NFL公式の試合プレビュー動画を紹介。
第8週、アウェイのコルツ戦。
ブロンコス(2-5)はシーズンの瀬戸際に立っている。
対戦相手のコルツ(4-2)は、同地区ライバル(テキサンズ)との大一番に勝利したばかりで絶好調だ。
コルツのパス攻撃
そろそろQBジャコビー・ブリセットが本物であると認めるべき時かもしれない。先週のブリセットは、26/39回、326ヤード、4TD、QBレイティングは126.7という活躍ぶりだった。
今シーズンは14個のTDに対して、わずか3個のINTしか投げておらず、チーフス戦を除くすべての試合で複数のTDを決めている。
しかし、彼の成績でもっとも成長が見られるのは被サック数だろう。今シーズンは7回しかサックされておらず、これはリーグ2位の成績だ。
2017年にブリセットが(QBアンドリュー・ラックの代わりに)先発として起用された際、彼は誰よりも多くサックされていた。コルツはリーグ最多の計56サックを献上し、その多くはブリセットの責任だった。
しかし、それもすべては過去のことだ。ブリセットは見事な活躍を見せており、ファンにラックの存在を忘れさせている。
ブロンコスのパス守備
とはいえ、ブロンコスの守備バックに対して同じような活躍ができるかはチャレンジになる。
チームの成績こそ振るわないが、ブロンコスのパス守備はほとんどの試合で活躍している。今シーズンは相手QBのレイティングを81.7(5位)、1試合平均195.3ヤード(3位)に抑えており、1回平均6.3ヤード(3位)と、ほとんどビックプレイを許していない。対戦したQB7人のうち6人をパス250ヤード以下に抑えている。
ブロンコスの攻撃
もし守備がコルツの攻撃を抑えることに成功したとしても、ブロンコスは攻撃がどうにかして結果を出す必要がある。
今シーズンの攻撃はずっと苦戦しており、1回の攻撃ドライブで平均28.1ヤード(24位)しか進んでいない。先週のチーフス戦ではQBジョー・フラッコが8回もサックされている。
1試合平均で16.6得点(29位)、計317.4ヤード(25位)という数字もリーグで最低ランクだ。
ブロンコスはなんとかシーズンを救うことができるのか。
それともコルツが5勝目をあげるのか。
予想
ダニエル・ジェレマイア IND 28-21
モーリス・ジョーンズ・ドリュー IND 28-14
アダム・ランク IND 21-20
コルツは、先発Sのマリク・フッカーが3試合ぶりに戻って来るようです。
ブロンコスも、ようやく先発RTジャワーン・ジェームズが復帰できそう。
しかし、WRエマニュエル・サンダースが49ersにトレードされたので、レシーバーの層は薄くなってしまいました。
デプスチャートでは、2年目のWRデイショーン・ハミルトンが先発に昇格していますが、今のところ期待されていたほどの活躍ができていない(落球が多い)ので、ここも気になるところですね。