ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

ドラフト候補 Edge 1

2020年のNFLドラフト候補を紹介する13回目。

ダニエル・ジェレマイア氏の「トップ50」から、ドラフト候補となる選手たちの評価を確認します。

 

エッジ(DE/OLB)編の1回目、上位の3人です。

  • 01位 Edge チェイス・ヤング(オハイオ州立)
  • 24位 Edge ケイラボン・チェイソン(LSU)
  • 28位 Edge A. J. エペネサ(アイオワ
  • 30位 Edge マーロン・デビッドソン(オーバーン)
  • 48位 Edge ブラッドリー・アナイ(ユタ)
  • 49位 Edge テレル・ルイス(アラバマ

 

Daniel Jeremiah's Top 50: 2020 NFL Draft prospect rankings 1.0 - NFL.com

 

 

1位 Edge チェイス・ヤング

Chase Young / 身長6-5 体重264 / オハイオ州立大学 / ジュニア

背が高く、腕の長い、アスレチックな守備エンド。パスラッシュではスナップで爆発し、急いで進撃する。素早いスワイプ・ムーブ(手で相手の腕を払う)を使い、さらに相手ブロッカーの手首をコントロールする能力もある。スピードをパワーに転換することができ、ループやゲーム(交差するパスラッシュ)で効果的。ラッシュのトップで少し硬さがある。ラン守備では簡単にエッジをセットし、クイックネスでブロックをすり抜け、スクリメージラインの後ろで混乱を起こす。全体として彼にはオールプロ級の能力があり、ジュリアス・ペッパーズやマリオ・ウィリアムズを思い出させる。

 

2019年は48タックル、10.5ロスタックル、16.5サック、6回のファンブル誘発を記録して数多くの賞を受賞し、満票のAll-Americanにも選出されています。

3年間で30.5サックを記録。2019年は家族の友人から不適切なローンを受けていたとして11月に2試合の出場停止処分を受けましたが、後に全額返済しています。

ボサ兄弟に続くオハイオ州立出身の一流パスラッシャーですね。今年のドラフトでは全体2位でレッドスキンズから指名されるという予想が多いです。

腕長33 3/4インチ。トップ5評価 

 

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24位 Edge ケイラボン・チェイソン 

K'Lavon Chaisson / 身長6-3 体重254 / LSU / RSサーフモア

大学では(地面に手を付かない)立ったままのラッシャーとして活躍した。長い腕と爆発力があり、とてもアスレチック。パスラッシュではテクニックよりも発進のスピードや運動能力に頼っている。looper(ペネトレイトする味方の後ろを回ってラッシュする)として隙間を見つけて突破する際にもっとも活躍できる。長い腕を効果的に使う方法をまだ理解できていない。ラン守備ではポイントでスタックしホールドする能力を見せているが、ブロックをすり抜けて混乱させる方が得意。彼のスピードと奮闘はバックサイド(プレイが起きている反対側)にて際立っている。今はまだフットボール選手というよりはアスリートという感じだが、プロで支配的な選手に成長できるだけの未熟な資質をすべて備えている。

 

2019年は60タックル、13.5ロスタックル、6.5サックを記録。足首の負傷で2試合を欠場しています。

2018年は開幕戦でACLを断裂してシーズンエンド。2019年はコーチから伝統の背番号18番を与えられています。アスレチックなパスラッシャーですが、まだ未熟で個人成績が追いついていないという評価のようです。

腕長32 1/4インチ。1巡評価

 

4番/18番

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28位 Edge A. J. エペネサ 

A.J. Epenesa / 身長6-5 1/8 体重275 / アイオワ大学 / ジュニア

優れたサイズ、強さ、奮闘を備えているスキルのあるパスラッシャー。発進のクイックネスは平均並みだが強い手を誇っており、ヒップをフリップさせることができ、頼れるフィニッシャーでもある。暴力的なクラブ・ムーブ、スワイプ・ムーブ、プッシュ/プルのムーブなど、いくつものハンド・テクニックを備えている。内側の腕でロングアーム・ムーブ(片腕を突き出す)も見せている。相手OTが外側に傾いている時にうまく察知する能力があり、内側へのカウンタームーブを決める。ラン守備では簡単にアタックのポイントをホールドできる。バックサイドでの奮闘は傑出しているが、離れた場所から多くのプレイを決める爆発力は欠いている。全体として、とても高いフロア(失敗するリスクが少ない)を持っている選手。最低でもコンスタントに8個から10個のサックを決める活躍を見せるはずだ。

 

2019年は全13試合に先発して49タックル、15ロスタックル、11.5サック、4回のファンブル誘発を記録しています。

大学2年目は控えながら10.5サックを決めており、3年間で通算26.5サックを記録。スピードやクイックネスはそこまでなく、コンバインの数字もイマイチでしたが、サイズと実績があり、4-3と3-4どちらのエンドでもプレイできるそうです。

腕長34 1/2インチ。40ヤード5.04秒。1巡評価

 

94番

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今年のエッジラッシャーは不作と言われてますね。

ブロンコスはベテランの先発DEデレク・ウルフがFAになるので(再契約してもしなくても)その後継者として A. J. エペネサは指名候補になるかもですが、1巡15位だと微妙な気もします。

 

 

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