ブロンコスのFAリスト
現地3月11日、2014年のフリー・エージェント市場がオープンしますね。
ということで、ブロンコスのFA選手リストを確認してみたいと思います。
重要と思われる選手は、グレーにしております。
オフェンス
2010年のドラフト3巡指名 WR エリック・デッカーは、年平均9ミリオン前後を希望しているようですね。落球が多いという評価もありますが、3年間で32TDという決定力は魅力です。ブロンコスとしてはもちろん再契約したいですけど、第2レシーバーに大金を払うのは厳しいですね。
2009年のドラフト1巡指名 RB ノーション・モレノは、FA市場での前評価はそれほど高くない感じもします。チームは2年目のモンティ・ボールに期待しているようなので、無理には再契約しないかもしれないですね。
2010年のドラフト2巡指名 LG ゼーン・ビードルズは、プロ入りしてから4年間先発してきました。前政権がドラフトしたので、ゾーンブロック向きではないという評価もあるようです。
ディフェンス
ブロンコスが再契約を希望している選手として、DE/OLB ショーン・フィリップスと、CB ドミニク・ロジャース・クロマティの名前が挙がっていますね。どちらも昨年オフに格安の契約を結んで、期待以上の活躍をしてくれました。
ドラフト外から先発になった LB ウェズリー・ウッドヤードは、WLBからMLBにコンバートされましたが、シーズン途中からはパス守備限定での起用にとどまりました。ウィークサイドには2年目のダニー・トレベイサンが定着していて、微妙な立場になっていますね。
2009年のドラフト1巡指名 DE ロバート・エアーズは、シーズン前半に活躍したものの失速。ショーン・フィリップスと再契約できなかった場合は残すかも、といった感じでしょうか。
ベテランのS マイク・アダムスは、先発できる控えとして貴重な戦力だったと思います。
2011年のドラフト外 CB クリス・ハリスは、今年のRFAの中では高い評価になっているみたいですが、シーズン終盤に膝を怪我をしてIR入りしていました。
GMのエルウェイ副社長は、自チームのFA選手を市場に出させて、市場価値を見極めたうえで、交渉する方針のようですね。
個人的には、WR デッカー、RB モレノ、LG ビードルズ、DE エアーズ、LB ウッドヤードとの再契約は、あまり期待できないかな、くらいの気持ちでいます。
チームのCB事情を考えると、CB ドミニク・ロジャース・クロマティとの再契約は重要になりそうですね。問題は金額ですけど。あとは、WR アンドレ・コールドウェル、DE ジェレミー・ミンシー、C スティーブ・バロスあたりとは、お安く再契約できたらいいかもしれません。
FAではないですけど、ベテランのCB チャンプ・ベイリーも(契約見直しの交渉はするようですが)、10ミリオンの高給を考えると解雇もありえます。他にもベテランのTE ジェイコブ・タミーとジョエル・ドリーセンには契約見直しや解雇の噂が出ていますね。
ブロンコスの2014年サラリーキャップは、今のところ19.4ミリオンほどの余裕があるみたいです。