7巡a WR タイリー・クリーブランド
補償ピックの7巡ひとつ目。
Selected WR Tyrie Cleveland from Florida in the seventh round. He’s got great size & speed and is tough. He’s a physical receiver who is also very good on special teams. pic.twitter.com/ID3WMtBfkW
— John Elway (@johnelway) 2020年4月25日
今年のドラフトは1巡と2巡でレシーバーを連続指名するサイプライズがあったので、もうひとり7巡で3人目を指名するとは思わなかったですね(さらにドラフト外でも2人と契約しています)
現在ロスターにはルーキー5人も含めて13人のレシーバーが登録されており、コートランド・サットン、ジェリー・ジューディー、K. J. ハムラーが確定だとすると、残り10人で3枠を争う計算になります。クリーブランドがロスターに残れるとしたら、スペシャルチームでの貢献がカギになりそうです。
7巡38位(全体252位)
WR タイリー・クリーブランド
Tyrie Cleveland / 身長6-2 体重205 / Florida / 22歳 シニア
ヒューストンの高校ではスター・レシーバーと評価されてたが、フロリダ大学では期待されたほどの活躍はできなかった。十分な手と、確かなショートエリアの運動能力を備えているものの、爆発力や競り合いのキャッチを決めるフィジカルは欠いている。彼のサイズは長所であり、スペシャルチームでの奮闘はロスター(あるいは練習生)に残るための重要な要素になるかもしれない。6~7巡評価。
2016年:11試合に出場し、4試合に先発。
2017年:10試合に出場し、8試合に先発。チームでトップの410ヤードを記録。
2018年:全12試合に先発。ピーチボウルは肩の怪我で欠場。
2019年:13試合に出場し、2試合に先発。
高校ではシニアの年に46回982ヤード14TDを記録。パントリターンで1TD、キックリターンでも2TDを決めている。
2017年のテネシー大学戦では試合残り0秒で63ヤードのヘイルメアリーTDパスをキャッチして勝利を決めている。
2019年はレシーバーの層が厚かったため、主に控えで出場した。
2019年はキックリターンで5回124ヤード(平均24.8)を記録。2017年にはキックリターンで5回118ヤード(平均23.6)を記録している。
大学ではスペシャルチームのガンナー(Gunner)も経験しており、2019年は3タックルを決めている。
サイズとスピードがある。長い腕がある(32 7/8インチ)。頼れる手がある。スペシャルチームで貢献できる。
大学での実績がない。ルートでの爆発力がない。アウトサイドで脅威になれる長距離のスピードはない。
大学での実績がないのは、QBが安定していなかったせいもある。
4年間で46試合に出場し、計26試合に先発している。
40ヤード4.46秒(WR13位)。ベンチプレス13回。立ち幅跳び126インチ(10位T)。垂直飛び39.5インチ(7位)
試合 | Rec | Yards | Avg | Long | TD | |
---|---|---|---|---|---|---|
2016 | 11 | 14 | 298 | 21.3 | 98 | 2 |
2017 | 10 | 22 | 410 | 18.6 | 63 | 2 |
2018 | 12 | 18 | 212 | 11.8 | 38 | 3 |
2019 | 13 | 25 | 351 | 14.0 | 36 | 1 |
46 | 79 | 1,271 | 16.1 | 8 |
指名評価
高校卒業時には多くの称賛を受けていたが、フロリダ大学ではその期待に応えられなかった。しかし彼は優れたアスリートなので、ドラフト終わりの7巡指名で試してみる価値はある。
C- Chris Trapasso(CBS Sports)
彼もまた(運動能力の数字は良いのに)フロリダ大学で活躍できなかったレシーバーのひとりである。優れたサイズがある。大学ではすべてのルートを走っている。いくらかキャッチ後のぬるぬるとした捕まりにくさがある。ブロンコスのWRは混雑している。
要改善 Mike Tanier(Bleacher Report)
サイズとスピードのある選手だが、フロリダ大学では2019年に25キャッチ、通算でも79キャッチしかしていない。コンバインでは優れた数字を記録しており、それらしくは見えたが、似たような資質を持つレシーバーでもっと大学で実績を残している選手は他にもいた。