第5週 カウボーイズ戦の感想 1
カウボーイズ戦の簡単な感想みたいなものになります。感想2はこちら
第1Q
DAL: ロモからWRデズ・ブライアントへの2ヤードTDパス (0-7)
DEN: WRデッカーがファンブルロスト
DAL: RBデマルコ・マーレーが4ヤードのTDラン (0-14)
DEN: マニングからTEトーマスへの4ヤードTDパス (7-14)
第2Q
DAL: 43ヤードのフィールドゴール成功 (7-17)
DEN: マニングからWRデッカーへの2ヤードTDパス (14-17)
DAL: WRデズ・ブライアントがファンブルロスト
DEN: マニングからTEトーマスへの9ヤードTDパス (21-17)
DEN: マニングが1ヤードのTDラン (28-17)
DAL: 48ヤードのフィールドゴール成功 (28-20)
第3Q
DEN: マニングからWRウェルカーへの2ヤードTDパス (35-20)
DAL: ロモからWRテレンス・ウィリアムズへの82ヤードTDパス (35-27)
DEN: 48ヤードのフィールドゴール成功 (38-27)
DAL: ロモからWRデズ・ブライアントへの2ヤードTDパス。2pt失敗 (38-33)
DEN: マニングがインターセプト
第4Q
DAL: ロモからWRテレンス・ウィリアムズへの83ヤードTDパス。2pt成功 (38-41)
DEN: 50ヤードのフィールドゴール成功 (41-41)
DAL: ロモからWRコーリー・ビーズリーへの4ヤードTDパス (41-48)
DEN: RBモレノが1ヤードのTDラン (48-48)
DAL: ロモがインターセプト
DEN: 28ヤードのフィールドゴール成功で試合終了 (51-48)
両チームで12タッチダウン、NFL史上4番目となる合計99点という殴り合いの果てに
最後ぎりぎりで51対48の勝利となりました! (;゚ Д゚) oh…
この試合は両チームが30点以上取り合うシュートアウトになるのではないか、なんて予想もありましたけど、まさかノーガードで50点取り合うアホ試合になろうとは・・・
試合開始からカウボーイズの勢いを止められずに失点。さらにWRエリック・デッカーのファンブルロストからもやられて、いきなり14点差のビハインドに。イヤーな空気が漂います。
しかし、そこは1試合平均44得点を誇るブロンコス攻撃、マニングが5年ぶりに自ら走ってTDを決めるなど、4連続TDで前半を28対20と逆転して折り返します。TEジュリアス・トーマスへのショベル・パスも面白いプレイでしたね。
後半ブロンコスからの攻撃でTDを決め、35対20でブロンコスが15点差のリード。後半から突き放すいつもの勝ちパターンが見えてきたかなーと少し余裕が出てきたり。
しかし直後カウボーイズはわずか2プレイで82ヤードのロングTDを決めるなど、5点差でしっかり追いかけてきます。ロモが止まらない、止まる気がしません。
ミスした方が負ける、そんな点の取り合いが続くなか(守備は仕事しろ!)、ついにマニングが今シーズン初のインターセプトを喰らってしまいます。WRデッカーの目に日差しが入ってボールを見失ったような感じで、マニングのミスだったのかは微妙でしたけど、この日ずっと狙われていたCBモーリス・クレイボーンが一矢報います。
そこからブロンコス守備はあっと言う間にぶち抜かれ、38対41で再逆転されてしまいます。すかさずブロンコスはフィールドゴールで同点、しかしカウボーイズがわずか4プレイでTDを決めて再逆転、それでもRBモレノのTDランでまた同点。スコアは48対48、第4Q残り2分39秒でカウボーイズの攻撃権になります。
その2プレイ目、まさかというか、またかというか、ロモのパスをLBダニー・トレベイサンがインターセプト! 開幕戦でフラッコのパスをインターセプトして、エンドゾーン手前でボールを離してタッチバックになったポカで記憶に新しいあのトレベイサンです!
最後はRBモレノが時間を使って1stダウン、決勝のフィールドゴールで試合終了。アホ試合ながら、最後まで分からない、とにかく疲れるエキサイティングな試合となりました。
お互いさまではありますが、ブロンコスのパス守備は酷かったですね。ロモに506ヤード投げられました。先発CBチャンプ・ベイリーが開幕から欠場中。代わりの先発CBクリス・ハリスが前半に脳震盪で退場。残った先発CBのDRCと、4番目CBトニー・カーター以下、新人CBケイボン・ウェブスター、CB/Sオマー・ボールディンらが狙われてボロボロに。ミスタックルも多すぎました。
パスラッシュも届きませんでした。スタッツだけ見れば4サックですけど、ロモに時間を与えすぎてビックプレイを決められました。ボン・ミラーが帰って来るまであと1試合・・・
ロモが完璧でした。WRデズ・ブライアント、TEジェイソン・ウィッテンにいいようにやられ、WRタイロン・ウィリアムズにぶち抜かれ、WRコーリー・ビーズリーにタックルをかわされ、まるでブロンコスがしているような破壊的なオフェンスをやられてしまいました。
ラン攻撃、特にノーション・モレノの活躍はこの試合の影のMVPだったような気がします。モレノはランだけでなく、パスプロ、レシーブでもしっかり仕事をしてくれましたね。
試合最後、残り1分40秒で3rd&1ヤード、エンドゾーンまで約2ヤードほど。ブロンコスとしてはできるだけ時間を使って得点したい場面。モレノは1ヤードだけ進んでエンドゾーン手前でわざとダウンして、TDを決めないように1stダウンだけ更新するというプレイをやってくれました。マニングからの指示だったそうで、「無茶言うなよ!どうやってやればいいんだよ!」と、ちょっと口論になってましたねw このプレイのおかげで時間を使いきって、決勝フィールドゴールで終わらせることができました。
カウボーイズは時間をセーブするために、わざとモレノにTDを取らせてくるかなと思ったのですが、そうしなかったですね。ちょっと不思議でした。
さて、試合内容は酷いところもありましたけど、とにかく勝てて良かったです。同地区のチーフスが無敗で並んでいる以上、こちらも負けられません。長いシーズン、うまくいかない試合や、苦しむ試合もあると思います。こういうタフなゲームでも落とさなかったのは大きいです!
とはいえ、パス守備はどうにかしてもらいたいですねーデルリオさん