ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

ドラフト候補 追加2

2019年のドラフト候補について調査した17回目。

ダニエル・ジェレマイア氏の「トップ50(3.0版)」で、新たにランクインしたドラフト指名候補の評価を確認しています。

 

コンバイン後の3.0版で追加された4人です。

  • 40位 C エリック・マッコイ(テキサスA&M
  • 43位 RB マイルズ・サンダース(ペン州立)
  • 46位 CB ジャスティン・レイン(ミシガン州立)
  • 47位 WR ディーボ・サミュエル(サウス・カロライナ大学)

 

Daniel Jeremiah's top 50 prospects for 2019 NFL Draft 3.0 - NFL.com

 

 

 

40位 C エリック・マッコイ

Erik McCoy / 身長6-3 7/8 体重303 腕長33 / テキサスA&M大学 / RSジュニア

大学では主にセンターだったが、キャリアの初期にはガードも少しやっていた。内側のラインマンとしては理想的なサイズ、クイックネス、パワーを持っている。パスプロでは素早く距離を詰めて、守備選手にアタックする。クイックに手を突き出し、相手を簡単にコントロールする。堅固なアンカーがあり、ツイストやスタントを認識する。ラン攻撃では上半身の強さで守備選手をねじりターンさせ、相手を仕留めようとする。セカンドレベルでのアングルは良いが、スペースでアジャストして捕まえるのには苦戦する。全体として、ラインの内側ならどこでもキャリアの早いうちから先発できる能力がある。

 

3年間で全38試合に先発しており、2017年はガードで2試合に先発しています。コンバインではOLの40ヤード最速タイムを記録してますね。

40ヤード4.89秒(1位)、ベンチ29回(6位)、垂直飛び31インチ(7位)、立ち幅跳び107インチ、3コーン8.28秒、20Ydシャトル4.62秒(11位)

 

 

43位 RB マイルズ・サンダース

Miles Sanders / 身長5-10 5/8 体重211 / ペンシルバニア州立 / ジュニア

大学ではRBセイクオン・バークリー(ジャイアンツ)の後任として1年間先発している。このポジションとしては良いサイズと完全なスキルセットを備えている。インサイドのランでは守備選手をミスさせることも、パワーでタックルを抜けることもできる。優れた視野があり、カットバックのレーンを見つけることができる。外側を回るだけの充分なスピード&爆発力があり、オープン・フィールドでは細かい動きで相手をかわすこともできる。頼れるパスのターゲットではあるが、パスプロは向上が必要。私が確認した試合ではいくつかアサインメントのミスが見られた。プロで優秀な先発になれるだけの資質があり、大学では3年間で276キャリーしかしていないため消耗もしていない。

 

2018年は220回、1,274ヤード(平均5.8)、9TDを記録して、All-Big Tenに選ばれています。2017年までは先発のRBバークリーがいたので出場機会が限定されていましたが、高校時代は全米トップ25の有望選手と評価されていたそうです。コンバインで評価を上げてきました。

40ヤード4.49秒(6位)、ベンチ20回(14位)、垂直飛び36インチ(6位)、立ち幅跳び124インチ(6位)、3コーン6.89秒(1位)、20Ydシャトル4.19秒(3位)

 

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46位 CB ジャスティン・レイン

Justin Layne / 身長6-1 6/8 体重192 腕長33 / ミシガン州立大学 / ジュニア

背が高くアスレチックなコーナバック。大学ではキャリア5試合目でWRからCBに転向して成功している。プレス・カバレッジではとても我慢強く、うまく相手にマッチしてカバーする。クロスする相手を追いかけ、縦のルートを走るだけのスピードがある。オフ・カバレッジではアグレッシブにルートを読んで飛び出し、多くのボールに手を出している。インターセプトの数は(計3個)少ないが、ボールに対してうまくプレイする。ラン守備のサポートはアグレッシブにやるが、時にブレイクダウンするのに失敗し、いくつかタックルをミスすることがある。サイズ、流動性、意識のブレンドを気に入っている。今年のドラフトにおけるトップCBのひとりになれる資質を備えている。

 

2018年はトータルで72タックル、15パス防御、1INTを記録。All-Big Tenに選ばれています。高校ではWRで活躍しており、大学でも1年目からWRで1試合に出場しましたが、シーズン途中でCBに転向して最後の5試合に先発したそうです。

40ヤード4.50秒、垂直飛び37.5インチ(13位)、立ち幅跳び134インチ(2位)、3コーン6.9秒(9位)、20Ydシャトル4.09秒(5位) 

 

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47位 WR ディーボ・サミュエル

Deebo Samuel / 身長5-11 2/8 体重214 / サウス・カロライナ大学 / RSシニア

がっちりした筋肉の分厚いワイドアウト。健康な時には極めて生産性が高いが、大学ではキャリアを通して複数の怪我に悩まされてきた。大学のオフェンスでは主にバブル・スクリーンやスラントなどのクイックなパスを大量にキャッチしている。ナチュラルにボールをキャッチし、キャッチ後のランで並はずれている。下半身の強さを使ってパワーでタックルをすり抜け、さらに守備選手をミスさせることもできる。シニアボウルでの素晴らしい活躍により、優秀なルートランナーであることが判明した。耐久性の懸念はあるものの、ボールを持てばダイナミックな選手であり、リターンでも貢献することができる。

 

2018年は62回、882ヤード(平均14.2)、11TDを記録。レシーバーとリターナーでAll-SECに選出されています。2015年と2016年はハムストリングの負傷に苦しみ、2017年は3試合目で右足を骨折してシーズンエンド。2018年のクレムソン大学戦ではレシーブ10回で210ヤード3TDと活躍しています。

40ヤード4.48秒、ベンチ15回(15位)、垂直飛び39インチ(6位)、立ち幅跳び122インチ、3コーン7.03秒(13位)、20Ydシャトル4.14秒(5位)

 

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ドラフト候補紹介

ドラフト候補 トップ50の一覧