ブロンコスもようやくキャンプ開始。
いろいろニュースが出ていたので簡単にまとめてみました。
1日目のハイライト動画
#4 QB ケイス・キーナム
WRエマニュエル・サンダースに40ヤードのパス(倒れなければTDになっていた)を決めるなど、なかなか良い内容だったようですね。ベテランらしい落ち着きとリーダーシップを発揮しており、コントロールも良かったという話です。
WRデマリアス・トーマスは「彼は素早く守備を読んで、どこにパスを投げればいいか理解している。とても取りやすいボールを投げる。これからもどんどん良くなっていくだろうし楽しみだよ」と評価。
HCジョセフは、先発QBが定まっていることに満足しているようで、「彼はダウンフィールドにパスを投げて、ビッグプレイを決める。ミスを恐れない。それこそQBの成長に必要なものだ。我々は彼のためにビッグプレイを用意する。それが彼の特性だ」と語っています。
#2 RB/PR フィリップ・リンジー
キャンプ1日目のMVPという評価。地元コロラド大学の選手ということもあり、ドラフト外新人ながらファンから注目されている選手(紹介記事)ですね。
身長5-8と小さいですが、RBだけでなく、ワイドにセットしたり、モーションしたりでレシーバーとしても使われ、パントリターナーとしても練習しています。
7対7の練習でQBキーナムからのパスをキャッチすると、LBブランドン・マーシャルをダブルムーブでかわして観客を沸かせていたという話。
LBマーシャルは「彼はうちの3rdダウン・バックになるよ。ルートのラン、クイックネス、スピード、彼は良い選手になる」と高評価。HCジョセフも褒めていました。
攻撃ライン
- LT ギャレット・ボールズ(2017年1巡)
- LG ロン・リアリー(2017年DALから移籍)
- C マット・パラディス(2014年6巡)
- RG コナー・マクガバン(2016年5巡)
- RT ジャレッド・ベルディア(ARIからトレード加入)
LTとCはそのまま。LGリアリーが右から(本来の)左に移動。RGは先発5試合のコナー・マクガバン、RTにベテランのベルディアが入っています。
リアリー(膝)とベルディア(足首)は怪我から回復していて練習に参加。
ベルディアはこれが初練習。開幕戦で先発できるように無理をさせない方針で、控えのビリー・ターナー(OTAでは先発に入っていた)とスナップを分けていた。
リアリーも無理させず、控えのマックス・ガルシアとスナップを分けていた。
マクガバンはセンターにも入っていたらしい。
2番目組は、LTサイラス・クアンジョー、LGガルシア、C J.J.ディルマン、RGメネリク・ワットソン、RTターナーになっている。
#55 OLB ブラッドリー・チャブ
ドラ1新人。パスカバーに下がって、QBパクストン・リンチのパスをあわやインターセプト。
その他
新人の#17 WRデイショーン・ハミルトン(4巡)が最初に練習フィールドに現れる。評判どおりの優等生ぶり。
ペイトン・マニングが練習を見学。ドラ1のLBブラッドリー・チャブは緊張して自己紹介できなかったらしい。
レイダースから移籍した#1 Pマーケット・キングは、20ヤード内から反対側の20ヤード地点まで、60ヤード超のパントを蹴っていた。
ランニングバックは、#23 デボンテ・ブッカー(3年目)が先発格ながら、# 37 ロイス・フリーマン(3巡)、#33 デアンジェロ・ヘンダーソン(2年目)、#36 デビッド・ウィリアムズ(7巡)も1stチームで練習。ここはオープンな競争になっている。
OLBシェーン・レイ(2015年1巡)は体重を自己最高の250ポンドまでバルクアップ。
手首の手術が必要という話でしたが、出術せずにリハビリして練習にフル参加。チームメイトも驚いていた。1対1ではLTボールズを投げ倒すなど手首は大丈夫そう。今のところストロングサイドで、OLBブラッドリー・チャブより上に位置している。
新人#37 RBロイス・フリーマン(3巡)の評価が高いもよう。
新人#14 WRコートランド・サットン(2巡)も高評価。
7対7の練習で、QBキーナムからのパスをキャッチすると、そのままロングゲインを決めていた。フットボールIQが高いという話。
守備のフロントセブンが活躍。
DEデレク・ウルフがQBキーナムのパスを叩き、ドラ外新人の#46 LBジェフ・ホランドとベテランDTザック・カーがそれぞれQBパクストン・リンチのパスを叩いた。DTカイル・ペコはQBチャド・ケリーのトスを叩き落とした。
DEデマリアス・ウォーカーはQBリンチのパスを弾いて、LBシャック・バレットがそれをインターセプトした。
控えQBはいまいち。先発キーナムとの差は大きいという話。
課題のパントリターン。
昨年は乱調で仕事を失ったWRアイザイア・マッケンジー、ドラ外新人のRBリンジーがリターナーで練習。新人WRデイショーン・ハミルトン(4巡)とCBブレンダン・ラングレーも練習に入っていたが、パントをキャッチしたのはマッケンジーとリンジーだけだったという話。
新しいSTコーディネーターのトム・マクマーンは、リターナーに5人の選手をカバーさせ、プレッシャーのかかる状況で練習させていた。
2年目のDEデマーカス・ウォーカーは、減っていた体重を280ポンドまで戻しているものの、クイックネスはそのまま維持している。
ベテランのILBブランドン・マーシャルは、体重を自己最低の225ポンドまで絞って快調。「今日の練習ではまったく疲れなかった。変な感じだよ」
Mike Klis氏のツイートから
LBボン・ミラーは、25%をDLコーチのミーティング部屋で過ごし、75%をOLBコーチのミーティング部屋で過ごしている。
Sウィル・パークスはダイム・バックでプレイしており、レッドスキンズからトレードで加入した#21 Sスア・クレベンスよりも上になっている。
オフにスポーツヘルニアの手術をしていた新人#84 TEトロイ・フマガリ(5巡)が練習に初参加。
Cecil Lammey氏のツイートから
TEジェフ・ハイアマンは目立っていなかった。2年目の#80 ジェイク・バット、オースティン・トレイラー、新人のトロイ・フマガリの方が良く見えた。特にオースティンが良かったらしい。
4番目争いの2年目CBブレンダン・ラングレーはカバーが未熟でまだ時間が必要。スクリメージで新人WRサットンにボロ人形のようにやられていた。
去年は酷かったパントリターナーのWRマッケンジー。今年はミニキャンプ、OTAからの良い感じをキープして頑張っている。
2年目ドラ1のLTギャレット・ボールズは良い練習を見せた。去年と今年では、プレイの理解度、快適さが夜と昼くらい違うと語っていた。
新人#47 ILBジョジー・ジュエル(4巡)と、新加入の#13 WRケニー・ベルは、ルーキーキャンプでハムストリングを負傷していて、キャンプ初日は限られた練習のみ。
WRジョーダン・テイラーはPUPリストに入っている。
初日の観客は3,417人(昨年より375人少ない)だった。
Mini Millers. 😍#BroncosCamp pic.twitter.com/Y9GB9Hu6IC
— Denver Broncos (@Broncos) 2018年7月28日
主な引用元
Broncos training camp Day 1 observations
Broncos camp notes: Keenum has encouraging first day | 9news.com
Denver Broncos Training Camp: Day 1 news and notes - Mile High Report