ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

ドラフト候補 WR 2

2019年のドラフト候補について調査した11回目。

ダニエル・ジェレマイア氏の「トップ50」から、ドラフト指名候補の評価を確認しています。

 

今回はWRの後編で、以下の2人です(前編はこちら

 

Daniel Jeremiah's top 50 prospects for 2019 NFL Draft 1.0 - NFL.com

 

 

 

48位 WR ニキール・ハリー

N'Keal Harry / 身長6-2 3/8 体重228 / アリゾナ州立 / ジュニア

大きくてフィジカルなワイドアウト。強い手とキャッチ後の能力がある。リリース(発進)での機敏な動きはないが、パワーでプレス・カバレッジを打ち破り、アンダーニースとダウンフィールドでは大きな体格を利用して守備選手から壁を作る。50/50のボールの奪い合いにたくさん勝利しており、ダウンフィールドでアジャストするスペシャルな能力もある(USC戦での片手キャッチを見てほしい)。キャッチ後にタックルをブレイクするパワーがあり、驚くことに捕まらなさもある。トップスピードこそ欠いているが、パントリターンでの価値もある。彼はburner(縦の脅威)ではないものの、そのサイズ、フィジカルさ、ボールスキルは3rdダウンやレッドゾーン内において素晴らしい武器となる。

 

2018年は73回、1,088ヤード(平均14.9)、9TDを記録。2年連続でAll-PAC 12に選出されています。2018年にはパントリターンでも9回、152ヤード(平均16.9)、1TDという数字を残していて、リターナーとしてもAll-PAC 12の2ndチームに選出されています。

 

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50位 WR A. J. ブラウン

A.J. Brown / 身長6-0 4/8 体重226 / ミシシッピー大学 / ジュニア

平均的な身長に分厚くて頑丈な体格がある。大学ではスロットに入り、ラン・パス・オプションのスキームにおいてスラントで多用され、クイックなパスをたくさんキャッチしていた。加速のギアがなく一定のスピードで走るランナーだが、守備選手をシールドする方法を理解しており、空中のボールにアタックする。低いボールを落球することがあるが、高いボールをキャッチする能力でトントンになっている。自然にボールを追跡する。キャッチ後にはタックルを通り抜け、さらにヤードを稼ごうと戦う。トップ・エンドのスピードこそ欠いているものの、大きなスロット・レシーバーとしてすぐに仕事を得られる。

 

2018年は85回、1320ヤード(平均15.5)、6TDを記録。レシーブ数とヤードでミシシッピー大学のシーズン記録を更新していて、2年連続でAll-SECに選出されています。チームメイトのWR D. K. メトカーフと共に上位指名が予想されていますね。高校卒業時には野球選手としてもMLBからドラフト(2016年の19巡)されており契約もしているそうです。

 

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ドラフト候補紹介

ドラフト候補 トップ50の一覧