ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

質問と答え 17

ブロンコス公式のAndrew Mason氏がファンの質問に答えている記事。

Mason's Mailbag: Broncos' future is already here

 

 

インサイド・ラインバッカーを6人残した理由が知りたい

 

大きな理由としては、今年からキックオフに新ルールが適用されることになり、スペシャルチームで出場する選手には守備ラインよりも、ラインバッカーやコーナーバック、セーフティーの選手が求められるようになったことが挙げられる。

他のチームでは、スペシャルチーム用にアウトサイド・ラインバッカーやセーフティーを多く残したかもしれないが、ブロンコスインサイド・ラインバッカーを多く残した。これは攻守の控え選手のうち、どの選手にスペシャルチームで活躍できる能力があるかによって決まる。

たとえば、ブロンコスの場合、解雇されたILBゼイアー・アンダーソンと、チームに残ったILBジョー・ジョンソンの違いに注目することができる。アンダーソンはどちらかというとボックスで相手をヒットするthumperであり、ジョンソンは素早く加速できるカバータイプだ。新ルールのキックオフ・カバーにおいては、後者の要素がより求められる。

また、ブロンコスは新人ILBアレキサンダー・ジョンソンもチームに残したかった。彼もいずれはスペシャルチームで貢献できるだろうが、実戦から3年半も離れていたので、しばらく時間が必要だろう。ジョンソンもスペシャルチームで活躍できる能力を持っている。

 

 

QBケビン・ホーガンを獲得したけど、彼は2番目のQBになる?

 

2番目はQBチャド・ケリーのままで変わらないはずだ。ホーガンはより経験のある選手なので、ブロンコスのオフェンスを習得さえすれば、チームにベテランとしてのオプションを与えてくれるだろう。

ホーガンはレギュラーシーズンでも先発しており、それなりの経験がある。2017年にはブラウンズにおいて、プレシーズンのレイティング123.0を記録。今年はレッドスキンズでプレシーズンのレイティングは96.7だったが、パス成功数、ヤード、TD数はチームのトップだった。第3週のブロンコス戦では終盤に2TDを決める活躍も見せている。

ホーガンは(レギュラーシーズンとプレシーズンの合計で)パス12.4回ごとにサックを受けており、この数字は改善が必要だが、全体的な傾向としては良いものを持っている。

ブロンコスはホーガンとの契約したことで、経験があるだけでなく、まだ成長できる可能性が残っており、もっと高いレベルでプレイできそうな一貫性も見せている選手を手に入れた。