ブロ研 [ブロンコス研究所]

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32チームのドラフト評価 2019

 32チームのドラフト評価を確認。

 

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1位 ペイトリオッツ

王者がドラフトでもトップ評価。大量12個の指名権をうまく利用し、2日目から7回のトレードを行使。指名した10人のうち8人はトレードで動いて獲得しているというドラフト巧者ぶりを発揮しています。

1巡でWRニキール・ハリーを指名。トレードダウンして3巡でDLチェイス・ウィノビッチやRBダミエン・ハリスを獲得しつつ、4巡でもQBジャレット・スティダムを確保。ロブ・グロンコウスキーが引退したタイトエンドを指名していないのは少し気になるかもしれません。

 

2位 レッドスキンズ

1巡15位で(おそらく本命であった)QBドゥエイン・ハスキンスを獲得できたのは、良い指名になったと言われていますね。

さらに1巡26位ではトレードアップしてDEモンテズ・スウェットを指名。一時はトップ10での指名も予想されていましたが、コンバインで心臓に問題があると診断された影響でここまで残っていました。ドラフト直前には心臓に問題はないという報道も出ており、26位でトップ10のパスラッシャーを獲得できたのであれば、かなりのバリューがあると評価されているようです。

 

3位タイ ビルズ

1巡9位から無駄に動かず、落ちてきたDLエド・オリバーをきっちりと確保。ビルズのシステムにぴったりの選手ということで、この指名はとても評判が良いようです。

2巡ではOLコーディ・フォードを指名してニーズを埋めており、3巡でRBデビン・シングレタリー、4巡でTEドーソン・ノックスを獲得するなど、期待の2年目QBジョシュ・アレンのまわりを強化するという方向性がはっきりしていますね。

 

3位タイ ブロンコス (^O^)

まさかの2年連続トップ3入り!(汗

1巡でトレードダウンして今年の2巡と来年の3巡をもらいつつ、20位でQBジョー・フラッコの武器になるTEノア・ファントを指名。

2巡ではOLダルトン・ライズナーを獲得してニーズを埋め、さらに2巡でトレードアップして(トップ10指名の予想もあった)QBドリュー・ロックというバリューのある指名をしており、上手いドラフトだったと評価されております。

 

 

 

反対に評価が良くなかったワースト3位は… 

 

30位 ファルコンズ

14位でOGクリス・リンドストローム、31位でOLケイレブ・マクゲリーと1巡で2人の攻撃ラインマンを指名したのは少しサプライズだったかなと思います。

指名がややリーチであること。31位にトレードアップするために2巡と3巡を放出してしまったこと。FAで攻撃ライン2人と契約していながら、1巡でも2人指名していることなどがドラフト評価では疑問視されているようです。

 

31位 テキサンズ 

昨シーズンはリーグ最多の被サック数だったこともあり、1巡では攻撃タックルの指名が予想されていましたが、直前まで残っていたOTアンドレ・ディラードを(トレードで上がって来た)イーグルスに目の前で獲られてしまいました。

その結果、リーチでOTタイタス・ハワードを指名することになり、それが評価にも影響しているようです。

とはいえ、代わりに指名した選手が大アタリになったということも多々あるので、そこがドラフトの面白いところだと思います。

 

32位 ジャイアン

1巡6位でQBダニエル・ジョーンズを指名したのは、ドラフト最大のサプライズだったかもと思います。GMのゲトルマンはシニアボウルで見た時から惚れていたという話ですが、おそらく17位でも獲得できたであろう選手をリーチで指名したことで、専門家やファンから非難されていますね。

1巡では3人指名していますが、そのためにトレードアップしたこともあまり評判が良くないようです。

その一方で、ダニエル・ジョーンズがフランチャイズQBであると信じるのならば、中途半端に17位まで待つのではなく、確実に6位で指名したのは正解だったという意見もあります。はたして、どういう結果になるのでしょうか…

 

 

いつもの後書き

ドラフト直後の評価は指名のバリュー、ニーズを埋められているか、上手いトレードをしたか、チームにフィットするか、リスクはあるか、といった部分が重視されていますので、そこまで一喜一憂せずに数年後に見直して楽しむのが良いと思います!

 

 

過去のドラフト評価

32チームのドラフト評価 2015

32チームのドラフト評価 2016

32チームのドラフト評価 2017

32チームのドラフト評価 2018