績は3勝8敗となりました(ドラフト順位は5位)
いやー、ぜんぜんダメでしたね…
攻撃は計134ヤード、パスはわずか49ヤード。QBブランドン・アレンは勢いのあるボールを投げる選手ではないので、強い風には苦戦しているように見えましたが、それにしてもひどい成績でした…
(前にQBトム・ブレイディもパスを投げる時に一番大変なのは「風」だと語ってました。逆に雪は守備のスピードが遅くなるので得意だとか)
この試合は勝敗を抜きにしても、QBは論外、レシーバーは薄い、攻撃ラインも弱い、パスラッシュが届かない(1サック)、ラン守備が崩壊(244ヤード喪失)、守備のタックルが甘い、CBクリス・ハリスがまた抜かれてしまう…、パンターもひどい、などなど、来シーズンに向けて補強すべきポイントが多いことを再確認するような内容になってしまったのかなと思います。
課題は山積みですが、まずはQB問題をどうにかしないことには、浮上するのは難しそうですね…
さて、残りは5試合。次はホームのチャージャーズ戦。
はたしてQBドリュー・ロックの出番はあるのでしょうかー
ドラフト順位
2020 NFL Draft order as of Week 13:
— Field Yates (@FieldYates) 2019年11月26日
1. Bengals: 0-11
2. Giants: 2-9
3. Dolphins: 2-9
4. Redksins: 2-9
5. Broncos: 3-8
6. Falcons: 3-8
7. Lions: 3-7-1
8. Cardinals: 3-7-1
9. Jaguars: 4-7
10. Jets: 4-7
ビルズのRBフランク・ゴアが歴代3位に浮上
Top 10 RBs in Career Rushing Yards
— NFL Stats (@NFL_Stats) November 24, 2019
Emmitt Smith - 18,355
Walter Payton - 16,726
Frank Gore - 15,289
Barry Sanders - 15,269
Curtis Martin - 14,101
Adrian Peterson - 13,861
LaDainian Tomlinson - 13,684
Jerome Bettis - 13,662
Eric Dickerson - 13,259
Tony Dorsett - 12,739