ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

W1 タイタンズ戦プレビュー

いよいよNFLが開幕!

第1週マンデーナイト、ホームのテネシー・タイタンズ戦プレビューを紹介します。 

 

 

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マンデーナイトの第2試合、タイタンズは開幕戦を敵地デンバーで迎える。

ブロンコスは昨シーズン終盤の連勝を今シーズンも続けたい。

 

 

ブロンコスのパス攻撃 

昨年のブロンコスはQBドリュー・ロックが先発してから4勝1敗の成績だった。ロックは最後の5試合で7TD、3INT、レイティング89.7となかなかの数字を残している。

彼はWRコートランド・サットンにパスを投げればキャッチしてくれることを理解している。サットンは72回で1,112ヤード、6TDを記録した。

今年は新人レシーバー2人、1巡指名のジェリー・ジューディ、2巡指名のK. J. ハムラーをどう使いこなすかが注目される。

ブロンコスはQBもWRも若い選手だらけで、彼らはタイタンズ守備の優れたセカンダリーと対峙することになる。

 

タイタンズのパス守備

昨年のパス守備は、相手QBにレイティング90.4(17位)を記録されており、許したパス成功率はリーグ底辺だった。

それでも、セカンダリーの先発4人が揃った試合では話が違っている。CBアドーリー・ジャクソン、CBマルコム・バトラー、Sケビン・バイアード、Sケニー・バッカーロはとても過小評価されているカルテットだ。

しかし、昨年は素晴らしい活躍だったCBローガン・ライアンをFAで失っている。

 

ブロンコスのラン攻撃 

そうなると、ブロンコスはバランス・アタックで攻めたいところだが、幸いなことに彼らのラン攻撃は密かに優れている。昨年は1回平均で4.1ヤード、1試合平均で103.9ヤードを記録している。

RBフィリップ・リンジーは1,011ヤード、7TD、平均4.5ヤードを走っており、さらに今年はRBメルビン・ゴードン(612ヤード、平均3.8ヤード、8TD)と契約している。

ゴードンには突破して押し込む決定力があり、レシーブでも優れている。昨年はレシーブ42回で296ヤードを記録している。

 

タイタンズのラン守備

対するタイタンズのラン守備もなかなか良かった。昨年は1回平均で4.0ヤード、1試合平均で104.5ヤードを喪失している。

しかしながら、守備ラインは中央にいたDLジュレル・ケイシーを失っており、その穴は痛い。だが、チームはつい先日DEジェデベオン・クラウニー(31タックル、3.0サック)と契約しているので、この守備は若いブロンコスにとって容易ならないテストとなるだろう。

 

タイタンズのラン攻撃

タイタンズの攻撃は、RBデリック・ヘンリーを走らせることから始まる。昨年のヘンリーは1,540ヤード、16TD、平均5.1ヤードを走っている。

ヘンリーはチームと再契約しており、今年も同じように活躍する準備ができている。

 

ブロンコスのラン守備 

対するブロンコスのラン守備はボーダーラインを少し超えているくらいであり、おまけにFAでDEデレク・ウォルフを失っている。 

だが、その代わりにタイタンズのDLジュレル・ケイシー(44タックル、5.0サック)が加入しているので、いきなり古巣と対戦することになる。彼はパスラッシュでも活躍することができる。

 

ブロンコスのパスラッシュ 

パスラッシュは、OLBブラッドリー・チャッブ(4試合で1.0サック)の復帰によって大きくブーストするだろう。

相棒のOLBボン・ミラー(46タックル、8.0サック)は昨年、期待を下回る数字だったので、チャッブの復帰は朗報となるはずだ。(注:残念ながらミラーは怪我により長期離脱することになりました… )

そして、ブロンコスのパスラッシュはよだれを垂らしているかもしれない。

 

タイタンズの攻撃ライン

なぜなら、タイタンズの攻撃ラインは昨年59回の被サック(30位)を許しており、これはリーグで下から3番目の数字だった。

さらに彼らは先発RTのジャック・コンクリンをFAで失っている。

だがその一方で、QBライアン・タネヒルは、この数字にそれほど影響されていないようにも見える。

 

タイタンズのパス攻撃

昨年のタネヒルは22TD、6INTを投げており、レイティング117.5はリーグでトップの数字だった。そして、今年は開幕から先発することになる。

彼の武器となるWR A. J. ブラウン(52回、1,051ヤード、8TD)は新人年に素晴らしい活躍を見せた。

しかし、その次にもっともヤードを記録したのは、WRコーリー・デイビス(43回、601ヤード、2TD)なので、トップと2番目には400ヤード以上の差が開いている。

 

ブロンコスのパス守備 

ブロンコスのパス守備は平均並みで、FAでは先発CBクリス・ハリスJrを失っている。とはいえ、昨年のハリスは相手QBに許したレイティングがけっこう高かった。

その代役として、チームは元ジャガーズのCB A. J. ボイエーを獲得しているが、彼もハリスと同じように昨年は対戦したQBのレイティング(100.8)が高かった。それでも、キャリアでの数字は優れている。

一方で、セーフティーの2人はトップクラスだ。FSジャスティン・シモンズ(93タックル、4個のINT)とSSカリーム・ジャクソン(71タックル、2個のINT)はどちらも素晴らしいシーズンだった。

 

 

この両チームには優れた守備がある。

攻撃は昨年と同じ選手たちが率いるが、新しい選手たちも加わっている。

 

予想

Adam Rank : DEN 34 - 21

Colleen Wolfe : TEN 23 - 20

Marcas Grant : TEN 21 - 13 

Daniel Jeremiah : DEN 27 - 21 

Nick Shook : TEN 17 - 10

MJD : TEN 21 - 10