2020年のドラフト外新人を紹介。
2回目はWRとOTです。QBから転向したスロット・レシーバー、全米トップの22TDを決めているレシーバー、でかい攻撃タックルの3人になります。
Pos | Ht | Wt | School | Bonus | |
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QB | Riley Neal | 6-6 | 225 | Vanderbilt | $8,000 |
RB | LeVante Bellamy | 5-10 | 190 | Western Michigan | $30,000 |
WR | Kendall Hinton | 6-0 | 195 | Wake Forest | $10,000 |
WR | Zimari Manning | 6-2 | 200 | Tarleton State | $12,500 |
OT | Hunter Watts | 6-8 | 320 | Central Arkansas | $3,000 |
CB | Essang Bassey | 5-9 | 191 | Wake Forest | $20,000 |
S | Douglas Coleman III | 6-1 | 200 | Texas Tech | $5,000 |
WR ケンドール・ヒントン
Kendall Hinton / 身長6-0 体重195 / Wake Forest / RSシニア
QBからスロット・レシーバーに転向しており、その競争心と特性から急激な成長も期待できる。非効率なルートのランによりセパレーションが制限されており、そのせいで競り合いのキャッチが多すぎる。しかし、彼には持ち前のball-winning skills(勝てる能力)があるので、その助けによってシーズン途中にはルートの向上が見られるかもしれない。ドラフト3日目に指名されるだけのタフネスと運動能力があり、NFLで確かなバックアップになれるポテンシャルがある。6~7巡評価。
2015年:QBで2試合に先発。
2016年:QBで1試合に先発。第3週に膝を怪我してレッドシャツに登録された。
2017年:QBで1試合に先発。
2018年:レシーバーに転向。5試合に出場し、6回 61ヤードを記録。
2019年:11試合に先発。怪我で2試合を欠場。73回 1,001ヤード 4TDを記録。
高校ではランとパスで活躍するデュアル・スレットのQBだった。
大学ではQBで22試合に出場、4試合に先発。パス成績は133/253回、52.6%、1,477ヤード 7TD 8INTだった。ランでも計872ヤード 12TDを走っている。
2019年はキックリターナー、パントリターナーもやっている。
競争心がある。レシーバーで初めてフル先発した2019年に1,001ヤードを記録している。キャッチ後の十分な視野とフィジカルさがある。
レシーバーとしての経験が浅い。ルートのランには課題がある。キャッチの集中と一貫性は向上する必要がある。
コンバインには招待されなかった。
WR ズマリ・マニング
Zimari Manning / 身長6-2 体重200 / Tarleton State / RSシニア
2014~17年:短期大学のGolden West Collegeに進学。2年間で51回 1,110ヤード 23TDの記録を残している。
2018年:Division IIのTarlenton Stateに転入。12試合に先発。44回で947ヤード 12TDを記録。
2019年:12試合で68回 1,462ヤード 22TDを記録。
タールトン州立大学はテキサス州にあるDivision II(2部リーグ)所属の公立大学。2018年と2019年は通算23勝2敗の成績で、2年連続のカンファレンス優勝を決めている。
2019年の22TDレシーブはNCAA全体でトップの数字だった。
2019年はDivision IIの最優秀選手賞投票で3位に入った。
Golden West Collegeではグレイシャツとレッドシャツ(膝の怪我)に登録されて2シーズンを休んでいるらしい。
高校では無名で短期大学に進学しており、かなり情報が少ない。
コンバインには招待されなかった。
OT ハンター・ワッツ
Hunter Watts / 身長6-8 体重325 / Central Arkansas / シニア
セントラル・アーカンソー大学はFCS(下部リーグ)のSouthland Conferenceに所属する公立大学。NBAで活躍したスコッティー・ピッペンの出身校として有名。
テキサス出身だが地元の大学からは声がかからなかった。
2018年からレフトタックルで先発している。
2019年は12試合に先発し、4年間で通算35試合に出場している。
2018年と2019年は2年連続でAll-Southland Conferenceに選出された。
身長6-8(約203センチ)はブロンコスのロスターでもっとも大きい。
サイズの割に運動能力がある。長い腕がある。既婚で小さな娘がいる。
ベンガルズ、テキサンズ、カウボーイズ、セインツ、レイダースからドラフト外契約の話があったが、マイク・マンチャック(OLコーチ)のいるブロンコスを選んだと語っている。
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— Hoggs Gone Wild (@CoachKBarbee) 2020年4月26日