ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

ドラフト候補の評価 17

ドラフト候補の評価、17回目。

ダニエル・ジェレマイア氏のトップ50、その2.0版で新たにランクインした選手を確認しておきたいと思います。

今回は、46位のWR D. J. ムーア、48位のOGオースティン・コルベット、50位のDTネイサン・シェパードです。

 

Daniel Jeremiah's top 50 prospects for 2018 NFL Draft 2.0 - NFL.com

 

 

新46位 WR D. J. ムーア

WR D.J. Moore, 6-0, 210, Maryland

分厚く鍛えられたレシーバーで、優れたタフネス、バースト、手腕がある。大学ではアウトサイドとスロットの両方に入っていた。プレス・カバレッジをパワーで突破し、ルートでカットを切る前に守備を騙す方法を知っている。クイックパスを多くキャッチしているが、守備の奥の隙間やオーバー・ザ・トップのパスをキャッチする能力も見せている。ナチュラルにボールを追跡する。下手なパスにうまく対応しプレイを決める。キャッチ後のランでもっとも優れている。日常的にタックルをブレイクし、守備選手をミスさせるか、相手をかわす。競争心はずば抜けている。最終的に、彼が今年のドラフトでベストのレシーバーになったとしても驚きはない。

 

2巡評価。40ヤードは4.42秒。予想されていたよりも身長が高く、コンバインでは、ほぼすべての競技でポジションのトップ5に入る優秀な記録を出しており、評価を大きく上げています。

 

 

新48位 OG オースティン・コルベット

OG Austin Corbett, 6-4, 306, Nevada

大学では レフトタックルに入っていた。プロではガードになると予想している。パスプロでは強いパンチ、堅固な土台、優れたアウェアネスがある。両手をタイトにキープし、いったん捕まえてしまえば相手を操縦しコントロールできる。外からのスピードラッシャーをカバーするのに苦戦することがある。そのためガードに移動することで恩恵を得られる。ラン攻撃ではスナップからの機動がクイックで、コンタクトにおいてヒップをロールして動きを引き起こす。プロスタイルの攻撃に対応するのには時間が必要になるだろうが、キャリアの早いうちにハイクオリティーな先発になれると予想している。

 

3巡くらいの評価。腕の長さは33 1/8インチ。奨学金なしのウォークオンで大学に入り、OGジョエル・ビトーニオ(2014年ブラウンズの2巡)の後任としてレフトタックルをやっていたという話です。

 

 

新50位 DT ネイサン・シェパード

DT Nathan Shepherd, 6-5, 315, Fort Hays State

とてもディスラプティブ(プレイを破壊する)な守備ラインマン。確認したどのテープでも身体的に相手を支配していた。パス守備では少し身体が高いものの、足のクイックネスと上半身の強さでたくさんのプレッシャーを生み出している。まだ未熟な凄まじいパワーがある。ラン守備ではスクリメージで相手を押し返し、バックサイド(反対側)からプレイを決めるスピードと運動能力がある。全体的なプレイのアウェアネス(意識)を向上させる必要がある。ボールを見失うことが多すぎる。まだ未熟だが、3ダウンのインテリア守備選手としてものすごい伸びしろがある。

 

4巡くらいの評価。コンバインで注目を集めていたようです。Fort Hays Stateはカンザス州にある大学で、NCAAディビジョンIIのMIAAカンファレンスに所属しており、シェパードは2017年のカンファレンス守備MVPに選ばれています。

 

 

 

今回でトップ50(1.0/2.0版)の紹介は終了となります。

今後は新バージョンで新たに選手が追加されたら紹介したいと思っています。