プレシーズン1試合目、アウェイのベアーズ戦です。
結果は、24対17で勝利。
ブロンコスは守備がTDを決めるも、攻撃は低調。ベアーズの新人QBトラビスキーの活躍でリードを許した。しかし、ブロンコスは第4Qから登場した新人QBスローターのTDパスで同点に追いつき、最後は新人RBヘンダーソンのTDランで逆転勝利した。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
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DEN | 10 | 0 | 0 | 14 | 24 |
CHI | 0 | 7 | 7 | 3 | 17 |
ハイライト動画
前半 | 後半 | ||
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CHI | INT(被TD) | DEN | Punt |
CHI | Punt | CHI | TD |
DEN | FG | DEN | ギャンブル失 |
CHI | ファンブル失 | ||
DEN | Punt | CHI | FG |
DEN | TD | ||
CHI | Punt | CHI | Punt |
DEN | Punt | DEN | TD |
CHI | Punt | CHI | 時間切れ |
DEN | Punt | ||
CHI | Punt | ||
DEN | Punt | ||
CHI | TD | ||
DEN | ニーダウン |
第1Q
- CB クリス・ハリス Jr のINTリターンTD
第4Q
- QB カイル・スローター(ドラ外)からWR アイザイア・マッケンジー(5巡)への47ヤードTDパス
- RB デアンジェロ・ヘンダーソン(6巡)の41ヤードTDラン
主な欠場選手
- 控 QB チャド・ケリー(手首)
- 控 RB デボンテ・ブッカー(手首)
- 控 RB ジャマール・チャールズ(膝)
- 控 RB バーナード・ピアース(ハム)
- 先 C マット・パラディス(ヒップ) → C コナー・マクガバン
- 先 OLB ボン・ミラー → OLB カシム・エデバリ
- 先 OLB シェーン・レイ(手首) → OLB ボンタリアス・ドラ
- 控 OLB シャック・バレット(ヒップ)
- 先 ILB トッド・デイビス(肩) → ILB コーリー・ネルソン
- 先 SS T.J. ウォード(ハム) → S ジャスティン・シモンズ
右側は代役の選手。ボン・ミラーはお休み(OLBの怪我人が多いので)
QBトレバー・シーミアン
6 / 7回(85.7%) 51ヤード、0TD、0INT、Rate 97.0
先発して3シリーズに登場。FG、パント、パントという結果でした。
FGに終わったドライブは、ゴール前の3rdダウンで、LGガルシアがやられてサックされる寸前にボールを投げ捨て。パントに終わったドライブも、ランが出ていなくて、3rdダウン1ヤードを更新できず。
安定感はあるけど、TDを決められない。良くも悪くもシーミアンらしい感じだったですが、今のところは先発に一番近いのかなという印象です。
QB パクストン・リンチ
6 / 9回(66.6%) 42ヤード、0TD、0INT、Rate 77.1
第2Q途中から出てきて4シリーズに出場。パント、パント、パント、ギャンブル失敗という結果でした。
正直いまいちだった印象。持ちすぎて走ったりとか、投げミスとかも気になりましたけど、なんか小さくまとまっていて、自信が感じられなかったのが残念でした。ただ、この試合は味方の反則が多かったり、レシーバーのミスもあったようなので、先発する次の49ers戦でどれくらいやれるか見たいですね。
QB カイル・スローター
5 / 6回(83.3%) 94ヤード、1TD、0INT、Rate 158.3
ドラフト外新人。7点ビハインドの第4Q途中から登場。47ヤードのTDパスと、RBヘンダーソンのTDランで逆転勝利を演出しました。
キャンプでも良い話が出ていたので、期待はしていたのですが、けっこう活躍してくれて嬉しかったです。紹介記事
攻撃ラインの先発
- LT ギャレット・ボールズ(1巡指名)
- LG マックス・ガルシア(先発、3年目)
- C コナー・マクガバン(控え、2年目)
- RG ロン・リアリー(カウボーイズから加入)
- RT メネリク・ワットソン(レイダースから加入)
センターは、マット・パラディスが欠場して、2年目のマクガバンが先発してました。なので、LGガルシア以外の4人が新メンバーになってますね。
注目のドラ1 LT ボールズは、苦戦するかもと思っていたのですが、けっこうやれてて驚きました。これは嬉しいですね。
サイドラインでも声を出して歩き回っていたり、いつも練習で対戦しているボン・ミラーと談笑してたり、怪我してカートで運ばれるビリー・ウィンに話しかけてたり、積極的に行動している姿も好印象でした。
FAで加入したRG リアリーも期待どおりぽいですね。解説のブライアン・グリーシーも「リアリーのいる右サイドのランが出ている」と話していました。
一方でRTメネリク・ワットソンと、LGガルシアのパスプロはちと不安。ワットソンは最初のプレイでやられて、シーミアンがサックされてたようですし、反則もやらかしていました。
目立っていた選手
- 控 OLB カリフ・エデバリ(セインツから加入)
- 控 S ジャマール・カーター(ドラ外)
- 控 S オライオン・スチュワート(ドラ外)
- 控 WR コーディー・ラティマー(7回54ヤード)
- 控 WR カリフ・レイモンド(パントリターン)
- 控 RB デアンジェロ・ヘンダーソン(6巡)
ドラフト外のS、カーターとスチュワートが目立ってましたね。カーターは6タックルにファンブル・リカバーも決めています。スチュワートは背番号が36番で、26番のダリアン・スチュワートと紛らわしい!
新人のRBヘンダーソンは7回54ヤードで、41ヤードの決勝TDランを決める活躍。大学でディビジョンI記録の35試合連続TDを決めているRBですね。
いまいち?
- 反則が10回(+取り消し4個)と多かった
- 攻撃ラインのホールディング反則が多かった
- 3rdダウン、4thダウンのランを止められた
- 控えの攻撃ライン(C ディロン・デイとか)
- 控の守備ライン(ゴトシス、ザック・カーなど)
- 控えのCB(新人のラングレー、ドラ外のリオスなど)
- WR マッケンジー(5巡)のパントリターンは1回5ヤードと不発
- WR ヘンダーソン(3巡)はキックオフでポロリ2回
気になったこと
- 第1Qに雨が降ってた
- HCジョセフとOCマッコイがサイドラインでいろいろ話していた
- サイドラインで出番の終わったシーミアンとリンチが笑顔で話していた
- HCジョセフは初勝利
- HCジョセフ「QBスローターが先発する可能性は?」との質問に「ノー、我々はシーミアンとリンチに満足している」と回答
- ベアーズのQBグレノンは2/8回 20ヤード 1INTで、QB Ratingは0だった
- ベアーズの選手が地面にボールを回転させてトーンティングの反則をとられたが、相手に向けてやってなかったのでセーフ(取り消し)になった
- 控えDL ビリー・ウィンが膝を怪我してカートで運ばれた(ACLで今季アウト…)
おまけ
ベアーズのドラ1指名QBミッチェル・トラビスキーは見事な活躍(18/25 166ヤード 1TD)でしたね。
ブロンコスの守備は2~3軍のドラフト外DBが出ていたのに対して、ベアーズの攻撃はWRビクター・クルーズとかのベテランが出ていて、マンカバーのミスマッチが生じていたという指摘はされていますけど、それを差し引いてもかなり感心させられる活躍ぶりだったと思いました。
ということで、次はアウェイの49ers戦です!
ゲームパスなんか新しくなってて使いにくい・・・