第2週、ホームのコルツ戦。
マニングのいないコルツ戦は1993年以来になるそうですね。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | OT | |||
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IND | (0-1) | 3 | 3 | 7 | 7 | 20 | |
DEN | (1-0) | 3 | 10 | 3 | 18 | 34 |
前半 13 - 6
- DEN* FG失敗、FG、パント / TD、INT、FG
- IND FG、パント、パント / パント、FG、終
54ヤードFG失敗。コルツ攻撃の3rd&1を止めてFGに抑える。エンドゾーン前まで侵入するもFGに終わる。
69ヤードのドライブを進んで、最後はCJアンダーソンがTDランを決める。さらに相手陣まで攻め込むもCBバトラーにINTされ、あわやピック6未遂を食らう。守備の奮闘でFGに止める。最後にFGを追加。
攻撃は294ヤードを稼ぎ、守備は相手を72ヤードに抑えた。しかしリードは7点だけ…
後半 34 - 20
- DEN FG / パント、FG
- IND* TD / INT(被TD)、パント、TD、ファンブル(被TD)、終
コルツに7分近く時間を使われ、最後はTDランを決められる。同点。ブロンコスも7分近く時間を使ってFGを決める。3点リード。
CBタリブが45ヤードのINTリターンTDを決めて10点差にする。残り4分、コルツに7点を返されるも、残り2分でFGを決めて6点差とする。コルツの反撃。しかしLBボン・ミラーがQBラックをサックしてファンブル誘発、LBレイがボールを拾ってエンドソーンに走る。2ポイントも決めて14点差。終戦。
守備の2TDで勝利。コルツは怪我人だらけで、QBラック対ブロンコスみたいな状態になってしまいましたけど、最後の残り2分までは逆転されるかもしれないという、気が抜けない試合となりました。ふうー
守備ハイライト
欠場選手
DEN | IND |
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控 QB Austin Davis | 控 C Austin Blythe |
控 WR Bennie Fowler(肘) | 控 OT Le'Raven Clark |
控 TE Jeff Heuerman | 先? DE Henry Anderson |
控 OG Connor McGovern | 先? LB Trent Cole |
控 OL Ty Sambrailo(肘) | 先 CB Vontae Davis |
控 DT Kyle Peko | 先 CB Patrick Robinson |
控 CB Lorenzo Doss | 先? S T.J. Green |
ブロンコスは開幕戦と同じ。TEハイアマンは今週も欠場。クエスチョナブルのWRデマリアス・トーマス(Hip)、DEウルフ(首)は先発出場。コルツは先発CB2人を含めて守備に怪我人多数。WR T.Y ヒルトンは先発。
QBトレバー・シーミアン
22/33回(66%)、266ヤード、0TD、1INT、Rate 78.6
先発2試合目。ここまで2試合で計1TD、3INTの成績。ドライブは進むのですが、なかなかTDは決められず、この試合もINTをやられてしまいました。捕りやすそうなキレイなパスを投げるので、それでINTされやすいのでしょうか…
試合では数字よりも良かった印象で、先発2試合目にしては良くやってるとも思うのですが、ゴール近くになると、シーミアンがブレーキになっている感はあります。それが数字にも表れていますね。
ここまでは、シーミアンに無理させない攻撃を展開して、うまくいってると思うのですが、この先はアウェイで、厳しい展開の試合もあるはずなので、どれだけやってくれるか期待しつつ注目したいです!
コルツの先発CBは?
怪我に苦しむコルツのDB陣は先発3人が欠場。誰が先発するのか注目されていましたが、先発CBはアントニオ・クロマティと、ラシャーン・メルビンでした。
しかし、クロマティは肩を怪我して下がり(復帰)、メルビンも途中でアウトに。CBダリアス・バトラーもINTリターンで走り始めたとたんにハムストリングを痛めてダウン。Sのクレイトン・ギャザーズも途中でアウトになるなど、かなりヤバイ状態になっていたようです。あとWRモンクリフも痛んでいました。
うーん、この状態で戦っていただけでもスゴイような気がします。
攻撃ライン
第1QにRTスティーブンソンがダウン。RGのスコフィールドが右に移動して、RGには控えOGウィームズが入っていました。スティーブンソンが戻るまではこの形で行くのかもしれませんが、ウィームズはパスプロでやられている場面があったような…
RB C.J.アンダーソンの活躍
ランで20回、74ヤード、1TD、レシーブで3回、19ヤードの活躍。
攻撃で唯一のTDを決めていて、片手キャッチからの1stダウン更新や、終盤にランでダウンを更新して時間を消費したり、数字以上に勝利に貢献してくれたと思います。
この試合は、ランを出せるかがひとつの鍵だったと思いますが、ラン攻撃は計134ヤードを記録。新人のブッカーも9回、46ヤードとなかなか良かったですね。ファンブルしないように、しっかりボールを守っているように見えましたw
コルツのCBダリアス・バトラー、ピック6未遂
第2Q、QBシーミアンのスクリーンパスをCBバトラーがインターセプト。そのままピック6かと思われましたが、リターン中に怪我でダウン。もしTDを決められていたら、10対10の同点になっていたプレイでした。
バトラーは「本当はブリッツする役割だったけど、WRサンダースがこっちにモーションして来たので、スクリーンだと分かった。リターンで走り出したらすぐに痛んでしまった」と話していました(やっぱし読まれてたんですねえ…)
CBアキブ・タリブのピック6
通算9個目のINTリターンTDは、ディオン・サンダースやアニアス・ウィリアムズと並んでNFL史上4位になるそうです(1位はロッド・ウッドソンの12個)。ブロンコスのチーム記録としても通算5個目で歴代1位になっています。
NFL Career Interception Returns for Touchdown Leaders | Pro-Football-Reference.com
LBボン・ミラーが3サック
第4Q残り2分、6点差、QBラックが逆転ドライブを開始する、というチビりそうな状況で、ボン・ミラーがサックからファンブルを誘発し、試合を決めました。ここぞという時に決める、ビックプレイ能力には脱帽ですね。
この試合は計3サック。これまで1度もサックできてなかったQBラックに、初めてサックを決めました。これで今シーズンは計4サックを記録しています。
QBアンドリュー・ラックの成績
21/40回(52.5%)、197ヤード、1TD、1INT、Rate 64.3、被サック5個
反省点
- 攻撃の決定力不足(FGが多い)
- マクマナスが54ヤードFG失敗(でも4本決めた)
- パントブロックできそうなプレイが2回あった
- 後半は守備に反則が多かった
- FSスチュワート、アンネセ反則で15ヤード食らう
- QBラックにスクランブルで3rd&20を更新された
- 残り2分、ランで3rd&1を更新できなかった
気になったこと
- ブロンコスが6.5ポイント有利のオッズだった
- 暑かった(体感温度は30度以上だったとか)
- 暑さによる消耗で、選手交代の層の厚さはブロンコスが有利だった
- LBマーシャルは国歌斉唱で膝を付いていた
- QBシーミアンが「オマハ」と言っていた(たぶん)
- ブロンコスは短いキックオフを何度か蹴っていた
- 守備ラインがQBラックのパスを何度か叩いていた
- WRジョーダン・テイラーはプロ初キャッチを記録
- 後半は反則を多く取っていた(前半2個、後半14個)
- WRデマリアス・ト-マスは反則をもらうのが上手かった(ウインク)
- コルツが赤旗チャレンジせず、次プレイでディレイの反則をもらった
- 2ポイント・コンバージョンを決めた
- 地区首位
- 永久欠番の背番号7、44、18番がスタジアムに飾られた
The most important numbers in our history?
— Denver Broncos (@Broncos) September 18, 2016
Hard to argue with these three.
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怪我人
RTスティーブンソンは左足のふくらはぎを痛めて早々にアウト。2~3週かかるという話も出ていますが、クービアックは1週と言っているようです。
OLBデマーカス・ウェアは右腕の尺骨を骨折。ボン・ミラーと一緒にサックを決めた時にヘルメットが当たってしまいました。手術をするそうで、4~5週は欠場することになるようです。
TEグリーンもふくらはぎを痛めて下がりました。3人の中では一番軽傷という話ですが、TEは層が薄いので気になります。
開幕2連勝は嬉しいですけども、怪我人も多くなってきました・・・
特にOLBデマーカス・ウェアの離脱は大きいですが、戻ってくるまでは、昨年の1巡指名OLBシェーン・レイの飛躍に期待したいと思います。
ということで
次はアウェイのベンガルズ戦です!