ドラフト外新人 QB RB - ブロ研 [ブロンコス研究所]

2020年のドラフト外新人を紹介。

1回目はQBとRBになります。ヴァンダービルト大学の長身QB、カンファレンスMVPを受賞しているRBの2人です。

Pos		Ht	Wt	School	Bonus
QB	Riley Neal	6-6	225	Vanderbilt	$8,000
RB	LeVante Bellamy	5-10	190	Western Michigan	$30,000
WR	Kendall Hinton	6-0	195	Wake Forest	$10,000
WR	Zimari Manning	6-2	200	Tarleton State	$12,500
OT	Hunter Watts	6-8	320	Central Arkansas	$3,000
CB	Essang Bassey	5-9	191	Wake Forest	$20,000
S	Douglas Coleman III	6-1	200	Texas Tech	$5,000

QB ライリー・ニール

Riley Neal / 身長6-6 体重225 / Vanderbelt / RSシニア

2015年：MACのボール州立大学（Ball State）で11試合に出場。9試合に先発。

2016年：11試合に先発。膝の怪我で1試合を欠場。

2017年：開幕から3試合に先発したが足の腓骨を折ってシーズンエンド。レッドシャツに登録された。

2018年：開幕から9試合に先発したが怪我で最後の3試合を欠場。

2019年：SECのヴァンダービルト大学に転校。11試合のうち10試合で先発。

インディアナ州出身。高校フットボールで活躍。地元のボール州立大学に進学した。

父親と叔父も同大学でフットボールをプレイしていた。

2019年はすでに単位を取得済みで卒業しており、転校しても（通常は1年間休む必要がある）すぐにプレイ可能だった。SECのヴァンダービルト大学が（先発QBの卒業により）QBを探していたため、最後の1年は転校することを決断した。

背が高い。センターの後ろでスナップを受けた経験がある。勢いのあるパスを投げる。そこそこ動ける。逃げながらパスを投げることができる。個人成績は冴えないが弱い大学でプレイしてきた。学業優秀。

判断やタッチは向上する必要がある。無理投げが多い。活躍に一貫性がない。2019年も残念な結果に終わり、個人成績も良くなかった。怪我歴がある。

ブロンコス以外にも地元のタイタンズとコルツ、他にラムズ、チャージャーズなど複数のチームが接触していたという話。

ブロンコスの控えQBは（オフに元ライオンズのQBジェフ・ドリスケルと契約しているものの）不安がありますが、それでもドラフト外の新人QBが控えになるとは考えにくいので練習生の契約候補でしょうか。

ドラフト外ランキング：QB 9位

		試	Cmp	Att	%	Yards	Avg	TD	Int	Rate
2015	Ball State	11	228	391	58.3	2,276	5.8	16	6	117.6
2016	Ball State	11	242	394	61.4	2,541	6.4	13	12	120.4
2017	Ball State	3	67	99	67.7	659	6.7	6	3	137.5
2018	Ball State	9	194	335	57.9	1,917	5.7	11	4	114.4
2019	Vanderbilt	11	149	258	57.8	1,585	6.1	9	5	117.0
		45	880	1,477	59.6	8,978	6.1	55	30	118.9

2017年

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RB レヴァンテ・ベラミー

LeVante Bellamy / 身長5-9 体重192 / Western Michigan / RSシニア

サイズの小さいランナー。大学での実績があり、offset shotgunの位置からストレッチやインサイドゾーンの幅広い経験がある。大学ではインサイド/アウトサイドのランを扱っているが、オープンスペースで捕まりにくいスラッシャーとして使われる方がより効果的に活躍できる。優れたトップスピードがあり、もっと早い判断とワンカットの爆発でプレイできればより貢献できる。チェンジ・オブ・ペースのスピードによって3番目のRBを争うことができるが、プロではレシーブ能力の向上を証明する必要がある。ドラフト外評価。

2015年：全13試合に出場。

2016年：3試合に出場したが、足（腓骨）の負傷でシーズンエンドになった。

2017年：6試合に出場し4試合に先発したが、足首の骨折でシーズンエンドになった。

2018年：全13試合に出場し12試合に先発。1,228ヤード（6TD）を走って、All-MACに選出された。

2019年：全13試合に先発。1,472ヤードを走り、全米トップの23TDを記録。カンファレンスのMVPと攻撃MVPを受賞し、All-MACに選出された。

ウエスタン・ミシガン大学のチーム名もブロンコス。

2019年に23TDを決めている。ストレッチ・プレイの経験が豊富。重心が低い。トップスピードがある。2018年にファンブルの問題があったが改善した。

サイズが小さい。コンスタントにインサイドを走る体格ではない。レシーブ能力はわずかに平均以下。怪我歴がある。

コンバインでは40ヤード4.50秒と期待を下回ったが、走っている途中に股関節を軽く痛めてしまいタイムが遅くなったという話。以前には4.30秒を切るタイムを出したことがあるらしい。

大学4年間で48試合に出場し、29試合に先発。17試合で100ヤード以上を走っている。

40ヤード4.50秒（RB 8位）。ベンチプレス18回。立ち幅跳び125インチ（5位T）。垂直飛び39.5インチ（3位T）

ドラフト外としては保証額6万5000ドル（契約金3万ドル）というチームでトップの契約をしていますね。サイズは小さいですが、ブロンコスの攻撃システムに合いそうな選手ですし、3~4番目を争うことになるのかなと思います。