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ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

第5週 カウボーイズ戦の感想 2

カウボーイズ戦の感想2になります。無駄に長いです。感想1はこちら

ブロンコス 51 - 48 カウボーイズ

NFL公式のボックススコア

 

ペイトン・マニング

成績: 33/42回 (78.6%) 414ヤード 4 TD 1 INT Rating (129.6)

序盤に14点差のビハインドとなってから前半4連続TDで逆転。最終的に11回の攻撃ドライブで6TD、3フィールドゴールを演出しました。得点できなかったのはWRデッカーのファンブルロストと、マニングがインターセプトされた2回だけ。パントはありませんでした。

今シーズン初となった第3Qのインターセプトは、WRデッカーが日光でボールを見失ったようにも見えましたけど、少しアンダースローぎみでした。マニングは会見で「自分の判断ミスであり、パスも悪かった」と語っていました。

QBトニー・ロモも最後にインターセプトを投げてしまいましたが、マニングは第4Q同点の場面でインターセプトを投げたことが1回もないそうです。

第2Qに5年ぶりのブーツレッグでTDを決めました。味方にも内緒でやったということで、相手守備だけでなく、みんな完全に騙されてしまいましたね。思わず笑ってしまいまいした。マニングは「みんなが忘れたころ、5年に1回やるくらいがちょうど良い」と語ってましたけど、冷静に考えてみるとゴール前1ヤード、3rdダウン&ゴールでやったのは、けっこうギャンブルだったような気もしますね・・・

この試合でパス通算61,371ヤードになり、ダン・マリーノを抜いて史上2位に浮上しました。1位はブレット・ファーブの71,838ヤードです。(Wikipedia記録リスト

ドリュー・ブリーズの連続TD試合記録(54試合)に、あと2試合まで迫っていたトム・ブレイディの記録が今週で途切れてしまったため、現役ではマニングの28試合が1位になっています。このまま順調に行けば、来シーズン終盤にはブリーズに追いつける計算になりますね。(Wikipedia記録リスト

 

オフェンスライン

この試合は被サックなし。パスプロはかなり良かったですね。DEデマーカス・ウエアをよく抑えていました。DEジョージ・セルビーがマニングに迫るシーンがありましたけど、フェイスマスクの反則になりました。首の怪我があるだけに、あの反則は怖かったです。

PFFによると、この試合マニングは平均2.2秒でボールを投げていたそうです。これではパスラッシュはなかなか届かないですね。

またPFFのオフェンスラインのランキング(今シーズン1/4終了時)で、ブロンコスは2位になっていました。RGルイス・バスケスは「良くできました」、LGゼーン・ビードルズは「もう少し頑張りましょう」、LTクリス・クラークはパスプロがレフトタックルでトップ3位という評価だそうです。たしかに期待以上の活躍をしているとは思いますけど、たぶんマニングのリリースが速いおかげという気もします。

この試合でRGバスケスがホールディングの反則をもらってました。あれがキャリア5年間でわずか3回目(公式には2回目)の反則だったそうです。

 

ラン守備

前半に何度か10ヤード前後のランをやられましたけど、ほとんどはしっかり止めていました。RBデマルコ・マレーは12回43ヤード1TDでした。

第 2Qにブロンコスが逆転してリードを拡げてからは、カウボーイズ攻撃はランをコールしなくなり、どんどんパス中心になっていきました。カウボーイズのランは、前半が13回、後半はわずか2回、第4Qはすべてパスでした。どうもランが少ないとは思ってましたけど、ここまで極端だったとは驚きですね。

最後のロモのインターセプトも、ブロンコス守備は3人ラッシュで、LB1人とDB7人が全員ドロップバックしていました。カウボーイズがランを捨てていたので、ブロンコスは決め打ちのパス守備からインターセプトすることができたんですね。

 

パス守備

カウボーイズは、QBロモが506ヤード、5TDを投げました。WRテレンス・ウィリアムズに151ヤード1TD、WRデズ・ブライアントに141ヤード2TD、TEウィッテンに121ヤード1TD、WRビーズリーに47ヤード1TDと、ボコボコにやられています。これでも第2WRのマイルズ・オースティンは欠場していたんですね・・・

WRウィリアムズに82ヤードTD、WRデズ・ブライアントに79ヤードTDという、一発ビックプレイをやられたのも、目を覆いたくなる光景でした。特に酷さが目立ったのはDRCとトニー・カーターだったかなと思います。CB/Sオマー・ボールディンも簡単にやられてましたね。

試合開始時のニッケル守備では、DRCが左CB、新人CBケイボン・ウェブスターが右CB、クリス・ハリスがスロットに入っていました。カウボーイズはディープに投げていくプランだったそうですけど、前半にCBハリスが脳震盪でアウトになり、DBが薄くなったところを突かて、そのまま最後まで立て直せなかった感じがします。そろそろCBチャンプ・ベイリーが復帰しそうなのは朗報ですね。

前半には、守備キャプテンのLBウェズリー・ウッドヤードも首の怪我でアウト、前後してDEロバート・エアーズも肩の怪我で下がり(後に復帰)ました。

ブロンコスは、パス守備が32位(ラン守備は1位)になっているものの、これはオフェンスが大量に得点するせいで、相手が追いつくためにパスを投げ、試合が決まった後の消化タイムにヤードを稼がれるせいだと言われていました。

そうはいっても、レイブンズとジャイアンツに約360ヤード、レイダースとイーグルスに約300ヤードというのは、ちょっとやられ過ぎなんじゃ・・・という不安もあって、この試合ではそれが現実となってしまった感じですね。今後の立て直しが必要です。

 

パスラッシュ

この試合は4サックを記録しました。現在チーム合計15サックはリーグ7位。2012年は開幕5試合で14サックだったので、数字上は上回っていることになりますね。

ただ、今シーズンのパスラッシュを見ていると、明らかにスピードが足りないような気がします。カウボーイズ戦の4サックも、DEマリク・ジャクソンは相手を抜いて決めてましたけど、他のサックは、スクランブルしたり、パンプ・フェイクを入れたり、ロモが時間をかけてターゲットを探している時に決めたのが多かったように見えました。

HCジョン・フォックスも「パスラッシュしてるのに、ロモが10秒くらい立ってるシーンがあった」と語ってましたけど、それなりにプレッシャーをかけてた時でも、ロモが動き回って時間を稼いで、そこから完璧なパスを決めてくるので、守備のカバーが持ちませんでしたね。これはロモを褒めるしかないです。

やはりLBボン・ミラーみたいな速くて破壊的なパスラッシャーが必要ですねー(あと1試合)

 

ロモのインターセプト

あのプレイでラッシュしてた3人は、DE/OLBショーン・フィリップス、DLデレク・ウルフ、そしてLBエイドリアン・ロビンソンでした。

ロモがTEガビン・エスコバーにパスを投げる瞬間、LBロビンソンのラッシュで押し込まれたレフトタックルの足が、ロモの足と接触してバランスを崩しているように見えます。同時にDLウルフが真ん中からのラッシュで目の前に迫り、LBダニー・トレベイサンがダイブしてパスをインターセプトしました。

DLウルフは、ここまでサック1個だけながら、相手QBにプレッシャーをかけた回数は12回(だったと思います)で、チーム・トップらしいです。

 

次のジャガーズ戦は、史上最大のハンデ28点とか騒がれてますけど、ここでまた守備がボコボコやられるようなことがあってはまずいです。守備Cのデルリオも、古巣相手に負けられないでしょうし、ブロンコス守備には強いところを見せてほしいですね。