ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

ドラフト候補 WR 1

2020年のNFLドラフト候補を紹介する3回目。

ダニエル・ジェレマイア氏の「トップ50」から、ドラフト候補となる選手たちの評価を確認します。

 

ワイドレシーバー編の1回目、上の3人です。

 

Daniel Jeremiah's Top 50: 2020 NFL Draft prospect rankings 1.0 - NFL.com

 

 

8位 WR シーディー・ラム

CeeDee Lamb / 身長6-1 5/8 体重198 / オクラホマ大学 / ジュニア

長身で引き締まったワイドアウト。一流の手、タフさ、実績がある。インサイドとアウトサイドに位置している。スムーズで流れるように走るルートランナーで、CBを陥れる方法を理解している。ゾーンの理解もある。QBの方へ戻るルートではボールにアタックし、ダウンフィールドではナチュラルにボールを追跡する。エリート級のスピードはないものの、ボールが空中にある時は更なるジュースを発揮できる。キャッチ後にもっとも活躍できる。常にタックルをブレイクし、とても捕まりにくい。彼は洗練された選手で、爆発力と信頼性を兼ね備えている。

 

2019年は62回で1,327ヤード、14TDを記録。平均21.4ヤードはNCAAで3位。

ビックプレイ能力が魅力ですね。圧倒的な活躍をしていますが、カンファレンスの相手CBはそれほどレベルが高くなく、そこで無双していたという話もあるようです。

40ヤード4.50秒。1巡トップ15評価

 

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9位 WR ジェリー・ジューディー

Jerry Jeudy / 身長6-1 体重193 / アラバマ大学 / ジュニア

素晴らしい爆発力、ボディ・コントロ-ル、意識を兼ね備えた一流のルートランナー。ラインから飛び出し、そのクイックネスでプレスカバーを避ける。ルートのトップにおけるスナップは過去10年のどんなレシーバーにも負けないほど優れている。身体の範囲外でプレイを決める能力を備えているが、時に集中力の欠如から落球することもある。タックルをかわす能力はそれほどではないものの、キャッチ後はとても捕まりにくい。とてもルーズなアスリートで、一流のルートスキルを備えており、プロでも早いうちから高い生産性を発揮できるはずだ。

 

2019年は77回で1,163ヤード(平均15.1)、10TDを記録。

とても優れたルートランナーですね。過去28試合で24TDを決めており、2018年にはビレトニコフ賞(最優秀WR)を受賞しています。

40ヤード4.45秒。1巡トップ15評価

 

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12位 WR ヘンリー・ラグス 3世

Henry Ruggs III / 身長5-11 体重188 / アラバマ大学 / ジュニア

信じられないほどのスピードとタフさを兼ね備えている。アウトサイドとスロットに位置している。アラバマ大学ではスラントとテイクオフ・ルートを多く走っており、どちらでもスペシャルな活躍だった。ワールドクラスのスピードを誇り、ラインからの発進やキャッチ後のランで爆発する。プレスカバーから離れる技術は磨き続ける必要があるが、彼のスピードにやられる賭けをしたい守備選手はそう多くないだろう。グッドな手はあるがグレイトではなく、ボールが胸にまで入ることも多い。キャッチ後はほとんどの守備選手を置き去りにし、時には守備選手の間をすり抜ける。ジェット・スィープで素晴らしい活躍ができ、キックリターンでも貢献できる。全体として、彼にはWR タイリーク・ヒル(チーフス)のような能力がある。毎週マッチアップの悪夢になるだろう。

 

2019年は40回で746ヤード(平均18.7)、7TDを記録。 

今年のドラフトでもっとも速いレシーバーだとも言われているので、40ヤードのタイムは注目ですね。

40ヤード4.27秒。1巡評価

 

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ブロンコスは(WRエマニュエル・サンダースが去って)第2レシーバーが不在になっているので、上位指名が予想されていますね。 

ただ、今年のドラフトはレシーバーが大豊作と言われていて、かなり層が厚いため、2巡以下でも良い選手が獲得できるかもしれません。

 

 

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ドラフト候補トップ50の一覧