ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

ドラフト外新人 WR

ドラフト外で契約した新人の紹介。

3回目はWRの3人。スモールスクールから面白い選手を見つけています。

 

オフェンス

Pos   Ht Wt School Bonus
QB Brett Rypien 6-2 202 Boise State $10,000
RB Devontae Jackson 5-7 176 West Georgia $7,000
FB George Aston 6-0 240 Pittsburgh $2,000
WR Trinity Benson 6-0 180 East Central $10,000
WR Romell Guerrier 5-10 184 Florida Tech $3,000
WR Kelvin McKnight 5-8 186 Samford $5,000
TE Austin Fort 6-4 244 Wyoming $3,500
C Ryan Crozier 6-4 294 Connecticut  
OT Quinn Bailey 6-6 323 Arizona State $3,000
OT John Leglue 6-7 310 Tulane $5,000
OL Nathan Jacobson 6-5 280 UNLV  
OL Brian Wallace 6-6 320 Arkansas $5,000

 

 

 

WR トリニティ・ベンソン

Trinity Benson / 身長6-0 体重180 / East Central / シニア

 

イースト・セントラル大学(オクラホマ州)は、NCAAディビジョンIIのグレイト・アメリカン・カンファレンスに所属している。

大学ではレシーブ、ラン、リターンで活躍。2017年はレシーブ54回で764ヤード(平均14.1)5TD、キックリターン9回で140ヤードを記録し、All-GAC(2nd Team)に選出されている。

2018年はレシーブ45回で507ヤード(平均11.3)4TD、ラン54回で324ヤード(平均6.0)5TD、キックリターン9回で166ヤード、パントリターン8回で89ヤードを記録した。

 

プロデイで40ヤード4.44秒(WR12位)、垂直飛び40.5インチ(3位)を記録して注目された。20シャトルは4.25秒、3コーンは6.87秒(4位)だった。スピードがあり、リターンで貢献できる。契約金は1万ドル。

生き残るにはリターナーで競争する必要がありそうです。

 


Trinity Benson (East Central - WR #2) Highlights

 

 

WR ローメル・ゲリエ

Romell Guerrier / 身長5-10 体重184 / Florida Tech / Rシニア

 

ロズウェルにあるニューメキシコ軍事学院で2年間プレイした。フレッシュマンの年にはレシーブ12回で285ヤード1TDを記録。2015年は4試合で15回306ヤード2TDの数字を残している。

2016年は1試合に出場しただけで怪我によりシーズンエンドとなった。開幕戦では4回105ヤード1TDを決めている。

NCAAディビジョンIIのフロリダ工科大学に転校。

2017年は全11試合に出場。37回で501ヤード3TDを記録した。

2018年は59回で1,062ヤード13TDの活躍だった。レシーブ数、ヤード、TDレシーブ数などでGSCカンファレンスのトップを記録。TDレシーブ13個は大学のシーズン新記録であり、All-GSCに選ばれている。

 

通算でキックリターン3回、パントリターン1回の数字しか残していないため、リターナーとしてチームに残れるかは微妙。ハイライト動画を見ると、誰も追いつけないスピードが印象的です。

 


Romell Guerrier Florida Tech Senior Highlights || “Going Bad”

 

 

WR ケルビン・マクナイト

Kelvin McKnight / 身長5-8 体重186 / Samford / シニア

 

サムフォード大学はNCAAディビジョンI FCS(旧I-AA)所属。

2015年はレシーブ57回で616ヤード2TD、パントリターン15回で189ヤード1TDを記録し、カンファレンスの最優秀フレッシュマンに選ばれている。

2016年は70回896ヤード9TD、パントリターン22回で192ヤードを記録。

2017年は86回1,179ヤード12TD、パントリターン12回で74ヤードを記録。

2018年は100回1,453ヤード9TD、パントリターン25回で188ヤードを記録。FCSのAll-American(2nd Team)に選ばれている。

All-SoConに3回選出。通算のレシーブ(312回、4,121ヤード、32TD)で大学記録を更新した。プロデイでは垂直飛び39.5インチ(WR6位)、3コーン6.98秒(9位)を記録している。

 

サイズとスピードの数字からすると厳しそうだが、彼には守備選手を手玉に取る能力があり、ルートで相手を料理する。キビキビした足と精密なルートがある一方、もっとルートでのスピードを上げ、素早くブレイクする必要がある。プロのプレスカバレッジを打ち破ることができれば生き残れるかもしれない。ドラフト外予想。

過去3年で256キャッチ、30TDを決めている。優れたボディコントロールがある。複雑なルートであるほど活躍できる。キャッチ後にヤードを稼ぐ。

個人成績は見事だが相手が弱かった。40ヤードは4.62秒と残念なタイムで、10ヤードの加速も遅い。プレスに苦戦するかもしれない。身体でキャッチすることがある。

 

本人は「サイズが小さいのでスロットだと思われるけど、アウトサイド、インサイド、バックフィールドどこでもやれる。あらゆるルートを走ることができる。1対1なら負ける気がしない」と語っています。 

 


Kelvin McKnight Jr. || “It’s 6ix” || Senior Highlights