ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

第16週 レッドスキンズ戦

NFL第16週、アウェイのレッドスキンズ戦です。 

 

 

結果は11対27の完敗。 

攻撃は序盤からランで攻めていましたが、ターンオーバーを3個やらかし、点差が開いてくると、パスを投げざるをえない展開になってしまいましたね。

QBオスワイラーのパスは低調。最後の2ミニッツでRB C.J.アンダーソンのTDランが決まり、無駄な2ポイントを成功させるまでは、わずか3得点という内容でした。

守備はエンドゾーンでINTを奪うなど、頑張ってはいましたが、攻撃がターンオーバーをやらかすと、そこからビックプレイのTDを決められて、ずるずると点差が拡大してしまういつものパターンでした。

 

勝敗はともかく、来シーズンに繋がるプラス要素を探したかったですけど、あまり印象に残らず(RBブッカーもファンブルしちゃったし…)

コーチもこれで大丈夫なんだろうかと不安を感じてしまいました。

 

 

 

  Q1 Q2 Q3 Q4  
DEN(5-9) 3 0 0 8 11
WAS(6-8) 0 10 3 14 27

 

 

前半 3-10

ランで攻める。FGで先制。第1Qが終了。54ヤードFGからフェイクでKのマクマナスがパントを蹴る。WASはQBカズンズのパスで進みFGで同点にする。QBオスワイラーがサックされファンブルロスト。そこからTDパスを決められてしまう。2ミニッツからランで攻め込むがQBオスワイラーがINTを投げる。さらに攻めるも時間切れで前半終了。

 

後半 11-27

QBカズンズのパスで攻め込まれるが、守備がエンドゾーンでINTを決める。さらに攻め込まれFGを追加される。DEN守備のミスでワイドオープンになっているWRにTDパスを決められ17点差になる。攻撃はギャンブル失敗。守備はOLBボン・ミラーがファンブルを誘発させボールを奪う。しかし、反撃はRBブッカーがレシーブ直後にヒットされファンブルしてしまう。そこからTDパスを決められる。2ミニッツでRB C.J.アンダーソンがTDランを決めて2ポイントも決める。終了。

 

 

 

QBブロック・オスワイラー

22/38回(57.9%)193ヤード、0TD、1INT、Rate 60.5

ラン4回で27ヤード、被サック4回、ファンブルロスト1回。数字も良くないですけど、それ以上にダメだった印象でした。

パスプロにも問題はあると思いますが、ラッシュを感じる能力も、フィールドを素早く見る能力も低いので、ポケットでドタバタしていて、サックされるか、無駄に逃げて走るか、困って短いパスを投げるシーンが目立ちましたね。

とにかくパスのコントロールが悪いので、短いパスしか決まらないのに、そのパスも強すぎたり、精度が低くて、レシーバーがキャッチした後のことを考えていない感じがします。

ファンブルをした後、ベンチで大声を出してチームを鼓舞しているような姿も見られましたけど、悲しいことに、チームメイトの誰も反応していない映像が出ていました。

先週が出来過ぎだったこともあり、ちょっと注目していたんですけど、やはりオスワイラーが来年の先発QBになることは「ない」でしょうね。

 

 

QBカーク・カズンズ(レッドスキンズ

19/37回(51.4%)、299ヤード、3TD、1INT、Rate 94.3

ブロンコスが獲得に動くかもと言われているので、いちおう確認。カズンズは2012年の4巡指名で、オスワイラー(2巡)とは同期になります。

途中まではブロンコスの守備が頑張っていたので、パス成功率はやや低めになってたり、INTを投げるシーンもありましたけど、数字以上にやれていた印象で、うまく動けますし、パスの正確さや冷静さも目立ちましたね。

特にブロンコス攻撃のターンオーバーから2TDを決めるなど、相手のミスで得たチャンスを確実に得点へとつなげているあたり見事だなーと感心しました。

さすがにこれだけやれるQBをレッドスキンズは市場に出さない気もするのですが、どうなるんでしょうかー

 

 

 

気になったこと

  • WRサンダースとWRラティマーは欠場、WRマッケンジーが登録された
  • RBジャマール・チャールズは試合登録されず、新人RBデアンジェロ・ヘンダーソンが登録された(1回 -3ヤード)
  • RB C.J.アンダーソンは16回 88ヤード 1TD
  • RB ブッカーは8回 47ヤード、レシーブで5回 24ヤード 1ファンブルロスト
  • パスラッシュいまいち(サックなし)
  • S ウィル・パークスがエンドゾーンでINTを決めた
  • OLBボン・ミラーがファンブルを誘発した
  • 前半最後WRマッケンジーがサイドラインに出なかったため、時計が止まらず時間切れになってしまいFGを蹴れなかった
  • FGフェイクからパントを蹴った
  • 最後の無駄な2ポイント狙いの意味は?(先週も変な2ポイントをした)
  • 新人LTギャレット・ボールズがまたホールディングの反則
  • 元DENのRBカプリ・ビブスが7回26ヤード走っていた
  • ブロンコスにシリアスな怪我人は出なかった

 

 

 

第16週終了時で反則の多い選手ランキングだそうです

1巡LTギャレット・ボールズは計15個でワースト2位。大学でも反則が多かったので、ある程度は仕方ないと思いますけど、今後が課題ですね。OLBボン・ミラーもスナップ前に飛び出してしまう反則がけっこう見られます。

 

  

ドラフト順位(第16週終了時)

  1. ブラウンズ 0-15
  2. ジャイアンツ 2-13
  3. コルツ 3-12
  4. バッカニアーズ 4-11
  5. ブラウンズ(from テキサンズ 4-11)
  6. ブロンコス 5-10
  7. ジェッツ 5-10
  8. 49ers 5-10
  9. ベアーズ 5-10
  10. ベンガルズ 6-9

 

ブロンコスは現在6位。最高で4位になる可能性があるのかなと思います。

ブロンコスは5勝10敗チームの中でもっともスケジュール強度が低く、4位バッカニアーズと5位テキサンズよりも低いので、5勝11敗で並んだ場合は上位に立てます。

なので、最終週で4位バッカニアーズ(対セインツ)と、5位テキサンズ(at コルツ)が勝ち、ブロンコスがチーフスに負けると、4位になる計算ですね。

逆にブロンコスが勝った場合、最悪で(たぶん7位から10位までのチームがすべて負けると)トップ10から落ちる危険もあるようです…

↑ 間違っているかもしれないので、いちおう正式な発表を確認してください

 

 

  

さて、次はシーズン最後、元日(日本時間)にホームのチーフス戦です!

チーフスはすでに地区優勝を決めており、第4シードも確定しているようなので、最終戦は消化試合になるのかなと思います。

もしかしたら、パクストン・リンチとパトリック・マホームズの対戦が見られるかもしれませんね。