ブロ研 [ブロンコス研究所]

NFL DENVER BRONCOS について独自研究を行うブログ

ドラフト候補の評価 16

ドラフト候補の評価、16回目。

ダニエル・ジェレマイア氏のトップ50、その2.0版で新たにランクインした選手を確認しておきたいと思います。

今回は、25位のOGウィル・ヘルナンデス、30位のSジェシー・ベイツ、42位のDT B.J.ヒルです。

 

Daniel Jeremiah's top 50 prospects for 2018 NFL Draft 2.0 - NFL.com

 

 

新25位 OG ウィル・ヘルナンデス

OG Will Hernandez, 6-2 3/8, 327, UTEP

このポジションとしては平均的な身長に、とても分厚く鍛えられた体格をしている。大学ではレフトガードに入っていて、ラン攻撃で完全に支配していた。スタンスからの機動がクイックで、アタックのポイントにおいて、上半身の強さを使って守備選手をねじり投げ捨てる。インサイド・ポジションとレバレッジを保つためにうまく両手を使う。パスプロではブルラッシュに対抗できる土台のパワーがあり、アスレチックな守備選手に対応できる驚きのクイックネスもある。カバーされてない時にはいくつかすごいノックダウンを決めている。いつでも他に何かやることがないかを探している。全体として、彼はラン攻撃のテンポセッターであり、パス攻撃においても十分以上にやっている。シニアボウルとコンバインで素晴らしかった。

 

1~2巡評価。腕の長さは32インチ。ベンチプレス37回。ブロンコスの新C/OGコーチは昨年までUTEPのヘッドコーチをやっていたので、ヘルナンデスは教え子になります。1巡下位から2巡での指名候補になるかもしれませんね。

 

 

新30位 S ジェシー・ベイツ

S Jessie Bates, 6-1 1/8, 200, Wake Forest

長身で引き締まった体格のセーフティー。ディープミドルからの優れた守備範囲、本能、ボールスキルがあり、スロットでマッチアップできる能力も見せている。流れるようなアスリートで、ミスをカバーできるスピードもある。ラン守備では読みと反応がクイックで、走路をふさぐ。低い体勢で、相手をつかまえるドラッグ・タックラーであり、テープではいくつかミスが見られる。強さが足りない時がある。全体として、フィールドのミドルを守るとてもアスレチックな守備選手で、スロットをカバーできる万能さがある。プロボウルを狙える選手としてすぐに頭角を現すはずだ。

 

2巡くらいの評価。40ヤードは4.50秒。パントリターナーも少しやっていたそうです。

 

 

新42位 DT B. J. ヒル

DT B.J. Hill, 6-4, 311, N.C. State

大学では守備タックルに入っていた。肩幅が広く、筋肉の付いた分厚い体格をしている。ラン守備ではアタックのポイントにおいて、バランスとパワーでプレイし、ペネトレイト(侵入)してプレイを邪魔するクイックネスも見せている。相手を追いかける努力は素晴らしい。パスラッシャーとしてはクイックなスラップやリップムーブがあり、たくさんのプレッシャーを生み出している。サック数こそ少ないが、いずれ数字は出てくると思う。とてもアスレチックな選手で、まだまだ伸びしろもある。

 

3巡くらいの評価。シニアボウルの練習で評価を上げたようで、ブロンコスのコーチたちが指揮したノース・チームに入っていました。

 

 

 

次がラストになります