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ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

第3週 レイダース戦の感想 2

第3週マンデーナイト、レイダース戦の感想2になります。試合の感想1はコチラ

レイダース 21 - 37 ブロンコス

NFL公式のボックススコア

NFL公式のハイライト動画

NFL公式のマニング・ハイライト動画

 

ペイトン・マニング

成績: 32/37回 (86.5%) 374ヤード 3 TD 0 INT Rating (135.8)

マニングは、この試合で3TDパスを決めて、開幕3試合で12TDとなりました。これはトム・ブレイディの記録(11TDパス)を抜いて、開幕3試合TD数の新記録だそうです。

前半には15回連続でパスを成功するなど、パス成功率はキャリアハイの86.5%を記録しています。パス失敗5回のうち4回は落球だったという話もあるので、それだとミスは1回だけになりますね。なんか凄すぎて「へー」という感想しかありませんw

他にも、昨シーズンからレギュラー・シーズン14連勝中(フランチャイズ・タイ記録)とか、開幕3試合で127得点(史上2位)といった記録があるそうです。

マニングは、オフェンスの課題として、ランをもっと出すこと、早く(前半に)得点することを言っていましたが、この試合ではうまくいきましたね。今シーズン初めて第1Qにタッチダウンを決めました。レッドゾーン攻撃の練習もしっかりやっていたみたいですね。

開幕戦の後にマニングが「攻撃の時には(オーディブルが聴こえるように)静かにしてほしい」とファンに頼んでましたけど、マニングの声 がはっきり聴こえて、ものすごく静かでした。選手たちもあんなに静かだったのは初めてと語っていたようですね。そのおかげもあってか、マニングのハードカウントで、レイダースの守備ラインが何度かつられて反則もらってました。

 

ラン攻撃

RBは、ノーション・モレノが12回39ヤード、ロニー・ヒルマンが9回66ヤード1TD、新人モンティ・ボールが11回61ヤード、3人の合計で32回162ヤード(平均5.1ヤード)走りました。この試合はラインが勝っていたので、1回もマイナスで止められることなく、ほとんど毎プレイで3~7ヤードをコンスタントに稼いでいました。

先発のモレノはパスプロが良いので安定感がありますね。第2QにWRデッカーがジグザクと61ヤード走ったプレイとか、ブリッツをしっかり拾ってました。

ボールは相手に当たってからも身体を低くしてヤードを稼いだり、ヒルマンはスピードを活かしてショットガンからのラン、外をまわるランと、起用が当たってる感じがしました。相手守備が疲れてきても、ブロンコスはプレイごと、ドライブごとに元気なRBを入れてますね。

残念だったのはボールのファンブル。自陣内だったので、無駄な失点につながってしまいました。先週こそ大学時代に2回しかファンブルしていないと言ったばかりなのに、2試合連続でやらかしてしまうとは…。怪我している第4のRB、ドラフト外のCJアンダーソンもそろそろ戻ってきそうですし、これ以上ポロリしているとヤバイかもです。

第4Q最初のドライブで、ヒルマンがじゃんけんに勝って、残り1ヤードのTDランの権利をもらったという話が出てますね。ヒルマンがグーを出し、モレノとボールがチョキを出したとか。(NFL公式のビデオ

しかし、あまりに話題になったせいか、ヘッドコーチのフォックスは「誰が入るかはコーチが決める」と否定しています。あの時はちょうどタイムアウトを取っていたので、暇だったヒルマンたちが冗談でじゃんけんしてたというのが真相みたいですね。その前のプレイで、ヒルマンが19ヤードを走ってエンドゾーン寸前でダウンしていたので、そのままヒルマンが入ってTDを決めるのが自然な流れでもありました。

 

パス攻撃

WRエリック・デッカーが8回133ヤード1TD、デマリアス・トーマスが10回94ヤード、ウェス・ウェルカーが7回84ヤード1TD、TEジュリアス・トーマスが3回37ヤード1TD、いつものように20ヤード以内のパスを積み重ねて、ラン・アフター・キャッチでヤードを稼ぎました。心配されていた簡単な落球はなかったですね。

WRトーマスは、ダブルカバーされながら見事なキャッチしてました。相手はドラフト1巡新人CBのDJヘイデンでしたけど、ミスタックルが目立ちましたね。ウェルカーもうまいダブルムーブで、CBトレイシー・ポーターとDBチャールズ・ウッドソンをかわして、フリーでTDキャッチを決めていました。

この試合でも2TE体型を使っていました。3TE体型もありましたね。ランブロックに優れるTEバージル・グリーンが入ったり、TEジェイコブ・タミーがスロットに入ることもあったようです。

レイダース守備もセーフティーを3人入れたり、撹乱するようなブリッツをしたり、いろいろやっていました。しかし、マニングもDBウッドソンのブリッツを読んで、LBケビン・バーネットと1対1になっていたTEトーマスにTDパスを決めていました。

オフェンスラインは(スナップ・ミスのファンブルが1回ありましたけど)、思いのほかパスプロが良かったですね。2試合で9サック決めていたレイダースに対して、被サックは1回のみでした。PFFによると、Cマニー・ラミレズとOGルイス・バスケスが良かったそうです。

注目された(ライアン・クレイディの代役)LTクリス・クラークも、ホールディングの反則とかありましたけど、ラマー・ヒューストン相手に健闘していたと思います。ただ、残念ながら1回ぶち抜かれて、マニングがファンブルロストしてしまいました。

マニングは中央からのラッシュはそうでもないですけど、外から(背後から)のラッシュでファンブルしている印象があります。データ的にも外からのラッシュが弱点らしいので、クラークにはしっかりやってほしいです。

契約したばかりだった控えOTウィンストン・ジャスティスが試合登録されてなかったので、この試合は純粋な控えOTがいませんでした。

肩慣らしをしていた控えQBブロック・オスワイラーは最後まで出番なし。残念。


守備

前半で大きくリードしたこともあって、この試合もラン守備が良かったです。QBテレル・プライヤーには36ヤード走られましたけど、RBダレン・マクファデンは9ヤードに抑えました。前半はランをしっかりと止めて、3&アウトでパントを蹴らせていたので、ブロンコスの攻撃開始地点がすごく良かったですね。

リード・オプションでプライヤーに23ヤード走られたプレイは、DEショーン・フィリップスとLBネイト・アービングが完全に釣られていました。でも、それ以外はうまく抑えていましたね。プライヤーをスパイしていたLBのスピードが速く、しっかりとコンテインしていました。次のイーグルス戦に向けて良い経験ができたのかなと思います。

パス守備はトータル316ヤードやられてますけど、大量リードの展開的に仕方なかったですね。リード・オプション対策もあってか、あまりアグレッシブな守備はしていなかったような感じがしました。

前半に3番目CBトニー・カーターが怪我で下がり、途中でSSデューク・イエナチョも下がって戻りませんでした。イエナチョの代わりはベテランのマイク・アダムスが入り、カーターの代わりは新人CBケイボン・ウェブスターが入っていました。CB/Sオマー・ボールディンも出てましたね。ウェブスターは持ち前の激しいタックルを決めて、パスカバーでも(狙われてる感じはしましたけど)ロングパスを阻止してました。

前半の失点は、DRCとイエナチョが味方同士でぶつかって倒れ、一発で73ヤードやられました。ナチョは売りのアグレッシブさが裏目に出てしまいましたね。後半は、RBマクファデンの奇襲TDパスはともかく、攻撃陣のファンブルロストが原因になった最後の失点は仕方なかったと思います。

パスラッシュはやはり物足りなかったですね。リード・オプション攻撃に対しては、不用意なパスラッシュが致命傷になるので、仕方ないのかもしれないですけど。しかし、パスの時にプライヤーがポケットでずっとターゲットを探していても、フロント4人だとプレッシャーが届いていないように見えました。

サックはDEロバート・エアーズが2個、LBウェズリー・ウッドヤードとDTマリク・ジャクソンが0.5個ずつで合計3個。DEエアーズの2サックは立派ですけど、個人技で決めたという感じではなかったですね。DTジャクソンはサックが半分になってがっかりしてたそうですw

 
Kマット・プレイター

この試合で、53ヤード、41ヤード、40ヤードのフィールドゴールを決めました。失敗なし。


ここまでのブロンコスを風林火山で表すと、

「(ノーハドルが)速きこと風の如く、(観客が)静かなること林の如く、(相手陣に)侵略すること火の如く、(ボン・ミラーが出場停止で)動かざること山の如し」

正直ちょっと出来過ぎな感じもしてますけど、この勢いで次もがんばりましょう!