ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

ドラフト外新人5 D#

ブロンコスドラフト外新人選手、ラストはLBとSを紹介。

 

QB Nick Stevens 6-3 215 Colorado State  
RB Phillip Lindsay 5-8 190 Colorado $15,000
WR John Diarse 6-1 214 TCU $8,000
WR Jimmy Williams 5-11 194 East Carolina $10,000
OG Austin Schlottmann 6-6 300 TCU $5,000
OT Leon Johnson 6-6 300 Temple $10,000
NT Lowell Lotulelei 6-2 315 Utah $15,000
LB Jeff Holland 6-2 249 Auburn $15,000
S Trey Marshall 6-0 207 Florida State $5,000

金額は契約金

名前をクリックするとその選手の紹介記事に移動します

 

ジェフ・ホランドは注目の選手かなと思います。 

 

 

OLB ジェフ・ホランド

#46 Jeff Holland 6-2 249 ジュニア Auburn

 

2017年から先発に入り、いくつものビッグプレイを決めている。手を合わせてお辞儀する「先生 泥(Sensei Mud)」のセレブレーションで人気になった。

オーバーン大学では練習にマーシャルアーツを取り入れており、ホランドはそこから手の動きを学んで活躍した。

彼のニックネームはMudで、漢字で「泥」と書かれたハチマキをしていたが、手を合わせてお辞儀するセレブレーションと合わせて「先生 泥(Sensei Mud)」と呼ばれるようになった。

 

高校ではシニアの時にフロリダ州のAll-Stateに選出され、州で1位、全米でトップ10のパスラッシャーと評価されていた。

2015年はトゥルー・フレッシュマンとしてストロングサイドのLB(SLB)で13試合に出場した。

2016年はDEカール・ローソン(2017年4巡)の控えとして、守備ラインで13試合に出場した。

2017年は先発として、45タックル、13.0ロスタックル、10.0サック、22QBハリー、4ファンブル誘発を記録した。アーカンソー大学戦ではその週のSEC最優秀守備選手に選ばれている。All-SECの1st Teamに選出された。

 

ドラフト中位あたりに予想されていたが指名されなかった。

先発経験が1年しかなく、活躍も1年のみ。年齢はまだ20歳と若い。

コンバインでは40ヤード4.79秒(EDGEの13位)、立ち幅跳び116インチ(14位)を記録している。腕の長さは33.5インチ。

 

指名予想:4~5巡

概要

鍛えられた体格ではなく、コンバインのテストは苦戦するかもしれないが、彼はハード・ノーズな選手で、2017年は常にQBを悩ませていた。パスラッシャーとしては賢いアプローチ、優れたアングル、プレイの強さで相手に勝つ。運動能力に限界はあるものの、彼の強さと激しさはNFLで通用する。そのラッシュ能力によりローテーションのエッジ・ラッシャーとなり、確かな先発になれる可能性もある。

長所

激しくフィジカルにプレイする。発進のバーストがあり、加速してエッジをまわる能力がある。常にQBを追い回している。我慢とコントロールインサイドのポケットを追跡する。モーターがある。パワーに対してアンカーを固定する。激しいタックラー。2017年は4個のファンブルを誘発している。

短所

ヒップの硬さがあり、身体の形成は貧弱。NFLで先発をやる体格をしていない。下半身が堅い。膝を曲げてレバレッジで相手に勝つことはできない。オープン・フィールドのタックラーとしては方向転換、バランスを保つのに苦戦する。パシュートする時の横のクイックネスは平均以下。プロでパスカバーをやる能力はない。

 

  試合 Tackles Sacks TFL FF FR PD INT
2015 13 13 1.0 2.5 1 0 0 0
2016 13 13 2.0 3.0 0 1 0 0
2017 14 45 10.0 13.0 4 1 1 0
    71 13.0 18.5 5 2 1 0

 

ハイライト動画

www.youtube.com

 

 

 

S トレイ・マーシャル

#3 Trey Marshall 6-0 207 シニア Florida State

 

高校ではRivalsから全米14位、ESPNから同48位のセーフティーにランクされ、4つ星の有望選手と評価されていた。

2014年はトゥルー・フレッシュマンで11試合に出場した。主に控えのセーフティーとスペシャルチームでプレイしている。

2015年は開幕から6試合で先発したが、二頭筋を怪我してシーズンエンドになった。ウエイクフォレスト大学戦では11タックルを記録。その週のACC最優秀守備選手に選出されている。

2016年は12試合に出場し、11試合に先発した。その万能さを発揮して、セーフティーの両方とニッケルバック(Star)で使われている。チームで3位の58タックルを記録した。

ミシガン大学と対戦したオレンジボウルでは、第4Qにパント・リターナーの頭部にヒットしたとして反則により退場処分を受けている(動画

2017年は9試合に出場し、7試合に先発した。オレンジボウルの反則により、開幕戦は前半のみ出場停止になっている。44タックル(チーム6位)、1.5ロスタックルを記録した。

 

2016年にスター選手のSダーウィン・ジェームス(2018年1巡)が怪我で長期離脱した際、その穴を埋める助けとなった。

セカンダリーのリーダーであり、試合の流れを変える強烈なヒットで知られている。

プロデイの40ヤード4.54秒は、コンバインだとSの12位にあたる。Sシャトルは4.26秒(5位)、3コーンは7.08秒(9位)、垂直飛び36.5インチ(8位)、立ち幅跳び10フィート5インチ(8位)、ベンチプレス15回(15位)だった。

 

指名予想:7巡~PFA

概要

彼には本能、ボールスキル、カバー能力はないが、激しいタックラーとして、ボックスでラン守備を助けることができる。身長、体重、スピードさえ問題なければ、3日目に指名されるかもしれない。彼にはスピードとスペシャルチームで活躍できる能力があるので、控えのセーフティーとして使えると証明できれば、ロスターに残れるかもしれない。

長所

望まれるレベルのフィジカルさでプレイする。激しいタックラー。相手を両腕でとらえてほぼ確実に仕留める。適切なモーターで追跡する。逃げるRBを捕まえる直線のスピードがある。セーフティーの両方をプレイしており、ライン近くでニッケルとしても使われていた。NFLスペシャルチームをやれる資質がある。

短所

パス守備の生産性はない。キャリア通算でわずか6個のパス妨害、インターセプトはひとつも決めていない。パス・カバーの本能はない。ストライドが大きく、パスを妨害するための短いエリアのクイックネスはない。キャッチポイントに到達するのがを遅い。バランスは平均以下。横に動く時の足が不安定。ブロックを外してアタックするのではなく、ボール・キャリアーが自分の所まで来るのを待つ。

 

  試合 Tackles Sacks TFL FF FR PD INT
2014 11 12 0.0 1.5 0 0 0 0
2015 6 21 1.0 1.0 0 0 1 0
2016 12 58 0.0 2.0 0 0 4 0
2017 9 44 0.0 1.5 0 0 1 0
    135 1.0 6.0 0 0 6 0