ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

ドラフト候補 Edge 1

2023年のNFLドラフト候補を紹介する2回目。

ダニエル・ジェレマイア氏の「トップ50(3.0版)」から、ドラフト候補となる選手たちの評価を確認します。

 

エッジ

  • 02位 ウィル・アンダーソン Jr.(アラバマ
  • 04位 タイリー・ウィルソン(テキサス工科)
  • 14位 ルーカス・ヴァン・ネス(アイオワ
  • 16位 ノーラン・スミス(ジョージア
  • 20位 マイルズ・マーフィー(クレムソン)
  • 25位 ウィル・マクドナルド 4世(アイオワ州立)
  • 27位 キーオン・ホワイト(ジョージア工科)
  • 32位 フェリックス・アヌディケ・ウゾマ(カンザス州立)
  • 42位 B. J. オジュラリ(LSU)
  • 46位 トゥリ・トゥイプロトゥ(USC)
  • 旧39位 デリック・ホール(オーバーン)

 

Daniel Jeremiah's top 50: 2023 NFL Draft prospect rankings 3.0

 

 

2位 ウィル・アンダーソン Jr.

Will Anderson Jr. / 6-4 253 / Alabama / Junior

腕の長いアスレチックなエッジラッシャーで、素晴らしいパワーと生産性がある。パス守備ではワイドに位置してラッシュする時にもっとも活躍できる。急激な動きとスピードで相手に勝利し、スピードをパワーに変換して攻撃ラインを走り抜ける。攻撃タックルが外側にオーバーセットしている(外側を意識しすぎている)時に、アップ&アンダーのムーブ(外側から内側に切れ込む)を決める感覚に優れている。最初の動きで勝てない時につまることがあるので、相手から逃れる技術は向上させる必要がある。ラン守備では長い腕を使ってブロックをスタックしボールへとせまる。バックサイド(反対側)から追いかけてプレイを決めるだけのスピードがある。全体として、超ルーズで柔軟なエッジラッシャーではないものの、スピード、パワー、本能のコンビネーションによりプロでも2ケタのサックを決める選手になれるはずだ。

2022年 13試合 51タックル 10.0サック 1INT

 

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4位 タイリー・ウィルソン

Tyree Wilson / 6-6 271 / Texas Tech / Senior (RS)

背が高く腕の長いエッジラッシャーで、素晴らしい爆発力がある。パス守備ではスナップからの起動が素早く、長い腕を使って相手ラインマンの胸元に入り込む。パワーを出すことも、アームオーバーの動きで急襲してQBを捕まえることもできる。相手ブロッカーが手を出すのが早い時はそれをうまく察知し、払いのけて自由になる。ブロッカーをクリアしてしまえば素早く相手に迫る。ラン守備では腕をのばしてしっかりとエッジをセットする。身体が高い時があり、アングルブロックに押し流されてしまうことがある。彼の奮闘は素晴らしい。全体として、まだ成長の途中にあるものの、プロボウル級のエッジラッシャーになれる資質をすべて備えている。

2022年 10試合 61タックル 7.0サック 1ファンブル誘発

 

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14位 ルーカス・ヴァン・ネス

Lukas Van Ness / 6-5 272 / Iowa / Sophomore (RS)

パワフルな守備ラインマンで、エッジで立ってプレイすることも、内側に入ってガードを相手にすることもできる。腕を内側に入れて楽に相手を押し込み、ブルラッシュでポケットをつぶしてしまう。チョップムーブやリップムーブを見せているが、もっと種類を増やす必要がある。ラン守備ではとても強い手でフロントサイドのブロックをスタックし、スピードと奮闘のコンビネーションでバックサイドからもプレイを決める。理由は分からないがアイオワ大学では先発していなかった。謎である。全体として理想的な資質があり、さらに成長できるだろう。

2022年 13試合 37タックル 6.0サック

 

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16位 ノーラン・スミス

Nolan Smith / 6-2 238 / Georgia / Senior

サイズの小さいエッジ・ラッシャーで、一流の方向転換と爆発力がある。パスラッシュでは2ポイント・スタンス(立った態勢)からダイナミックに発進し、柔軟性とラッシュのトップから閉じる能力はスペシャルだ。とてもルーズで機敏なアスリート。アップフィールドに入ると外側の足を地面に付けて爆発的に内側へと切り込み、ブロックを打ち負かすことができる。ラン守備では、機敏さを生かしてブロックをすり抜けてペネトレイトする(突き破って侵入する)時にもっとも活躍できる。時に体格の不足が見られ、相手に引き抜かれてしまうことがある。2022年は11月に負傷して残りの6試合を欠場している。ハサン・レディック(イーグルス)に似た資質を持っており、プロでも同じように使われると思う。

2022年 8試合 18タックル 3.0サック 1パス防御

 

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20位 マイルズ・マーフィー

Myles Murphy / 6-5 268 / Clemson / Junior

長身でハイカットなエッジラッシャーで長い腕がある。クレムソン大学では立ったままエッジに入ることも、4ポイント・スタンス(地面に両手を付ける)でプレイすることもあった。第一歩の爆発力があり、内側の腕を使って攻撃ラインマンを揺さぶり、相手から離れてQBへと迫る。ブルラッシュでは失速することが多すぎる。ラン守備ではアタックのポイントで強固だが、タックルの一貫性はもっと向上する必要がある。バックサイドから相手を追いかけるモーターと止まらない奮闘を気に入っている。全体として、彼は即戦力の選手であり、3ダウンで活躍できる。

2022年 13試合 40タックル 6.5サック 2パス防御 1ファンブル誘発

 

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