ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

質問と答え 51-2

ブロンコス公式のAric DiLalla氏がファンの質問に答えている記事。

ファルコンズ戦の後です。 

 

 

 

新人WR K. J. ハムラーは(第8週チャージャーズ戦の決勝レシーブを決めた活躍で)これから出場機会が増えるだろうか?

 

この質問はファルコンズ戦の前に届いたが、第9週の試合を観ればハムラーの出番が増えているのは明らかだ。ハムラーはファルコンズ戦でこれまでで最高となる6回のレシーブで75ヤードを記録し、ランでも15ヤード走っている。

シーズンが始まる前、私はハムラーがジェット・スイープ(モーションからボールを受けて走る)やクロッシング・パターンで使われ、スペースで活躍するだろうと思っていた。しかし、私はこれまでのところ彼の密集で活躍する能力に感心している。

ハムラーは(怪我をしないことが条件だが)これからも出番を増やし、チームにとって素晴らしい武器になると思う。

新人WRコンビのハムラーとジェリー・ジューディが活躍を見せており、来年にはWRコートランド・サットンが怪我から復帰する。ブロンコスのレシーバー陣は将来が明るいように見える。

 

 

ブロンコスはプレイオフに出場する現実的なチャンスがあるのだろうか。それとも来年のことを考えるべき?

 

ファルコンズ戦に負けた後、ブロンコスのプレイオフ出場オッズは16パーセントから6パーセントに落ちている。しかし、次のレイダース戦とドルフィンズ戦に勝利できれば、チームはまたプレイオフ戦線に復帰できるだろう。

この両チームはどちらもプレイオフワイルドカード枠を争っている。もしブロンコスが連勝できれば、チームの成績を5勝5敗の五分に戻せるだけでなく、プレイオフ7番目の枠を争うタイブレイクでも上に立つことができる。

スティーラーズかレイブンズのいずれか地区優勝を逃した方はワイルドカードの1枠を得る可能性が高い。ブラウンズもワイルドカードで有利な位置にいる。そうなると、最後の7番目をコルツかタイタンズのどちらか、レイダース、ドルフィンズブロンコスで争うことになりそうだ。

ブロンコスが最後の1枠を獲得するには9勝7敗の成績が必要になるだろう。そのためには残り8試合を6勝2敗で行かなければならない。これはチャレンジになるが、来年のことを考えるにはまだ早い。

 

 

もしLB ボン・ミラー(開幕前に怪我でシーズンエンド)がプレイできるほどまで回復したら、彼の判断で復帰できるのだろうか。あるいはドクターの許可が必要になる?

 

ボン・ミラーは先週「あと3週間か1ヵ月くらいで復帰したい」という希望を語っていたが、HCヴィック・ファンジオは「メディカル的にはまだクリアしていない」と発言している。

ミラーが復帰するまでのスケジュールはまだ決まっていないが、彼が復帰するにはドクターによる許可、試合に出場できる身体の準備、チームでの練習が必要になる。ミラーの復帰が実現するまでには、いくつかのハードルをクリアする必要がある。

 

 

試合前半にオフェンスが苦戦しているのは、コロナによる練習時間の減少が原因のように見える。若い選手たちがもっと慣れてきたら、もっと良いプレイができるようになると思う?

 

あなたの観察は正しいと思う。選手たちはけして練習時間の少なさを言い訳にはしないが、少なからず影響があるのは間違いないだろう。

我々が見ているオフェンスは、オフに対面で練習することができず、プレシーズンがすべて中止になったものだ。さらにQBドリュー・ロックは2試合目に怪我して数週間欠場していた。

オフェンスはこの2試合連続で27点以上を記録したが、これは2016年以来で初めてのことだった。若いオフェンスは今すぐ完璧にはなれない。簡単なことではないかもしれないが、いくらかの我慢が必要になる。

ブロンコスは毎試合、勝利のために戦っているが、選手やシステムがダメだと結論を出す前に、これからの数週間どういう結果になるか見てみよう。

 

 

来シーズンは攻撃ラインを強化するプランがあるのだろうか?

 

攻撃ラインは向上していると思う。スティーラーズ戦とバッカニアーズ戦で苦しんだ後、パスプロは持ち直しているし、これまでランブロックは良くやっている。 

ファルコンズ戦では苦戦することもあったが、先発RG グラハム・グラスゴーは(コロナで)欠場しており、先発RTのデマー・ドットソンも試合中に怪我して下がっていた。

健康な時、このラインはポテンシャルを見せており、おそらく来年も似たようなメンバーになると想像している。LGのライズナー、新人Cのクッシェンベリー、RGのグラスゴー、RTのジャワーン・ジェームズは来年も契約が残っている。若いライズナーとクッシェンベリーにはさらなる成長も期待できる。

問題になるのはレフトタックルだ。先発LTのギャレット・ボールズにフランチャイズタグを使用してキープするのか、新しい先発を探すのか選択しなければならない。

 

 

2020年に元ブロンコスのスティーヴ・アトウォーターがNFLの殿堂入りしたが、コロナの影響で殿堂式典は来年に延期となった。チームは彼を称えるセレモニー(ホームゲームのハーフタイムに行う)を来年にやるのだろうか?

 

ブロンコスはスティーヴ・アトウォーターのNFL殿堂入りと、マイク・シャナハン(元ヘッドコーチ)のチーム殿堂入りを称えるセレモニーを2021年に延期すると決定している。ファンがスタジアムでセレモニーに参加できるようになるので、これは正しい決定だった。

おそらく来年はもうひとりの元ブロンコスも称えられることになりそうだ。2021年にはQBペイトン・マニングNFL殿堂入りの資格を得る。同時に彼のチーム殿堂入りも確実だろう。

 

 

 

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