ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

第10週 チーフス戦の感想

NFL第10週、ホームでのチーフス戦が行われたようです。

結果は13対29で負けたようです。かなり酷かったようです。

 

 

欠場

  • 控 QB Trevor Siemian
  • 控 WR Jordan Norwood(ハムストリング)
  • 控 TE Richard Gordon
  • 控 OG Shelley Smith
  • 控 NT Darius Kilgo
  • 先 OLB DeMarcus Ware(背中)
  • 先 CB Aqib Talib(出場停止)

OLBウェアが怪我。CBタリブが出場停止処分。OLBシェーン・レイが怪我から復帰し、新人CBドスも試合登録。クエスチョナブルのWRサンダースも出場。 

 

 

  Q1Q2Q3Q4OT 
K.C (3-5) 10 9 3 7   29
DEN (7-1) 0 0 0 13   13

 

 

前半 0-19

  • DEN* INT、パント 、パント、INT / パント、INT、パント
  • K.C TDFG、パント / FG、パント、FGFG(終)

最初のパスをいきなりINTされる。ランTDを決められる。パスヤード記録を更新する。FG決められる。INT2個目。FGを決められる。自陣でINT3個目。FG決められる。FG決められる。19対0で前半終了。攻撃は前半わずか40ヤード。この展開で相手をTD1個とFG4本の19点に抑えた守備は頑張った…

 

後半 13-29

  • DEN パント、INT、パント / INT、TD(2pt失)TD
  • K.C* パント、FG、パント、パント / TD、FG失、終

いきなりのオンサイドキック失敗。FGを決められる。INT4個目。第3Q残り6分半で控えQBオスワイラー登場。ドライブ進むもエンドゾーン内でINT5個目。耐えていた守備が折れてTDを食らう。TJウォードが退場処分。第4Q、ドライブ進んで、ヒルマンのTDランで完封は免れる。消化タイムにオスワイラーがTDパスを決めて終了。

見所はマニングの新記録更新。あとはオスワイラーの登場くらいでした…

 

 

 DENK.C
トータル 221 303
パス 44 - 152 - 1TD 31 - 197 - 1TD
ラン 16 - 69 - 1TD 32 - 106 - 1TD
1st ダウン 18 13
3rd ダウン 3/14 (21%) 4/16 (25%)
守備サック 2 5
守備INT 0 5
ターンオーバー 5 0
FG 0 / 0 5 / 6
反則 5- 55 11 - 102
時間 26:33 33:27

ボックススコア

 

 

マニング

5/20回(25%)、35ヤード、0TD、4INT、Rate 0.0

NFLの通算パスヤード記録を更新した試合で、インタ4個、レイティング0.0というキャリア最悪の結果。第3Qの途中で(おそらく初めて)ベンチに下がりました。

最初のパスがいきなりINTされましたけど、TEデービスへのロングパスはヘロヘロのアンダースローでしたね。成功したなんでもないパスですらも、ボールが高かったりコントロールが悪かったです。パスプロがボロボロで、パスラッシュが激しく、マニングの判断ミスも多かったですけど、素人目にも「なにかおかしいな」と感じるくらいパフォーマンスが変でした。

マニングは足の怪我で怪我人レポートに入っていて、土曜日になって肋骨の怪我でレポートに載っていたと思います。試合後には「マニングは右足のplantar fascia(足底筋膜)を部分断裂している。先週のコルツ戦で怪我が悪化したようだ」というニュースが出ていますね。

ESPNの記事によりますと、この怪我は、完全に断裂するより部分断裂の方が痛み激しいそうで、弟のイライは2009年の第4週に同じところを完全に断裂したそうですが、欠場せずにシーズンを終えているという話です。

次のベアーズ戦はアウトと発表されているので、控えQBオスワイラーが先発することになりますが、39歳のマニングが今後どうなるか、復活できるのか、難しい判断になりそうですね。

 

 

オスワイラー

14/24回(58.3%)、146ヤード、1TD、1INT、Rate 72.6

2012年の2巡指名が、第3Q途中から登場しました。もう試合うんぬんよりも、オスワイラーがどれくらいやれるのかを見たいという気持ちでしたね。

攻撃はずっと3&アウトとINTばかりだったのが、オスワイラーが入った後からドライブが進むようになったので、ガーベッジ・タイムだったのは割り引いて見ないといけないですけど、まあまあ良かったのかなと思います。

やはりクービアックの攻撃にはオスワイラーの方が合うんだろうなという感じはします。そこそこ動けますし、強肩なのもプラスですね(マニングの後だと余計にそう感じます)。判断が遅くて、被サックが多いとか、いろいろ気になるとこもありますけど、やはり「可能性」は魅力的だなーと思ってしまいます。

次のベアーズ戦は初先発でどれくらいやれるのか、注目したいです。

 

  

HCクービアックの試合後会見

マニングを下げたのは、彼を守るためだった。彼が心配だった。チーフスは素晴らしい試合をした。私は自分自身に失望している。この試合にマニングを出すべきではなかった。彼は金曜に練習して良い状態だった。土曜には肋骨の状態が少し気になっていた。難しい判断ではあったが、この時点で欠場を決めるべきだった。しかし、彼はチームのために出場したがった。すべては私の判断ミスだった。

マニングが健康でやれるかぎり、彼が我々のQBであることに変わりはない(後にオスワイラーの先発が発表されました)

WRサンダースは試合中に脳震盪の疑いで下がったがテストは問題なかった。彼はプレイできると言ったが、大事をとって残りは休ませた。

 

 

マニングの発言

酷い試合だった。自分にがっかりしている。自分のせいで試合をぶち壊してしまった。最初からターンオーバーを犯して、守備に負担をかけてしまった。

怪我を言い訳にはしたくない。この1週間は怪我があったけど、トレイナーたちのおかげで、プレイできる状態だと感じた。なのでコーチには正直に「プレイできる」と言った。チームのためにも出場したかった。CBタリブとOLBウェアは欠場で、WRサンダースも出られるか分からなかった。だから出場したかった。しかし、うまくいかなかくて失望している。

 

 

WRサンダースの発言

マニングはまた復活する。そういう選手だ。彼が今週ずっと怪我に悩ませれていて、トレーナーの部屋で過ごしていたことを僕は知っている。それは言い訳ではないし、彼もそんな言い訳はしないだろう。僕たちはこれからも努力を続けていく、それだけだ。

 

 

QBオスワイラーの発言(翌日)

初先発するにことなって驚いている。昨夜の試合で自信がついた。スコアに関係なく、みんな最後まで諦めずにプレイした。

初先発には興奮しているけど、同時にマニングがこのチームのQBであることも理解している。彼は偉大な選手だ。彼は最初の日からずっと僕を助けてくれた。僕も彼を助けたい。

 

 

気になったところなど

  • パスプロ、ラン攻撃ひどかった
  • 左右のOTが特にひどかった
  • 怪我のWRサンダースも本調子ではなかった感じ
  • 守備は相手攻撃をFGに抑えて頑張った
  • 当たり前ですけどフィールドポジションも最悪だった
  • ボールの位置にチャレンジして失敗
  • 後半最初のオンサイドキック失敗
  • 4番目CBウェブスターは反則&やられてた
  • 新人OGガルシアまた反則とられてた
  • T.J.ウォードがパンチで退場処分(出場停止はなさそう)
  • TEバーノン・デービスが来てから2連敗(SFは勝ってる…)
  • 連敗してるけど地区2位とはまだ3ゲーム差ある

 

 

 

えー、次はアウェイのベアーズ戦になります。

前HCジョン・フォックスとの対戦。今年のQBカトラーは、OCゲイスとうまく合っているという記事も目にしました。勢いもあります。

オスワイラーがどれだけやれるのか、なんとか連敗を止めたいです。