ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

質問と答え 30

デンバーポストのMark Kiszla氏がファンの質問に答えています。

FA契約が落ち着いた後、今週に出ていた記事です。

 

新加入

  • QB ジョー・フラッコ(BAL)
  • RT ジャワーン・ジェームス(MIA)
  • CB ブライス・キャラハン(CHI)
  • DB カリーム・ジャクソン(HOU)

 

 

 

どうしてセンターのマット・パラディスを移籍させてしまったのか?

 

エルウェイは選手としてのマット・パラディスを気に入っていたが、大金を投資するには怪我で痛み過ぎていると判断した。それはコンバインでの口調からしてあきらかだった。チームはパラディスが怪我する前とは同じ選手ではないと考えたのだろう。もしかしたらそれは正しいのかもしれない。しかし私はチームでベストの攻撃ラインマンを移籍させてしまったと思う。

ブロンコスはFAでRTジャワーン・ジェームスと契約した。2人のポジションが違うことは分かっているが、ジェームスがライトタックルとして(パラディスがセンターで見せたよりも)熟練したプレイをすることができたら(喜びではあるが)驚きだ。

 

 

ブロンコスのオフシーズンの動きをどう評価する? 個人的にはセカンダリーの補強は気に入っているけど、QBジョー・フラッコの獲得はそうでもない

 

ブロンコスセカンダリーを補強した。それは明らかに必要なことだった。なので守備のFAに関してはA評価を与えていいと思う。ではQBに関してはどうか。エルウェイのQB補強はこれまであまり成功していない。そしてフラッコのトレードはイチかバチかのヘイルメアリーに見える。

フラッコと会った印象では、彼はこのリーグで先発するのに何が必要なのかを理解しているように見えた。QBケイス・キーナムの時には、彼は理解しているフリをしているように感じた。その結果がどうなったかは知ってのとおりだ。

 

 

今後のブロンコスはどう動くだろう。私はMLBが必要だと思う。

 

スーパーボウル以降、私は守備の2列目を強化するべきだと主張してきた。チームはこれまでILBの補強を疎かにしてきた。コンバイン前から私はLSUのLBデビン・ホワイトを気に入っている。もしドラフトの10位で彼が残っていて、エルウェイが他の選手を指名したら、私はカッとなって批判するだろう。今のうちに警告しておく(笑)

 

 

ついでに、デンバーポストのRyan O’Halloran氏がファンの質問に答えている記事。

 

 

ブロンコスはCBカリーム・ジャクソン、CBブライス・キャラハンと契約して、セカンダリーを補強した。このメンバーは以前の「No Fly Zone」と比較してどうだろう?

 

昨年のセカンダリーは「ゆるゆるFly Zone」だったので補強が必要だった。以前のメンバーのうちCBクリス・ハリスはまだ残っている。移籍したCBアキブ・タリブは素晴らしいカバー・コーナーだった。新加入のジャクソンとキャラハンは(FAでテキサンズと契約した)CBブラッドリー・ロビーよりも上だ。しかし、新しいセカンダリーのニックネームについて考えるより前に、FSジャスティン・シモンズの隣で誰が先発するのかを確認するべきだろう(先発SSがまだ決まっていない)

 

 

CBは補強済み。QBも補強済み。OLはまだ補強中。次に補強するのはどのポジションだろう?

 

CBはジャクソンとキャラハンを補強した。QBはフラッコを獲得して「今のところは」補強済みと言えるだろう。攻撃ラインはそのとおり、まだ補強の途中にある。

私の考えでは、ライトガード/センター、インサイド・ラインバッカー、セーフティー、タイトエンドが補強ポイントとして挙げられる。攻撃ラインの内側はドラフトの2日目、ILBはドラフトの1巡目で獲得できるかもしれない。TEはジェフ・ハイアマンと再契約したので、チームは現状に満足しているかもしれない(私は満足していないが)

 

 

ブロンコスは歴史的な攻撃でスーパーボウルに敗れ、歴史的な守備でスーパーボウルに勝利した。エルウェイはその教訓から学んでいるはすだ。もうQBの話はやめて、ドラフト1巡では残っている中でベストの守備選手(LBデビン・ホワイト?)を指名するべきだと思う

 

QBの話題はけして消えることがないだろう。ブロンコスは(QBフラッコを獲得した後でも)3巡までにQBを指名することを考慮するべきだ。FA市場で(パスラッシャー以外の)守備選手を獲得することは、他のフランチャイズ・タグを貼られるようなポジションに比べると簡単だ。チームはドラフトで守備をより強化することもできる。しかし、このドラフトはエルウェイにとって攻撃のデプスを充実させ、将来の先発となる選手を指名する大事なものになるだろう。

 

 

ここまでエルウェイは良い仕事をしている。もっと補強はあるだろうか、あるいはもう資金が尽きた?

 

通常、ここのテーマはエルウェイの人事・契約を批判するものが多い。しかし、私はQBフラッコのトレード獲得とFAで契約した3人を評価したい。この4人はすぐに貢献できる選手たちであり、FA1週目の契約とはそうであるべきだ。

Over The Capによると、月曜午後の時点でブロンコスサラリーキャップには20.3ミリオンの余裕があった(最新の情報では約15ミリオンだそうです)。ドラフト契約には約10ミリオンが必要になる計算だ。つまり、それほどキャップに余裕は残っていないことになる。これからドラフトまでの契約はどれも、スペシャルチームでロスター枠を争うようなバックアップ選手になるだろう。

 

 

あなたはモックドラフトの10位でCBバイロン・マーフィー(ワシントン大学)を予想していたけど、最近のFA契約で変更はある?

 

ブロンコスはFAでCBを補強したので、10位ではCBを指名しないと思う。もしLSUのLBデビン・ホワイトが残っていたら、エルウェイはさっさと指名するべきだろう。ミシガン大学のLBデビン・ブッシュも指名の候補になる。アラバマ大学のOTジョナ・ウィリアムズを指名してライト・ガードで使うというアイデアも良いと思う。

 

 

NFLサラリーキャップはどのチームも同じ金額になっている。しかし、州ごとに所得税が違うので、税率が低い州のチームと契約した選手は、より多くの金額を得ることになる。これは(サラリーキャップからすると)不公平ではないだろうか?

 

インターネットの情報によると、コロラド州の2018年の所得税率は4.63%だった。州の所得税なしで契約できるチームは、シアトル、ジャクソンビル、マイアミ、タンパベイ、ヒューストン、ダラス、テネシーだ。そして、レイダースの選手もチームがラスベガスに移転すればネバダ州の所得税を払う必要はなくなる。そうであっても、サラリーキャップは州の所得税に関わらず同じ金額であり、残念ながらその現実を変えることはできない。