NFL2014シーズン第8週木曜ゲーム、ホームでのチャージャーズ戦が行われました。
1Q
- なし
2Q
- DEN QBマニングからWRサンダースへの2ヤードTDパス (7-0)
- S.D QBリバースからWRアレンへの2ヤードTDパス (7-7)
- DEN QBマニングからWRサンダースへの31ヤードTDパス (14-7)
3Q
- DEN QBリバースのパスをCBハリスがINT
- DEN QBマニングからWRサンダースへの3ヤードTDパス (21-7)
- DEN RBトンプソンの2ヤードTDラン (28-7)
- S.D ギャンブル成功。QBリバースからTEゲイツへの4ヤードTDパス (28-14)
4Q
- DEN RBトンプソンの1ヤードTDラン (35-14)
- S.D QBリバースからTEゲイツへの10ヤードTDパス (35-21)
- DEN Kマクマナスの53ヤードFG失敗
- DEN QBリバースのパスをFSムーアがINT
5勝1敗のブロンコス VS 5勝2敗のチャージャース
AFC西地区の首位決戦は、35対21の勝利、となりました。
この試合は第1Qを両チーム無得点で終えた後、スコアが動きはじめました。
第2Q、7対7の同点から、残り39秒にQBマニングがTDパスを決め、7点のリードで前半を折り返します。さらに後半スタートのチャージャース攻撃からINTを奪ってターンオーバー。そこからブロンコスが2TDを連取して28対7の21点差にリードを広げました。この第2Qから第3Qの攻防は大きかったですね。
チャージャースは第3Qから反撃を開始。ブロンコス守備も相手をゴール前で3回止めますが、4thダウン・ギャンブルでTEゲイツにTDをヒットされてしまいました。TEゲイツには前半に20ヤードの3rdダウンを更新されたり、第4QにもTDを決められるなどやられました。
第4Q残り6分、ブロンコスは14点差リードから、決まればほぼ試合終了になる53ヤードFGを失敗。嫌な流れになりましたけど、最後はQBリバースのパスを再びINTして逃げきりました。
欠場
怪我のRBモンティ・ボールがアウト。脳震盪のCBオマー・ボールディン、控えLBスティーヴン・ジョンソンもお休み。PSから昇格したドラフト外新人RB カプリ・ビブス、いつものOGガーランド、新人RTスコフィールド、DTアンレインが登録外。2巡新人WRラティマーは開幕週以来の試合登録になりましたけど、攻撃での出場はなかったようです。
勝因?
攻撃は計425ヤード獲得。パスは286ヤードで、WRサンダースが120ヤード3TDと大活躍。ランは27回139ヤード2TD。RBヒルマンが後半74ヤード稼いで計109ヤード。RBトンプソンもゴール前で2TDと決定力がありました。
守備は計396ヤード喪失。ランは相手を61ヤードに抑えました。パス守備は245ヤード3TDながら2INTを奪取。後半に2TDと追撃されますが、最後にFSムーアがINTで試合を決めました。
チャージャースはCBフラワーズが脳震盪で欠場。1巡新人CBバレットも肩の怪我が悪化して途中退場。RBマシューズ、LBイングラムなど、怪我人の多さも影響しましたね。
- 前半 14/19回、73.7%、174ヤード、2TD
- 後半 11/16回、68.7%、112ヤード、1TD
- 合計 25/35回、71.4%、286ヤード、3TD、Rating 124.2
マニングはキャリア90回目の1試合3TDパスを記録する活躍。以上!
ラン守備
この試合は計61ヤードの喪失でしたけど、試合最後のプレイで無意味な23ヤードを走られるまでは、RBオリバーを12回13ヤード(平均1.1ヤード)に抑えていました。ロスタックルも多かったですね。ラン守備はここ3試合、カーディナルスを37ヤード、ジェッツを31ヤード、49ersを62ヤードに抑えていて、いつのまにかリーグ1位になってます。頼もしいですね。
キックオフのファンブル判定
同点の第2QにWRコールドウェルがキックオフ・リターンでファンブル。審判はチャージャースのリカバーと判定しましたが、自動レビューで「ボールを失う前に、反対側の腕が地面に付いてダウンしていた」として、ターンオーバーは取り消され、ブロンコスのボールになりました。
試合の映像では、どっちに転んでも不思議ではないように見えたのですが、後でスロー映像を細かくチェックすると、たしかにボールが腕からかき出されて動き出す前に、腕の肘先が地面に付いているのが確認できます。ただ、微妙な時には審判の判定がそのまま動かないことが多いので、 ひっくり返る可能性は低いと予想していました。そういう意味ではラッキーな判定になったのかなと思います。
WRコールドウェルは今シーズンわずか2回16ヤードのレシーブ。たまに出てきても落球ばかりという印象です。なのにキックオフでファンブルして「いつまで使ってるんだ」という意見は多そうですね・・・
気になったこと
- コイントスに負けて先攻スタート
- この試合もRTポール・コーニックが先発。 なかなか良かったもよう
- センターのスナップが低くてマニングがファンブル&自らリカバー
- オフェンスラインは反則(3回)も目立った
- ブロンコス攻撃はレッドゾーンでの決定力が高い(1位)
- LBボン・ミラーは1サック(計9サック)。ダブルチームされていた
- TEジュリアス・トーマスは先週からあまり良くない気がする
- DLマリク・ジャクソンは活躍しているけど、無駄な反則が多い
- CBハリスは今シーズン2個目のINT
- WRサンダースは身長(5-11)の割に高いボールもよくキャッチする印象
- LBボン・ミラーは痛んで下がるもすぐに復帰
- 第3QにRBヒルマンの33ヤードTDランがOLの反則で取り消し (´・ω・`)
- SのT.J.ウォード(ムーアとカーターも)はTEゲイツに苦戦
- 第4QにマニングのパスがエンドゾーンでINTされるも守備の反則で取り消し
- WRサンダースがファンブル、WRウェルカーがまたリカバー
- WRウェルカーは地味ながら大事なとこでキャッチ&更新&リカバー
- LBマーシャルとCBタリブはRBオリバーへのパスをきっちりタックルしていた
- Kマクマナスは53ヤードFG失敗
- RBヒルマンは今シーズン2試合目のラン100ヤード超
- 最後の攻撃中にファンの声援がうるさくてRTコーニックが反則をやらかす
- マニングは声援を煽る映像を流したスコアボードのスタッフに激怒!
- ブロンコスは2012年からホームで19勝2敗
次はシーズン前半最後の山場、アウェイのペイトリオッツ戦ですね。
ここで勝てれば、この先のプレイオフ争いで大きなアドバンテージを得ることができます。フォックスボロで大変な試合ですけど、なんとか勝ちたいですね。
そういえば、NFLのトレードの期限が現地28日(火曜日)となっています。
ブロンコスでは、6番目CBトニー・カーターがトレード候補になるのでは、という予想もあるようですね。WRウェルカーはどうなんだ?という意見もあるみたいですけど、こっちはまず無さそうです。ほとんどメリットないですし。