第3週サンデーナイト、アウェイのライオンズ戦が行われました。
結果は24対12で勝利。この試合も守備の奮闘が光りました。
欠場
- 控 QB Trevor Siemian
- 先 TE/FB James Casey
- 控 OG Shelley Smith
- 控 OT Michael Schofield
- 先 DE Derek Wolfe(出場停止)
- 控 DE Kenny Anunike(膝)
- 控 CB Kayvon Webster(足首)
- 控 DB/KR Omar Bolden(足)
先発FBケイシーが登録外。CBウェブスターが怪我でアウト。唯一の控えOTスコフィールドも登録外。代わりに控えのTEヘンリー、OLBマクレイ、新人CBドスが試合登録。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | OT | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
DEN | (2-0) | 0 | 14 | 0 | 10 | 24 | |
DET | (0-2) | 0 | 6 | 6 | 0 | 12 |
前半 14-6
- DEN パント、パント / INT、TD、TD
- DET パント、パント、INT / パント、TD(PAT失敗)、終
パント合戦からCBロビーがINTを決める。しかし攻撃はゴール前でDTナタにパスをはたかれてINTに終わる。第2Q、ヒルマンのTDランで先制。すぐにTDで追いつかれるがPATは阻止する。前半残り13秒でギャンブル、WRトーマスへの45ヤードTDパスが決まり8点リードで折り返す。
後半 24-12
- DEN FMB、パント、パント / パント、FG、TD、終
- DET TD(2pt失敗)、パント / パント、FMB、INT、G失敗
WRトーマスが自陣でファンブルロスト。そこからTDを決められてしまう。2ポイントは阻止して2点差のまま第4Qに突入。OLBバレットがサックからファンブルを誘発、ボールを奪う。FGを決めて5点差。さらにDBブルートンがINTを奪い、そこからTEダニエルズにTDパスを決めて12点差、なんとか逃げ切った。
DEN | DET | |
---|---|---|
トータル | 354 | 290 |
パス | 42 - 313 - 2TD | 45 - 262 - 1TD |
ラン | 19 - 41 - 1TD | 19 - 28 - 1TD |
1st ダウン | 19 | 22 |
3rd ダウン | 4/12 (33%) | 4/12 (33%) |
守備サック | 4 | 1 |
守備INT | 2 | 1 |
FG | 1/1 | 0/0 |
反則 | 9 - 94 | 9 - 75 |
時間 | 28:52 | 31:08 |
QBマニング
31/42回(73.8%)、324ヤード、2TD、1INT、Rate 101.7
この試合ではピストルを多用。あいかわらずランは出ませんでしたけど、被サックは1個でパスプロは健闘。マニングはポケットワークも良く、(アンダースローぎみではありましたけど)いくつかロングパスも決まるなど、今シーズンではベストの活躍になったかと思います。
しかし第2Q終わり、4thダウン1のギャンブルで、WRトーマスに45ヤードTDパスを決めたのは驚きましたね。ここぞという時の勝負強さはさすがです。
HCクービアックの攻撃は、ハドルを組んで、センターの後ろでスナップを受け、ランを出して、プレイアクションからロールアウトというのが肝になるかと思いますけど、これまでの2試合は明らかにマニングと合っていなくて、「クービアックは攻撃を変えるのか?」というのが、先週からの話題になっていました。
その答えが、クービアック攻撃とマニング攻撃の良いとこ取り、折衷案であるピストルということで、マニングもこれまでより安定していて、やりやすそうに見えましたね。
攻撃隊形によるスナップ数(自分調べ)
パス | ラン | 合計 | |
---|---|---|---|
センター | 0 | 3 | 3 |
ピストル | 13 | 15 | 28 |
ショットガン | 30 | 0 | 30 |
- ピストルが28回、ショットガンが30回でおよそ半々
- ピストルではパス13回、ラン15回でおよそ半々
- ショットガンでは100%パス
良かった
- ラン守備(28ヤード喪失)
- パスラッシュ
- OLBミラー&ウェア、DTマリク・ジャクソン
- CBブラッドリー・ロビーのINT
- DBデビッド・ブルートンのINT
- WRファウラー(4回50ヤード)
- パスプロ(被サック1個)
- CBタリブのPATブロック
- SS T.J.ウォードの2ポイント阻止タックル
- 48番OLBバレット(サック&ファンブル誘発)
- WRメガトロン対CBタリブ
ラン守備は良かったですね。ロスタックルを決めるシーンも多かったと思います。NTウィリアムズやDLウォーカーもなにげに良いですね。
OLBボン・ミラーはサックなし。味方の反則で取り消された不運もありましたけど、相手にダブルでブロックされたり、速いタイミングでパスを投げられたり、なかなかサックを決めることができていませんね。それでも、パスラッシュではかなりのプレッシャーをかけており、他の選手がサックやINTを決めて活躍している要因になっているように感じます。
ドラフト外の2年目WRファウラーはプロ初キャッチを記録。攻撃に新しい選手が出てきて欲しいと思っていたので楽しみですね。出番が増えそうです。
パスプロはこれまでで一番良かった感じ。ピストルを多用した影響もあったのでしょうか。新人LTサムブライロは、DEアンサと対して頑張っていたと思いました。
DBブルートンは会見で「相手のフォーメーションと動きで事前にプレイが読めていた。QBがメガトロンの方を向いたので、ボールを奪いにいった」と、INTしたプレイについて語っていました。CBロビーも「相手がなにをするか分かっていた」と語っていて、これまでに他チームの選手も同じようなことを言っていたそうです。
WRメガトロン対CBタリブの対決は、やられることもありましたけど、なかなか見ごたえがありました。8回77ヤードに抑えたのは、よくやった方だと思います。
悪かった
- ラン攻撃(19回 41ヤード 平均2.16ヤード)
- 反則の多さ(9個)
- WRデマリアス・トーマスのファンブルロスト
- LBマーシャルのミスタックル
- SS T.J.ウォードのカバー
- WRラティマーどこにいた
- 審判のミス
審判は間違いが多かったですね。赤旗や自動レビューで、何回も判定がひっくりかえっていました。TD後のアンスポ反則を、キックオフではなく、PATに適用しようとするミスもありました(はじめてだったので驚きました)。
気になったこと
- 控えOTが試合登録されなかった(緊急時にはRGバスケスが入る)
- マニングは右手にグローブを着けていなかった
- RB JトンプソンがFBの位置に入っていた
- 60ヤードFGにトライするふり→ライオンズがタイムアウト消費
- 53ヤードFG失敗→相手の反則で蹴りなおして成功
- 2試合続けて第2Qと第4Qに得点が集中している
- 第4QでLTサムブライロが肘?肩?を怪我してたような
- パントリターンも、カバーチームもいまいち
- RB CJアンダーソンは脳震盪の疑いで下がったが試合に戻った
- RB Jトンプソンは頭部(首)の怪我で下がりそのままアウト
- ライオンズのKプレイターは食あたりで酷い体調不良だった
- ライオンズのCBスレイはマニングのサインもらえず
- ゲームボールはWRサンダースとDBブルートン
- 守備は3試合で10テイクアウェイ、11サックを記録
- 開幕3連勝してるけど、対戦した3チームの成績は合わせて1勝8敗…
OTタイ・サムブライロは練習を休んでいるようですね。大丈夫なのか。
あとRBの補強とかあるんでしょうかー
さて、次はホームでバイキングス戦。
この調子で4連勝を期待したいですね!(できればもう少し楽な展開で…)