ドラフト候補の評価、13回目。
ダニエル・ジェレマイア氏のトップ50(1.0版)から、ブロンコスが指名するかもしれない選手を確認しています。
43位はQB編で紹介済み。
今回は、42位のOTタイレル・クロスビー、44位のOTブライアン・オニール、45位のWRコートランド・サットンです。
Daniel Jeremiah's top 50 prospects for 2018 NFL Draft - NFL.com
42位 OT タイレル・クロスビー
OT Tyrell Crosby, 6-4 5/8, 309, Oregon
大学ではレフトタックルに入っていた。サイズ、パワー、本能のナイスなブレンドがある。パスプロでは上半身のクイックネスはないものの、うまく正対し続け、両手を突いて相手を操縦する。エリートのスピード・ラッシャーには苦戦するだろうが、ライトタックルに移動することで恩恵を得られると思う。ラン攻撃では活躍できる。ダウンブロックでは常に動きを生み出しており、相手をぶちのめすナスティ(卑劣)さもある。セカンドレベルに上がった時のアングルが良く、LBをつかまえてコントロールする。もう少しアスレチックだと良いのだが、プロで確かなライトタックルになれるスキルをすべて備えている。
腕の長さは35 2/8インチ。2巡くらいの評価かなと思います。ブロンコスはライトタックルが穴になっているので、指名候補になるかもしれませんね。
44位 OT ブライアン・オニール
OT Brian O'Neill, 6-7, 297, Pittsburgh
とても興味深いレフトタックル。元タイトエンドで、良いサイズと優れたクイックネスがある。パスプロではスタンスからの機動がとてもクイック。ワイドにキックアウトして、スピードラッシャーに対応できる能力を見せている。正しく両手を突き出す時には、相手を操縦しコントロールできる。膝の曲げとレバレッジを向上させる必要がある。守備選手に懐に入られると、重心を落としてパワーラッシャーに対抗するのに苦戦する。ツイストやブリッツに対する意識がとても高い。ラン攻撃では、プルとコンボのブロックで活躍する。彼のクイックネスはもっとも優れた資質である。大学では何度かポールをキャッチしており、スピードと運動能力を見せている。もっと強くなり、膝の曲げを向上させる必要はあるが、彼はレフトタックルの先発になれるはずだ。
2巡くらいの評価。腕の長さは34 1/8インチ、40ヤードはポジション最速の4.82秒となってます。シニアボウルの練習で苦戦して評価を落としていたようです。
45位 WR コートランド・サットン
WR Courtland Sutton, 6-3 3/8, 218, SMU
大きくてフィジカルなレシーバー。大学では主にアウトサイドに入っていたが、スロットも経験している。上半身の強さでプレス・カバレッジを打ち負かす。ルートランナーとしては歩幅が広く、相手をセパレートするのに苦労する。キャッチできる範囲がものすごく大きく、(タルサ戦でのワンハンド・キャッチなど)ハイポイントでボールをキャッチする能力がある。キャッチした後のバーストや細かい動きはないが、パワーでタックラーを押しきる。理想的な爆発力や洗練されたルートのランは欠いているものの、彼のサイズ、強さ、ボールスキルのコンビネーションは、対戦相手にとって脅威になるはずだ。
2巡くらいの評価。40ヤードは4.54秒。大きいサイズの選手としては、3コーンの6.57秒、ショートシャトルの4.11秒は優秀な記録となっています。
ブロンコスはFAになるQBケイス・キーナム(バイキングス)との契約に合意したようですね。2年36ミリオンと言われています。
これで1巡5位のQB指名はなくなったという話もありますけど、はたしてどうなのか。トレードダウンの可能性も含めて、今後の動きが面白くなりそうです。