第11週 ベアーズ戦の感想
NFL第11週、アウェイのベアーズ戦が行われました。
結果は17対15、最後までもつれる接戦を制して連敗を止めました。
更新が間に合わなかったので、簡単な内容になります。
欠場
- 先 QB Peyton Manning (足・肋骨)
- 先 WR Emmanuel Sanders(足首・指)
- 控 TE Richard Gordon
- 控 C Sam Brenner
- 控 DE Vance Walker(肩)
- 先 OLB DeMarcus Ware(背中)
- 控 CB Lorenzo Doss
先発QBマニングとOLBウェアがアウトで遠征に帯同せず。WRサンダースも欠場。DEウォーカーも怪我。CBタリブは出場停止から復帰。新人DTキルゴが登録された。
ベアーズはWRジェフリー、WRロイヤル、RBフォルテ、Sロールなどが欠場。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | OT | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
DEN | (7-2) | 7 | 3 | 0 | 7 | 0 | 17 |
CHI | (4-5) | 0 | 6 | 3 | 6 | 0 | 15 |
前半 10-6
- DEN TD / パント、パント、パント、FG(終)
- CHI* パント、パント / FG、FG、パント
初先発のQBオスワイラーがWRトーマスに48ヤードTDを決める。攻撃はパスプロが酷く、キックオフリターンのミスもあり、パントが続く。守備はロングパスで進入されるも相手をFGに抑える。最後に攻撃が82ヤード進んでFGを決め前半終了。
後半 17-15
- DEN* パント、パント、G失敗 / TD、パント、パント、終
- CHI パント、INT、FG / G失敗、INT、TD(2pt失敗)
LBトレバサンが敵陣内でINTを奪う。そこからエンドゾーンまで迫るもギャンブル失敗で無得点に終わる。FGを決められ1点差になるが、次のドライブでWRラティマーへの初TDパスで点差を広げる。
第4Q、守備の反則がらみでゴール前まで侵入されるも、CHIがギャンブル失敗。次のドライブでも進入されるが、ボン・ミラーのファンブル誘発からDEマリク・ジャクソンがボールを奪う。8点差のまま残り1分50秒、CHIががんがん攻め込み、ついにTDランを決められて2点差まで追いつかれる。しかし同点狙いの2ポイントは阻止。最後のオンサイドキックも阻止してそのまま試合終了。
DEN | CHI | |
---|---|---|
トータル | 389 | 347 |
パス | 27 - 219 - 2TD | 32 - 261 - 0TD |
ラン | 36 - 170 - 0TD | 25 - 86 - 1TD |
1st ダウン | 21 | 19 |
3rd ダウン | 6/14 (42%) | 4/12 (33%) |
守備サック | 2 | 5 |
守備INT | 1 | 0 |
ターンオーバー | 0 | 2 |
FG | 1 / 1 | 3 / 3 |
反則 | 8 - 118 | 0 - 0 |
時間 | 33:13 | 26:47 |
ブロック・オスワイラー
20/27回(74.1%)、250ヤード、2TD、0INT、Rate 127.1
マニングの下で塩漬け育成されていた4年目の2巡指名QBが25歳の誕生日に初先発。オスワイラーの両親は悪天候で飛行機が飛ばず、車を16時間運転してシカゴまで駆けつけたとか。そんな2人の前で見事にプロ初勝利を挙げました。
デビュー戦としては、なかなか良かったというか、合格だったんじゃないかなと思います。第1Qは4回投げて4回成功、最初のドライブでTDを決めたのも見事でした。
ハンドオフでRBの足を引っ掛けてしまったりとか(カトラーも同じことをしてましたけども)、被サックが多いとか、細かいミスもありましたけど、試合を壊すようなターンオーバーはありませんでしたね。
第11週のAFC最優秀攻撃選手に選ばれています。
良かった
- ターンオーバーがなかった
- LBトレバサンのINT
- WRラティマーの初TD
- LBボン・ミラー&DLマリク・ジャクソン
- 2ポイント狙いを阻止(T.J.ウォード)
悪かった
- 被サックが多かった(5個)
- LGエヴァン・マシスが青天
- 反則
- ギャンブル失敗
- キックリターンでミス
気になったこと
- 3WRセットでコールドウェルとラティマーが先発していた
- 14試合ぶりに最初のドライブでTDを決めた
- 新人NTキルゴがけっこう出ている(NTウォーカーの怪我で)
- LGエヴァン・マシスが足首を怪我
審判
ブロンコスは反則8個。ベアーズは0個。たしかにブロンコスは反則が多く、ベアーズはクリーンでしたけど、反則をまったく取らない一方的な審判には疑問も感じました。
反則なしの試合を軽く検索してみたところ、2011年にチャージャースが反則0個でブロンコスに勝利していました(ただし反則2個がオフセットなどで取り消しになっている)。この時の記事で「1976年以降で40回しか起きていない(8,173試合で40回)」と書かれていたので、かなりレアみたいですね。
次はホームでペイトリオッツ戦。