ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

質問と答え 24

デンバーポストのMark Kiszla氏がファンの質問に答えている記事。

昨日の記事はスティーラーズ戦の後、こちらは今週ベンガルズ戦の後の分になります。

BYE明けから驚きの3連勝ですねー

 

Denver sports chat with Mark Kiszla

 

 

攻撃新人賞はRBフィリップ・リンジーと、RBセイクオン・バークリー(ジャイアンツ)の一騎打ちだ。リンジーは勝てるだろうか?

 

リンジーNFLにおける驚きの感動ストーリーだ。しかし、彼が新人王になるのは無理だろう。バークリーの年俸は21ミリオンで、リンジーは0.495ミリオンだ。コストパフォーマンスで言えば、リンジーが飛び抜けている。しかし、バークリーは万能な選手だ。ランではわずかな差でリンジーをリードしているが、レシーブでははるかに多くのヤードを稼いでいる。リンジーが新人王になれるとしたら、チームが残り全勝してプレイオフに進出するしかない。それが実現したらQBティム・ティーボウがやったようなミラクルになる。なので、チャンスはあると思うが、可能性は低い。

 

  • リンジー:ラン154回 937ヤード(平均6.1) 8TD / レシーブ25回 189ヤード 1TD
  • バークリー:ラン195回 954ヤード(平均4.9) 8TD / レシーブ74回 602ヤード 4TD

 

 

チームは連勝しているけど、デンバーのファンやメディアによるHCバンス・ジョセフ叩きの論調は変わった? それとも彼をクビにしろという話はまだ続いている?

 

いいや、変わっていない。HCジョセフはこれまで通算で11勝17敗の成績だ。これは2010年に当時HCだったジョシュ・マクダニエルズが解雇された時とまったく同じ成績でもある。

ジョセフはチームが3勝6敗の成績になっても諦めずに連勝した。私はその事を称賛したい。しかし、チームの首脳陣たちはまだジョセフに満足していない。私は明らかにそういう印象を受けている。

数週間前のジョセフは解雇される危機に瀕していた。もしそこから残り7連勝してシーズンを終え、10勝6敗でプレイオフに進出できたら、彼は最優秀コーチ賞の候補になるだろう。夢みたいな話だが、もし実現すれば今シーズンのもっともクレイジーな逆転劇になる。

 

 

ブロンコスがプレイオフに進出するには、残り全勝する必要があるだろうか? HCジョセフが来年もHC職を確保するには何が必要?

 

今のところAFCワイルドカード6位争いをリードしているのはレイブンズ(7勝5敗)だ。レイブンズはブロンコスとの直接対戦で勝利している。なので、レイブンズが失速でもしない限り、ブロンコスタイブレイクで上になるには10勝する必要があるだろう。

もしジョセフが残りを全勝して10勝6敗の成績になったら、GMエルウェイは彼を解雇できないだろう。9勝7敗でプレイオフを逃した場合、それでも難しい判断になる。8勝8敗以下の成績だと、ジョセフのクビは危ないかもしれない。

 

 

RBリンジーの活躍は、歴代のブロンコス新人RBの中で何番目になるだろう?

 

歴代のブロンコス新人RB? 今のところリンジーはRBどころか、チーム史上でもっとも活躍した新人選手になる勢いだ。LBボン・ミラーの新人年ですらここまでの活躍ではなかった。エルウェイの新人年も比べ物にならない。ブロンコスの新人リストをすべてチェックしても、リンジー以上に活躍している新人選手は見当たらない。

 

 

CBクリス・ハリスの怪我は最大の不安だ。チームはその穴をどうやって埋める? 誰かと契約するか、それとも2年目のCBブレンダン・ラングレーを使うのだろうか?

 

FAにどんなCBが残っているのかよく知らない。この前カットしたばかりのパックマン・ジョーンズは残っているだろうが、良い選択肢とは思えない。だが、チームはラングレーを信用しているようにも見えない。

(チームはベテランのCBジャマー・テイラーと契約しています)

 

 

パッカーズを解雇されたHCマイク・マッカーシーと契約するべき?

 

マッカーシーと契約するチームは、 チーフスがイーグルスを解雇されたHCアンディー・リードと契約した時以来の大成功になる。そう信じているNFLアナリストもいるが、私はその中に含まれていない。マッカーシーがダメだと言うつもりはないが、彼の革新的オフェンスは失速してしまったように見える。

 

 

新人のLBブラッドリー・チャブ(1巡)、WRコートランド・サットン(2巡)は活躍しているけど、それぞれLBボン・ミラー、WRデマリアス・トーマスの新人年と比べてどちらが上だった?

 

数字ではなく、私の記憶による比較になるが、今のサットンは当時のDTよりもはるかに高等なレシーバーだと思う。一方で、チャブは当時の(あるは今でも)ミラーほどの身体的なフリークではない。しかし、チャブは(若いころのミラーよりも)落ち着いていて集中できているように見える。