先週のジャイアンツ戦終盤に左足(リスフラン関節)を怪我していた、レフトタックルのライアン・クレイディは、手術を受けることになり、残念ながらシーズンアウトになってしまいました。
クレイディは、今シーズン復帰不可のIRリストに登録され、チームはベテランのウィンストン・ジャスティスと契約しております。先発レフトタックルには、控えのクリス・クラークが入ることになるようです。
現在の攻撃タックル
LT クリス・クラーク
RT オーランド・フランクリン
控え ウィンストン・ジャスティス
はい、デプスチャートには、この3人しかいませんね・・・
右のオーランド・フランクリンは問題ないとしても、新先発のクリス・クラークがどれくらいやれるのか、そして控えがウィンストン・ジャスティスだけというこの現状。
いちおう、先発ガードのゼーン・ビードルズも、大学時代にレフトタックルで13試合に先発していた経験がありますが、あくまでも緊急時のオプションになるんだろうと思います。
PSにいる2人も、1年目のポール・コーニックは出場経験なし、6巡指名の新人ビンストン・ペインターは右タックルでまだまた使えないレベルですね。
これで大丈夫なんだろうかーということで、クリス・クラークとビンストン・ジャスティスについてちょっと調べてみました。
75 クリス・クラーク 6-5 305
5年目。2008年バッカニアーズのドラフト外入団選手(サザン・ミシシッピー大学)。
2008年と2009年をバイキングスのPSで過ごし、2010年にカットされた後、ブロンコスとウェイバー契約。2010年からの4年間で42試合に出場し、2011年は6試合に先発。
スペシャルチームや、ゴールラインでのラインマン、ブロッキングTEとしても出場。このオフは、クレイディが怪我で休んでいた間、キャンプやプレシーズンで先発レフトタックルとして経験を積んでいました。先日、2年間の契約延長に合意したばかりです。
今週のインタビュー(チーム公式の動画)では、契約延長の話に嬉しそうに答えています。
プレシーズン2試合目のシーホークス戦では、後ろに下がりすぎてラインアップし、イリーガル・フォーメーションの反則を2回やらかしておりました・・・
77 ウィンストン・ジャスティス 6-6 317
8年目。2006年イーグルスのドラフト2巡指名。
2009年は先発16試合、2010年は先発13試合、2011年は先発1試合。2012年に(6巡指名と一緒に)、コルツの6巡指名との交換でトレードされて先発12試合。7年間で59試合に出場し、先発は43試合。
2012年はコルツで12試合に先発していましたが、あまり評価は良くなかったようです。ただ、2011年に膝を怪我するまでは、悪くない活躍だったという話もあるみたいですね。
このオフには、スティーラーズ、ドルフィンズ、ライオンズ、チャージャース、タイタンズなどでワークアウトをしていたようですが、契約には至っていませんでした。
先発43試合のうち42試合でライトタックルに入っていたので、右の控えになると思われます。もし左のクリス・クラークが怪我した場合は、右のオーランド・フランクリンが左に入り、控えのウィンストン・ジャスティスが右に入るというプランも考えられるようです。
ウィンストン・ジャスティスで動画検索してみたところ・・・これは酷い
Clay Matthews embarrasses Winston Justice - YouTube
うーん、みんなでマニングを守るしかないかもですね… (´・ω・`)