デンバーポストのMark Kiszla氏がファンの質問に答えている記事。
第6週ペイトリオッツ戦の後です。
ペイトリオッツ戦でのオフェンスは完璧とは程遠かったけど、最近の試合と比較するとかなり良く見えた。QBドリュー・ロックとレシーバーたちの息が合いさえすれば、プレイオフを狙える?
ブロンコスのオフェンスは、20ヤード地点まではとても素晴らしかった。しかし、レッドゾーン(ゴール前20ヤード以内)ではそうでもなかった。たしかに励ましを受けるだけの理由はある。QBロックは(マニング引退後に先発してきた他のQBたちと違い)勝負することを恐れない。
そして、ペイトリオッツ戦ではレシーバーが捕れるパスを少なくとも3~4個は落球していた。その中にはWRデイショーン・ハミルトンの落球も含まれており、彼があとどれくらいチームにいられるだろうかと思わずにはいられない。
とはいえ、いくら落球があったとしても、ロックが投げた不注意なインターセプト2個を無視することはできない。ブロンコスは試合を支配していたのに、2つのインターセプトであやうく負けるところだった。
プレイオフ? 私は大きな夢が好きだ。そして、今年からプレイオフ出場枠が1つ増えているので、8勝8敗のチームでも行ける可能性はある。しかし、プレイオフについては次のチーフス戦(ブロンコスが9連敗中)を終えてから語るべきだろう。
今のところ、今シーズンの残り試合は、ロックがどれだけ素早く成長できるかのテスト期間になる。
ブロンコスは(フィールドゴールを6個決めたが)TDを決めることができなかった。特に前半最後の攻撃ではTDを決めようという努力が感じられなかった。間違ってる?
フィールドゴール6個ではチーフスには勝てないだろう。レッドゾーンでのプレイコールに関しては、私は屁理屈を言うことしかできない。
また、個人的にはFAでRBメルビン・ゴードンと2年16ミリオンの契約をしたのは謎だったが、それでも(体調不良で欠場した)彼が出場していれば、ゴールラインでそのパワーを活かせていただろう。
WRティム・パトリックが素晴らしい活躍をした一方で、新人WRジェリー・ジューディはまだ勉強中だ。また、ロックの大学時代のチームメイトである新人TEアルバート・オクエブーナムは(新人らしい揺らぎだと思いたいが)ここぞという場面で落球してプレイを決められなかったのは気がかりだった。
私の考えを言おう。私はプレイコールよりも選手(タレント)の方が大事だと信じている。ブロンコスのレッドゾーンでの苦戦は、攻撃コーディネーターのパット・シャマーの想像力の欠如というよりも、選手の実行力の欠如によるものだと思う。
RBフィリップ・リンジー(23回 101ヤード)の活躍がどれだけ嬉しいか忘れていたよ。彼は今後もRBメルビン・ゴードンと共存できるだろうか。それとも消耗品のトレード候補になってしまう?
ペイトリオッツに勝利した試合後、QBロックはリンジーを「Rock'em, Sock'em, Bop'em Phil(相手をぶちのめすリンジー)」と呼んでいた。そして、リンジーの存在はチームにランの爆発力をもたらすだけではない。彼はチームにエナジーやリーダーシップをもたらしている。彼は(チームの結束を固める)接着剤だと思う。
私はリンジーはゴードンよりも優れたRBだと思っている。リンジーは1試合に18~20回、ゴードンは10~12回くらいボールを持つべきだと思う。問題は、チームはゴードンに大金を払っており、お金が両者の出場機会に影響するかのかどうかだ。
ちょっと感想
やっぱりRBフィリップ・リンジーの活躍は嬉しいですね。
QBドリュー・ロックの個人成績は、10/24回(41.6%)189ヤード 0TD 2INT Rating 34.9と残念な数字ではありましたが、レシーバーの落球がなければ 2TDくらいは決められていたんじゃないかと思います。
とりあえず、第2週で痛めた肩の状態は、まったく問題なさそうだったので安心しました。今後に期待です。
ディフェンスは強かったですね。チームで4.0サック、2インタ、1個のファンブルリカバーを記録しています。
DTシェルビー・ハリスはパスを2回叩き落すなど活躍。この前契約したDTシルベスター・ウィリアムズ(元ブロンコスの1巡指名)もゴール前でQBニュートンを止めていました。
あとはやはりキッカーのブランドン・マクマナスですね。6個のフィールドゴール(45, 44, 27, 52, 20, 54ヤード)をすべて成功させ、チームの全得点を決めました!
ということで、次はホームのチーフス戦です。
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