ブロ研 [ブロンコス研究所]

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ドラフト候補 Edge 2

2021年のNFLドラフト候補を紹介する15回目。

ダニエル・ジェレマイア氏の「トップ50」から、ドラフト候補となる選手たちの評価を確認します。

 

エッジ(DE/OLB)編の2回目、下位の4人です。

  • 13位 グレゴリー・ルソー(マイアミ)
  • 18位 クイッティ・ペイ(ミシガン)
  • 19位 ジェイレン・フィリップス(マイアミ)
  • 27位 ジェイソン・オウエ(ペン州立)
  • 32位 ジョー・トライオン(ワシントン)
  • 41位 アジーズ・オジュラリ(ジョージア
  • 42位 パトリック・ジョーンズ2世(ピッツバーグ
  • 50位 デヨ・オデンボウ(ヴァンダービルト)

 

Daniel Jeremiah's top 50: 2021 NFL Draft prospect rankings 1.0

 

 

32位 Edge ジョー・トライオン

Joe Tryon / 身長6-5 体重262 / Washington / 21歳 RSジュニア

エッジラッシャーとしては理想的な体格と肉体がある。スピードや機敏さよりも強さとパワーでプレイしている。パスラッシャーとしては平均的な発進だが、両手で攻撃タックルに衝撃を与え、セパレートし、QBに迫る。やばいプッシュとプルのムーブがあり、アウトサイドの肩をとおして動力を伝え、エッジの距離を短くすることができる。足首に硬さがあるため、ラッシュのトップにおける柔軟性はない。並はずれた奮闘がある。ラン守備ではタイトエンドを破壊し、スクリメージラインをリセットすることができる。全体として、彼は力と奮闘でプレイし、ランとパスどちらにも影響を及ぼすことができる。3ダウンでインパクトを与えられる選手で、プロでもすぐに試合に出られるだろう。

 

1年目はレッドシャツ。2年目の2018年から2試合に先発。2019年は12試合に先発して41タックル、8サック、12.5ロスタックルの活躍で注目されましたが、2020年はオプトアウトして休みました。

良いサイズと体格をしていますが、大学では通算14試合の先発経験しかなく、1シーズンだけ活躍してオプトアウトという評価が難しいパターンですね。1巡下位という人もいますが、今のところ2巡くらいの指名予想が多いようです。

 

2019年 9番 ジャージの名前はTryon-Shoyinka

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41位 Edge アジーズ・オジュラリ

Azeez Ojulari / 身長6-2 体重249 腕34.5 / Georgia / RSサーフモア

わずかにサイズの小さいエッジラッシャー。大学では地面に手を付くスタンス、立ったまま、どちらもやっている。短くてクイックなステップがあり、いろんなパスラッシュのムーブを使う。プッシュとプルを用い、ジャンプ、スラップ、スイムのムーブを織り交ぜ、攻撃タックルの胸に頭をつけてブルラッシュする。足首にやや硬さがあるため、ラッシュのトップにおける一流の柔軟性はない。素晴らしい奮闘がある。ラン守備では一貫してエッジをスタック、セットする。ターンして追いかけ、素早く迫る能力がある。シンシナチ大学と対戦したピーチボウルで大活躍した。いくらかの硬さがあり、理想的なサイズも欠いているが、私が確認した試合すべてでプレイを決めている。オッズ・フロント(奇数フロント。たとえば3-4守備)のチームにおいて、アウトサイドで立ったままプレイするのがもっとも適している。

 

高校では4つ星の有望選手でしたが、シニアの年にACLを断裂しています。

2018年はレッドシャツ。2019年は13試合に先発して36タックル、5.5サック、QBプレッシャー36回を記録。2020年は全10試合に先発。31タックル、8.5サック、QBプレッシャー35回の活躍でした。

サイズと長さはやや足りないとも言われてますが、爆発力のあるパスラッシャーで評価も上昇している感じがあります。1巡予想も目立ちますね。

 

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42位 Edge パトリック・ジョーンズ2世

Patrick Jones II / 身長6-4 体重261 腕32.8 / Pittsburgh / 22歳 RSシニア

背が高く長さと実績を備えた守備エンド。硬さのあるアスリートだが、素晴らしいパワー、エナジー、本能がある。パスラッシュでは(両手を付く)4ポイント・スタンスから発進しベストを尽くす。外側に位置している時は、3~4歩のハードなステップを踏んでから、攻撃タックルの胸に向かって頭と手を突進させる。相手をノックバックさせるパワーがあり、その後はサックを決めるためにセパレートすることができる。さらにはチョップと効果的なインサイドのスピンムーブもある。しかし、ラッシュのトップで身体を曲げて相手をつかまえるのには苦戦する。ラン守備ではタイトエンドを破壊し、攻撃タックルに対しては一貫してエッジをセットする。全体として、理想的な運動能力はないものの、パスラッシュの優れた感覚があり、彼のフィジカルな試合への取り組みはコーチに好まれるだろう。とても伸びしろのある選手だ。

 

2016年はレッドシャツ。2017年と2018年は控えで出場。2019年は全13試合に先発し、43タックル、8.5サック、4ファンブル誘発を記録しています。

2020年は守備エンドで全11試合に先発。44タックル、9サックの活躍で満場一致のAll-Americanに選出されました。

QBにプレッシャーをかけまくり、2年間で17.5サックを決めている実績のあるパスラッシャーですね。守備エンドとしては腕の長さが32インチとやや短いです。2巡くらいの予想。 

 

91番 

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50位 Edge デヨ・オデンボウ

Dayo Odeyingbo / 身長6-5 体重285 腕35.2 / Vanderbilt / シニア

長身でアスレチックな守備ラインマンで、このポジションとしてはレアな長さを備えている。 外側のエッジと内側の3テクニック(ガードの外側)を経験している。パスラッシュでは素早いクラブムーブを見せているが、通常は長い腕に頼っており、相手をクォーターバックまで突き戻す。外側よりも内側からラッシュする方が活躍できるポテンシャルがあると思っている。彼の素早さと長さはガードにとってマッチアップの悪夢になる。ラン守備では腕を伸ばして相手をロックアウトし、エッジをセットするが、プレイでの姿勢が高すぎるためアングルブロックにやられてしまう。地面に倒れていることが多すぎる。残念なことに最近アキレス腱を断裂してしている。彼のことを気に入っているが怪我により評価が下がってしまった。まだ発展途上の選手。彼のポテンシャルを気に入っており、内側のパスラッシャーとして成長できるはずだと信じている。

 

2017年は控えで12試合に出場。2018年は10試合に先発。2019年は守備エンドで11試合に先発して45タックル、1.5サックを記録。

2020年は8試合に先発。32タックル、5.5サック、8ロスタックルと活躍しましたが、今年の1月、ワークアウト中にアキレス腱を断裂してしまいました。

4年間で通算44試合に出場、29試合に先発しています。恵まれたサイズがあり、以前は2巡指名くらいの予想もあったようですが、怪我でどこまで落ちるかですね。一般的にフットボール選手がアキレス腱の手術を受けると、復帰までに半年ほどかかるそうです。

 

10番 

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