NFL公式の試合プレビュー動画を紹介。
第12週、アウェイのビルズ戦。
ビルズ(7-3)は待望のプレイオフ進出に近づいている。
ブロンコスのラン攻撃
経験の浅いQBが先発する場合、ラン攻撃が最大の助けになる。今シーズンは1試合平均で113.1ヤード(16位)、1回平均4.3ヤード(16位)を走っている。
先週のバイキングス戦でもRBフィリップ・リンジーは16回で67ヤード、平均4.2ヤードといつものように活躍したが、もっとボールを持つ回数を増やすべきかもしれない。RBロイス・フリーマンと併用されていることもあって、今シーズンは1試合で20回以上キャリーしたのは1試合しかない。
ビルズのラン守備
さらに、ビルズのラン守備は平均4.4ヤード(19位)、1試合で平均106.3ヤード(18位)を喪失しているという理由もある。
ビルズのパス守備
一方で、ビルズのパス守備は相手QBのレイティング(4位)、1試合の平均喪失ヤード(3位)、1回の平均喪失ヤード(1位)を誇っている。
なので、ブロンコスの攻撃は(先週のQBブランドン・アレンのプレイを見るかぎり)、今週はもっとラン重視でいくべきかもしれない。
ビルズのパス攻撃
ビルズとしては、今週もQBとWRのコンボが活躍するところを見たいだろう。先週のドルフィンズ戦では、WRジョン・ブラウンが9回で137ヤード、2TDと活躍した。
さらに、QBジョシュ・アレンもようやくファンが待ち望んでいた結果を出している。先週は21/33回、256ヤード、3TD、レイティング117.7の成績だった。
もちろん相手がドルフィンズだったという点はあるが、アレンはどこかで活躍のきっかけが必要だった。そして先週は今シーズンで最高の試合を見せている。
ブロンコスのパス守備
さらに、ブロンコスのパス守備はバイキングス戦の後で少し動揺しているかもしれない。先週はQBカーク・カズンズに29/35回、319ヤード、3TD、レイティング133.2の活躍を許しており、もしかしたらQBジョシュ・アレンもそれに続けるかもしれない。
とはいえ、ブロンコスのパス守備は1試合平均で210.3ヤード(5位)の喪失、相手QBのレイティング89.1(13位)の成績であり、先週まではパスで攻略するのがもっともタフなチームのひとつだった。なので、今週は修正してくる可能性もある。
ビルズのラン攻撃
そうなると、やはりラン攻撃が助けになる。QBジョシュ・アレンは先週、7回で56ヤードを走りTDも決めている。
RBデビン・シングレタリーも11回75ヤード、平均5.0ヤードを走っており、ますますチームの先発として成長を見せている。
今シーズンのラン攻撃はずっと強力で、1試合平均で128.7ヤード(8位)、1回平均4.6ヤード(10位)の成績だ。仮にQBアレンが苦戦したとしても、いつでもランでアタックすることができる。
ビルズは勝利して待望のプレイオフ進出へとさらに近づくのか?
あるいはブロンコスがそれを阻止するのか?
予想
モーリス・ジョーンズ・ドリュー BUF 26-17
アダム・ランク BUF 17-7
コーリン・ウルフ DEN 14-10